自衛隊ニュース

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勇壮華麗な演奏で魅了
~第9音楽隊第47回定期演奏会~

「雪かきで疲れていたが、元気をもらえた」

 第9師団(師団長・松永康則陸将=青森)は、2月14・15日の両日、リンクステーションホール青森において、陸上自衛隊第9音楽隊第47回定期演奏会を実施した。これは、師団に対する信頼感の醸成と理解の促進、及び募集への寄与を目的として行われ、今年の青森市内は災害級の大雪で足元の悪い中ではあったが、多くの来場者で会場は賑わった。

 演奏会は2部構成で行われ、第1部は【百年祭序曲/J.バーンズ】を皮切りに4曲を、第2部では【オリエント急行/J.P.スパーク】といった楽曲を勇壮華麗に演奏し観衆を魅了した。中でも初演となった、上野学園短期大学の福田特任教授が作曲した、第9音楽隊創隊50周年委嘱作品【よろこびのうた‐棟方志功に捧ぐ/福田洋介】や、会場と一体となった【津軽メドレー】では、割れんばかりの拍手をいただき、演奏会は盛況のうちに幕を閉じた。

 来場者からは、「雪かきで疲れていたが元気をもらえた」募集対象者からは、「吹奏楽部ですが音楽隊員に憧れます」等の声が聞かれた。

 第9師団はこれからも、地域との絆を大切にしつつ訓練に励み、任務遂行能力の向上に邁進する。

機略縦横(112)

Work Life Harmony

舞鶴地方隊先任伍長
准海尉 織田 陽介

 京都府舞鶴市は、舞鶴地方総監部と第八管区海上保安本部という海上警備の拠点と、第4術科学校、舞鶴教育隊と海上保安学校という両組織の教育機関が所在する日本で唯一の街です。

 また、舞鶴地方総監部は、日本海側唯一の地方総監部です。日本海側の海上自衛隊の窓口としての役割も担っていることから、各海上保安本部と協力して日本海側を警備するために両組織間の交流、調和も非常に大切であり、平素から共同訓練等を通じ意思疎通を図っています。

 更に、隊員が任務に専念できる環境を創り出すために、舞鶴市等の行政機関のみならず、市民の理解と協力を得ることも必要だと考えています。

 防災訓練以外でも行政機関が主催する各種イベントで協力するのもよし、個人として地域住民の方と趣味で繋がるのもよし、ボランティアで協力するのもよし、と手段は多種多様にあると思います。私人としての時間も重要であり、任務との調和を図ることが肝要です。

 仕事と私生活の両立を「WLB」と言いますが、そこに交流、調和をとり「Work Life Harmony」を実践していけば、単に仕事だけではなく、私人としてもより強固な協力関係が作られるとともに、意思疎通が深化でき、ひいては防衛力強化に繋げられると考えています。

 日本が日本らしくあるために、時代、組織形態が変わろうとも、大切に守らなければならないものは同じです。引き続き、私も調和しながら舞鶴の隊員とともに防衛の一端を担っていきたいと思います。

 最後に、防衛ホーム「機略縦横」への寄稿の機会を頂き感謝申し上げます。

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