自衛隊ニュース

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オリエントシールド26に参加
病院計画訓練を実施<札幌病院>

写真=病棟収容後の患者観察


 自衛隊札幌病院(病院長・菊池勇一陸将)は、令和8年度米豪陸軍との共同衛生訓練「オリエントシールド26」に参加し、11旅団が開設した収容所において共同治療能力とDCS(ダメージコントロール手術)の技能向上を図るとともに、本訓練の基盤を活用した、病院計画に基づく航空後送患者受入訓練を実施した。

 訓練では、UH-1からの緊急患者の卸下及び搬送要領を演練するとともに、方面衛生隊及び航空科との協働による対応要領の構築及び連携の強化を図った。院内においては、指揮所から救急外来、検査部門、病棟、手術室に至るまで、治療・収容に関わる各部門間の切れ目のない情報共有を図った。また、患者の容態変化や治療状況に応じ、受け入れから手術準備、病棟受け入れ、患者管理に至る一連の対応を確実かつ円滑に実施できるよう、実践的な訓練を重ねた。

 自衛隊札幌病院は、北方衛生科の中核として、また自衛隊地区病院の代表として、いつ、いかなる任務が付与されても即応し得る組織を創造するため、引き続き訓練を積み重ね、その成果を発信していく。

九都県市総合防災訓練
<第1師団>

写真=消防隊員と現場で連携要領を確認


 第1師団(師団長・富崎隆志陸将)は8月29日及び9月1日の両日、埼玉県及び神奈川県で実施した第47回九都県市総合防災訓練に第32普通科連隊と第1飛行隊を参加させた。

 本訓練は昭和55年に六都県市による訓練として実施され、平成22年からは現在の九都県市(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、相模原市)による総合防災訓練として実施されている。

 埼玉会場である埼玉県熊谷スポーツ文化公園では、合同指揮本部の設置・運営を実施し、自治体や消防、警察などの関係機関と被害状況等を共有したうえで、災害対処に向けた諸調整を行った。救出救助訓練では会場に設置された模擬家屋において、人命救助セットのエンジンカッターを使用して倒壊建物の壁を切断し、救出活動を行うなど現場の状況に応じた救出要領を演練した。

 神奈川会場である神奈川県総合防災訓練センターでは「ビッグレスキューかながわ」と称し、大規模な訓練が実施された。この中で第1飛行隊は第31普通科連隊の隊員によるリぺリング降下を支援し、災害対処活動の能力向上に大きく貢献した。

 両会場での訓練を通じ自治体、消防、警察等の関係機関との連携要領を演練し、大規模災害発生時の迅速かつ的確な活動に必要な手順を確認した。訓練の成果を今後の教育・訓練に反映し、災害対処能力向上につなげていく。

韓国3士官学校と交流
<陸自幹部候補生学校>

写真=記念Tシャツを手にする3士官学校の生徒と共に


 陸上自衛隊幹部候補生学校(学校長・香川賢士陸将補=前川原)は、9月2日から3日の2日間、韓国陸軍3士官学校(学校長・朴鎮熙少将)の研修を受け入れた。3士官学校は、韓国陸軍初級将校を育成するため一般大学2年以上の学歴を有する者が3年生から編入し、一般教養及び軍事訓練を精励している学校であり、本研修は平成20年から始まった。

 当日、3士官学校長以下職員及び生徒を防大・一般大卒の候補生が盛大に出迎え、スポーツ交流として、幹部候補生学校の伝統訓練である「剛健綱引き」や「800Mリレー」、「二人三脚リレー」を両国混成のチームに編成して競い合い、親睦を深めた。

 その後の夕食会では、韓国語や英語でコミュニケーションを図り、互いの文化や校風を知り、また同じ幹部候補生としての志を共有する貴重な機会となった。また、今後も絶やすことなく本交流を継続・発展させ、日韓陸軍種の関係強化に寄与することについて、認識を共有した。

 幹部候補生学校は、引き続き、強靭な幹部候補生の育成に努めるとともに、日韓両国の架け橋となり、更なる友好と信頼関係の醸成に寄与していく。

やっと手にした
「防大留学卒業生バッジ」

写真=山本大使とヨン卒業生


 9月16日、東ティモールの日本大使公邸で「防衛大学校留学卒業生バッジ授与式」が行われ、日本政府を代表して山本恭司大使から当日出席した東ティモールからの防大留学卒業生7名に授与された。(1名は、インド出張中のため欠席、後日、山本大使が授与)。授与式には、日本東ティモール協会会長の北原夫妻と現地出張中の内局の持田貴雄氏、陸幕の吉水憲太郎1佐(防大出身)ら4名も出席した。

 これは、「防大留学卒業生バッジ」を受けとっていない留学卒業生がいることを知った北原氏が防衛大学校に伝えたことにより実現されたもので、北原氏が吉田圭秀学校長からバッジを預かり、東ティモールに届けた。

 東ティモールから防大への留学は東ティモール国軍の将来を担う幹部人材の育成という防衛協力の一環として2010年から始まっており、現在も受け入れが続いている。授与式では、防大出身の吉水1佐が先輩として卒業生を激励。国境を越えた同窓生の絆を感じさせた。

 また、吉田学校長からは山本大使への感謝とともに「東ティモールの防大留学卒業生の諸君には、防大卒業生の誇りを胸に、民主国家東ティモールの軍隊F‐FDTLを担う士官として、リーダーシップを発揮して行くことを期待し、エールを送ります」などとメッセージが届いた。


「バッジには日本で学んだ考え方や

価値や経験が詰まっている」


 そして、防大60期のジョナツ・ヨン卒業生は、「防大に留学することで、日本の文化や伝統を、より深く知ることが出来ました。何事にも一生懸命に取り組み、あきらめずに努力することの大切さも学びました」と振り返るとともに、「この式典は、ただバッジを頂くだけのものではないと、自分たちは思っております。このバッジには、私たちが日本で過ごした時間、日本で学んだ考え方や価値や経験が詰まっており、それらをこれからも大切にしていくという私たちの覚悟も表しています。防衛大学校の卒業生である私たちは、日本の友人や仲間との繋がりを大切にし、東ティモールだけでなく、世界の平和に貢献できるよう努めて参ります」などと述べ、卒業後も日本との繋がりを大切にしていく決意を語った。

開封は2100年!100年タイムカプセル
<第13旅団>

写真=毎年建立日に合わせて清掃を行う


 第13旅団(旅団長・橋爪良友陸将補)司令部が管理する「100年タイムカプセル」について紹介する。

 1999年(平成11年)3月、陸上自衛隊第13師団は第13旅団へと改編した。その改編を記念して建立された師団記念碑には、未来へ想いを託すタイムカプセルが埋設されている。

 タイムカプセルの中には、当時の訓練や行事の写真、記念石碑建立に賛同した隊員の名簿などが収められており、27年という年月が経過した今も、隊員の心の中の「国の平和を守る」という想いに変わりはない。

 開封は何と100年後の2100年‼

 数十年後の隊員のみなさんが、この時代にも同じ志で任務に向き合った仲間がいたことに思いを馳せてもらえるよう維持管理をしていくとともに、部隊の伝統を継承、進化していく事を誓い紹介とさせていただく。

「防人」応援隊

写真コンテストで最高賞
<入間つばさ会>

 入間つばさ会写真部の若林弘勝副部長が、第22回秋山庄太郎「花」写真コンテストで、最高賞のグランプリ(秋山庄太郎賞)を受賞した。全国から約2500点の応募があった今回のコンテスト。若林副部長は過去にも2度入選しており、今回、見事に最高賞を射止めた。

 受賞作品を含むグランプリ・特選・準特選の50作品は、東京都港区の秋山庄太郎写真芸術館で展示される。

【受賞作品展】

〇会期:2026年10月11日(日)~11月3日(火・祝)

〇会場:秋山庄太郎写真芸術館第1展示室(東京都港区南青山4‐18‐9)

〇開館日:金・土・日・祝日

〇開館時間:11時~16時30分

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