自衛隊ニュース
第2の人生に向けて、バス・トラック等運転体験
写真=バス運転を体験する隊員
<帯広地本>
帯広地方協力本部(本部長・佐藤靖倫1陸佐)は9月26日、国土交通省北海道運輸局帯広運輸支局との共催により「バス・トラック運転体験及び就職相談会」を開催した。
本事業は、退職予定自衛官に運輸業に対する理解を促進させて職業選択の資とさせるとともに、運輸業社の深刻な人手不足の解消を目的としている。
今回は、十勝管内のバス会社6社、タクシー会社2社及び運送会社3社の協力を得て開催。若年定年退職予定隊員16名が参加した。
バス・トラック運転体験においては、大型バス及び大型トラックを参加隊員が実際に運転免許試験場内に設定したコースを運転走行し、交差点での右左折等を体験した。また、就職相談会においては、各社の担当者から具体的な業務内容等について説明を受けた。
本イベント終了後、参加隊員から「運輸業の方々の熱量が伝わり、退職自衛官を戦力として求めてくれていることに感謝」、「貴重な体験ができました。今後もぜひ継続してもらいたいと思います」等の意見が、参加各社からは「真剣に聞いていただき働く意欲を感じた」との意見がそれぞれ寄せらせた。
帯広地本は、退職予定隊員が再就職に向けて万全の態勢がとれるよう、隊員に寄り添った援助を行っていく。
<群馬地本>
群馬地方協力本部(本部長・上野和人防衛事務官)はこのほど、第12旅団相馬原自動車教習所において「バス・タクシー・トラック運転体験会」を開催した。
本運転体験会は、令和6年6月に国土交通省と防衛省並びに自動車運送業等との間での、自動車運送業等及び自衛隊における人材確保の取り組みに係る申し合せを受け、国土交通省関東運輸局群馬運輸支局と群馬地本が共催し、自動車運送業界の参加を得て開催した。
これは、退職自衛官が自衛隊で培った知識・技能・経験を活かせる再就職先の拡充にも資するものであり、当日は業界への理解を深めるための「業界説明会」と実際の車両を用いた「運転体験会」を実施し、25名の隊員が参加した。
業界説明会では、群馬県バス協会、群馬県タクシー協会、群馬県トラック協会及び群馬県自動車整備振興会から、再就職した場合のイメージを描くために、それぞれの特徴や働き方、福利厚生などについて説明が行われた。
教習コースで行われた運転体験会では、業界関係者が車両に同乗し、運転時の注意事項や備え付け機器の説明を受けながら、バス・タクシー・トラックの運転体験を1人10分程度行った。
参加者からは「定年後の就職について不安なことがいろいろありましたが、今回の体験会に参加して選択肢が増えて少し安心することができました」、「物流や公共交通に関する仕事への理解が深まりました」、「日頃の体調管理や運行管理の徹底ぶりを知り、プロとしての誇り高い姿に深く感銘を受けました」、「退職後はインフラを支える一員として働いて行きたいと感じました」などの感想が寄せられた。
群馬地本は、今後も自衛官が退職後の生活に不安を感じず、安心して任務に精励できるよう就職援護活動に邁進する。