自衛隊ニュース

ゲッキーのイラスト

防衛省・自衛隊
地方協力本部

写真=偽装(ドーラン)を体験


ドーラン体験

<鹿児島>

 鹿児島地方協力本部国分地域事務所(所長・迫口真也1陸尉)は5月27~29日の間、陸自国分駐屯地において職場体験学習支援を実施した。これは、学校教育に協力して、中学校からのニーズに基づき、自衛隊という職業への理解、興味・関心の向上及び親近感を醸成するのが狙いで、姶良市立重富中学校の3年生14名(男子14名、女子1名)が参加した。

 「基本教練」、「手旗信号」、「ロープ結索法」、「徒歩行進訓練」、「装備品展示及び体験試乗」、「偽装(ドーラン)」、「救急法」、「格闘」など3日間の日程を通じて、さまざまな模擬訓練を体験してもらった。

 「職業講話」では自衛隊の役割、陸・海・空の活動内容、災害派遣活動のDVD視聴(東日本大震災等)を交えながら実施し、崇高な任務を持つ自衛隊の職業観及び魅力を最大限アピール。自衛隊への理解を促進するとともに将来の進路の一助となり得ることを周知することができた。

 生徒からは「3日間、本当に楽しかった。自衛隊を選んでよかった」、「訓練を体験でき、とても良い経験になりました。自衛隊にさらに興味を持ちました」、「職場体験では陸上のことだけと思っていましたが、海上の手旗信号や航空の話も聞け色々と学ぶことができてよかったです」、「救急法の人命救助の仕方や自分が助かるロープの結び方は今後生かしていきたい」、「重い荷物を持って歩くことの大変さが身に染みてわかりました。初めての化粧がドーランになりました」と多くの感想が聞かれた。

 「将来、皆さんのような立派な自衛官になりたいです」などと熱心に決意表明する生徒も散見された。

 国分地域事務所は、引き続きあらゆる機会を通じて魅力的な広報に努め、防衛基盤の拡充を図るとともにより多くの募集対象者に職業としての自衛隊の魅力を発信していく。


C2も見学

<鳥取>

 鳥取地方協力本部(本部長・進藤將宗1陸佐)は5月30日、鳥取港、賀露海岸及び鳥取空港において、鳥取県危機管理部が実施した防災訓練に協力した。

 防災訓練には海自の輸送艦「しもきた」及びエアクッション艇(LCAC)、空自のC2輸送機、陸自の野外入浴セット2型や3・1/2トン水タンク車、高機動車等が参加した。

 大規模地震による道路被害を想定し、海上・航空アセットを活用した緊急支援物資等の輸送について、対応能力の向上を図る目的で実施された。

 海路での訓練は鳥取港で実施。LCACに自衛隊、消防、日本赤十字社の車両を積載、LCACが輸送艦「しもきた」から発進して海上を機動後、賀露海岸においてビーチングを行い、各積載車両の揚陸を行うという手順で行われた。

 空路での訓練は、美保基地で高機動車を積載したC2輸送機が鳥取砂丘コナン空港に着陸し、そこで卸下した高機動車によって支援物資を避難所まで輸送するという手順で実施された。

 訓練は自衛隊の協力により地域としては異例ともいえる大規模なものとなり、県内では大きな話題となった。

 訓練に併せて鳥取地本の企画により、県内の高校生や自治体関係者約200名に防災教育として、自衛隊装備品の見学、LCACへの搭乗及び戦闘糧食の喫食を体験してもらった。

 参加者からは「初めて知ったことや初めて見る乗り物などがあって楽しかった」、「災害が起きても自衛隊が助けてくれることが分かった」、「ごはんがおいしかった」など好意的な意見が多く寄せられた。

 県や近傍駐屯地・基地等との連携によって防災訓練は成功を収め、鳥取県民の防災意識向上に寄与することができた。今後も県及び県民と自衛隊の懸け橋となりつつ、募集目標達成にむけて各機関と引き続き協力しながら一致団結して自衛隊志願者の増加に邁進していく。


ポスター競う

<福井>

 福井地方協力本部(本部長・大宅学1海佐)は5月30日、福井県春山合同庁舎において「令和7年度自衛隊福井地方協力本部募集広報ポスター選考会」の表彰式を実施した=写真。

 これは福井情報ITクリエイター専門学校(大原学園福井校)の学生に、募集広報ポスターの作成を毎年依頼しているもので、学校側も授業の一環として本選考会を学生の能力向上の機会と捉え、積極的に協力している。

 今年も全15作品と多くの応募があり、地本部員及び福井県の入隊・入校予定者による投票の結果、高山有希さんが最優秀賞、山本崇斗さんと栗塚優奈さんが優秀賞に選ばれた。

 当日は同専門学校の多田慶一郎講師引率のもと、受賞者3名が緊張した様子で表彰式に参加した。「自衛隊は格好良いという印象があり、その格好良さを作品で表現した。最優秀賞に選出していただき光栄です」(高山さん)、「日常の暮らしを守る優しい自衛隊をイメージして作成した」(山本さん)、「自衛隊に対しては厳しい印象を持っていたが、陸海空自衛隊基地等を見学した際に対応してくれた自衛官が優しく印象が変わった。その優しい印象を表現したくて漫画調に作成した」(栗塚さん)と作品に込めた思いを述べた。

 受賞した3作品は、県内の商業施設や公民館等に掲示され、自衛隊の広報活動に活用される。


DM表彰式

<兵庫>

 兵庫地方協力本部西宮地域事務所(所長・後藤田浩示1陸尉)は5月23日、兵庫県立西宮南高校においてDMデザインコンテストの表彰式を実施した。

 本コンテストは学校広報の一環として兵庫地本が主催したもので、学生を中心に作品を公募し、最優秀作品をDMのデザインに使用する企画である。

 今回はSNSでの公募に対して多数の応募があり、その中から県立西宮南高校3年生の作品が最優秀作品賞に選出され、兵庫地方協力本部長が同校での全校集会の場で表彰を行った。

 最優秀作品賞に選ばれた生徒からは「大変うれしいです」、「全校生徒の前での表彰は緊張した」、「自衛官を進路の選択肢として考えたい」などの声を聞くことができた。

 校長からも「本校の生徒が表彰され大変光栄です。生徒たちに自衛隊の存在を周知できて良かった。今後も防災学習など自衛隊と連携していきたい」などのうれしい言葉を頂いた。

 兵庫地本は、引き続き学校でのイベント等の積極的な参加を通じて自衛隊の魅力を発信するとともに、自衛官という職業に興味を持ってもらえるようさらなる広報に努めていく。


防災教育を

<栃木>

 栃木地方協力本部大田原地域事務所(所長・松田1陸尉)は6月7日、国際医療福祉大学大田原キャンパスにおいて防災教育を実施した。

 参加したのは同校の学生約20名。防災に関する講話及び応急救護に関する実技指導を行い、防災講話では自然災害発生時における自助・共助の重要性や日頃からの備えの必要性について説明した。

 実習では日常の身近な物品を活用した応急救護として、毛布と物干し竿等を活用した簡易担架の作成及びタオルを活用した止血の方法など道具を使用しながら体験し、災害時における応急救護の重要性とその実用性を学んだ。大田原地域事務所は今後も、災害に対する備えと応急救護能力を高めて行けるよう教育を普及していく。


CH47J搭乗

<新潟>

 新潟地方協力本部(本部長・村岡史朗1陸佐)は5月24日、空自新潟分屯基地(司令・景浦浩2空佐)においてCH47J輸送ヘリコプターの体験搭乗を行った。入間ヘリコプター空輸隊の協力を得て行ったもので募集対象者や保護者、援護協力者ら30名が参加した。

 参加者は体育館でパイロットからヘリコプターの役割や説明を聞き、搭乗する際の注意事項や安全教育を受け知識を深めた。格納庫へ移動し搭乗手続きを済ませドッグタグと呼ばれる認識票を受け取ると、搭乗への期待が一気に高まった。

 隊員の誘導でエプロン地区に進入し搭乗口に向かう際、想像以上のエンジン音の大きさやプロペラの回転によって吹き下ろされるダウンウォッシュの強さに驚いた様子も見せた。

 飛行は新潟市の中心街を1周するルートで、参加者は普段とは違う目線から眺める青い日本海や中心街の景観に心を奪われていた。窓から写真を撮ったり、自宅の位置を確認する様子も見られたほか、貴重なコックピットも間近で見学するなど、約20分間の空の旅を存分に満喫した。

 搭乗後は格納庫で救難隊員による説明を受けながら救難装備品やUH60J、U125Aの展示を順に見学し、最後にヘリコプター隊への応援メッセージや感想などを寄せ書きに書き込んで体験搭乗を終了した。

 参加者は「今日はヘリに乗るのを楽しみに来ましたが、救助ヘリや捜索機まで見せていただき、航空自衛隊をより深く知ることができました」と内容の濃いプログラムに満足した表情を見せた。

 新潟地本は今後も他部隊と連携し魅力的な広報活動を行い、自衛隊への親近感の醸成を図る。

紙面一覧
紙面一覧
close