自衛隊ニュース
二十歳の覚悟と誓いを新たに
写真=全力で綱を引く二十歳の隊員たち<北千歳>
10式戦車と綱引き<北千歳>
北千歳駐屯地(司令・井上亙陸将補)は、1月16日、北千歳駐屯地体育館において「令和8年北千歳駐屯地二十歳の集い」を挙行した。
千歳地方防衛協会会長(横田市長)はじめ協力団体等ご来賓及び隊員ご家族・駐屯地各部隊長等が見守る中、二十歳の隊員32名にとって夢と希望に満ちた新たなスタートにふさわしい式典となった。
駐屯地司令は、二十歳の隊員に対し「自分自身が関わったすべての人に対して感謝の心を持つこと」「目標を持つこと」「社会の一員として周囲の人と自分自身を大切にすること」等、人生のアドバイスとお祝いの言葉を贈った。
第101特科直接支援大隊の作道3曹と第71戦車連隊の中野士長が二十歳の隊員を代表して、「今日まで私たちを大切に育ててくれた両親と、日々私たちの成長のために愛情あふれるご指導をいただいております部隊の方々に対する感謝を忘れずに、国民から常に信頼される自衛官を目指し日々精進します」と力強く決意の言葉を述べた。
また、10式戦車(重さ44トン)との綱引きに挑戦し、二十歳の隊員のみではびくともしなかった戦車が、先輩隊員やご来賓の方々の協力を得て動き始めると周囲から声援が上がり、二十歳の隊員たちから笑顔と元気が溢れ
笑顔広がる<12旅団>
第12旅団(旅団長・栁裕樹陸将補=相馬原)隷下部隊は晴れて成人の日を迎えた。1月中旬、各駐屯地(相馬原・高田・松本・新発田・新町)において二十歳を祝う会を行った。
各駐屯地では、地方協力団隊等を来賓に迎えて隊員は社会人としての自覚と抱負を新たに誓い、相馬原駐屯地では、隊員一人一人が力強い書き初めを実施し意気込みを示した。
松本駐屯地では決意表明を込めた紙飛行機を飛ばした。また、「大人のたしなみ教室」も開き二十歳の隊員たちが華道・作法を学んだ。
各駐屯地で笑顔が広がる記念日となり、若い力が組織を支える存在であることを再確認した。今後の成長と活躍を期待する。
大人の自覚持つ<美幌>
美幌駐屯地(司令・白鷹聖也1陸佐)は1月14日、同駐屯地幹部食堂において、二十歳になる4名の隊員に対し、祝賀会食を実施して祝意を表すとともに二十歳としての自覚及び自立心を振作させることを目的に「美幌駐屯地二十歳を祝う会」を実施した。
本行事では、当初これまでの20年間の世の中の出来事を振り返った後、二十歳になった隊員のご家族からのお祝いメッセージ、隊員からご家族への感謝のメッセージが読み上げられた。ご子息・ご息女を想う愛情溢れるご家族からのメッセージに対しては、思わず涙を滲ませる隊員も見受けられ、会場全体が家族を想う優しい空気に包まれた。
祝賀会食終了後、執行者の白鷹司令は「皆の前には可能性に満ち溢れた未来が広がっている。失敗を恐れることなく何度でも挑戦し、自らの思い描く理想の自分を実現してもらいたい」と祝辞を述べた。
来賓を代表して美幌地方自衛隊協力会の平野浩司会長(美幌町長)からは「笑顔でありがとうという感謝の心を持ってもらいたい」と祝辞が贈られ、陸上自衛隊美幌駐屯部隊充実整備期成会からの記念品が贈呈がされた。
引き続き、新たに二十歳となる隊員を代表して第5後方支援隊即応機動直接支援中隊の神力椿3曹がお礼と決意の言葉として「大人としての自覚を持ち、責任ある社会人、自衛官として歩んでいくことをここに誓います」と述べた。
最後に駐屯地最先任上級曹長・松本浩紀准陸尉から結びの言葉とともに、二十歳となる隊員の活躍を参加者全員で祈念して式は終了した。
謙虚と感謝忘れずに<倶知安>
倶知安駐屯地(司令・田中保和2陸佐)は1月16日、駐屯地体育館において、新たに二十歳を迎える隊員の門出を祝う「二十歳の集い」を開催した。
本行事は、倶知安町自衛隊協力会会長の文字一志倶知安町長をはじめとする関係協力機関の来賓並びに隊員家族を招き行われ、駐屯地の隊員が見守る中、「新二十歳」となる隊員4名を祝福した。
田中司令は式辞でお祝いと労いの言葉を述べるとともに、二十歳に伴う「責任」について言及し、「いついかなるとき・ことについても『責任を必ず果たす』こと」を要望し、また、「二十歳を迎えた皆さんには無限の可能性がある。皆大いに夢を描き、様々なことに臆することなくチャレンジし、素晴らしい人生、そして自衛隊生活を歩んで欲しい。越えられない困難はない。皆は一人ではなく、家族、友人、ご来賓、そして部隊の皆がそばにいて、必ず力になってくれる。『謙虚と感謝』を片時も忘れないように。これからの自衛隊、日本を頼んだぞ!」と力強い激励の言葉を贈った。
新二十歳の隊員は、それに応えるようそれぞれ抱負として夢や目標を溌溂と述べ、そして田中司令の式辞にもあった「感謝」の気持ちを家族へと伝えた。
立派に成長した隊員の姿と言葉に、参列した隊員家族が涙ぐむ様子もみられ、会場は暖かな雰囲気に包まれた。これからの時代を担う隊員たちの新たな決意、新たな門出に対し大きな拍手が送られ、行事は締めくくられた。
誰かを支えるために<滝ヶ原>
滝ヶ原駐屯地(司令・山口勝1陸佐)は1月14日、駐屯地20歳の集いを実施し、人生における大きな節目を迎えた隊員の門出を祝福した。
今年度20歳を迎えた26名の隊員が、駐屯地朝礼において、全隊員の前で一人ひとり力強い決意表明を行い、その後、玉穂地区忠霊塔において同地周辺の清掃奉仕活動を実施した。この活動は駐屯地成人行事の一環として行われているもので、社会人としての自覚を助長するとともに、自衛官としての使命感を涵養することを目的としており平成25年から続けられている。
玉穂郷友会、遺族会の方々の清掃指導を受けながら、明治以降の戦争において尊い命を落とされた103柱が祀られている高さ約7メートルの忠霊塔および戦没者のご芳名が刻まれた石碑の汚れを丁寧に落とすとともに同地区の清掃を約1時間かけて実施した。
清掃終了後、駐屯地司令からは、「自分のために生きるということはもちろん大切だが、ここに眠る英霊たちのように『誰かを支えるために、誰かを生かすために生きる』ということの崇高な使命を、この節目に今一度考え、今後、家族の一員として、地域の一員として、そして自衛官としてどう生きていくかを考えるきっかけとしてほしい」と、祝福と激励の言葉が贈られた。
忠霊塔清掃に引き続き行われた記念会食では、滝ヶ原自衛隊協力会の村松会長から「今後の皆さんの行動は自由とともに責任が伴います。一人の社会人としての自覚をもって、今後の活躍を期待しています」とご祝辞をいただき、隊員を代表して普教連2中隊の天野士長が「まだ二十歳と未熟な私たちではありますが、本日ここに立っている気持ち、初心を忘れずにそれぞれの持ち場で精進していきたいと思います」と決意を新たに力強く語った。
桜の木を植樹<守山>
守山駐屯地(司令・黒羽明陸将補)は、1月15日、駐屯地において二十歳の門出を迎える隊員を祝福するとともに激励し、部隊の団結強化及び隊員の士気高揚を図ることを目的として「二十歳の集い」実施した。
はじめに、慰霊碑において二十歳を迎えたことを報告し、礼拝を行った後、初めてとなる記念植樹として桜の木を植樹した。
この記念植樹は、これからの歩みが健やかに続くこと、そして部隊の発展と隊員一人ひとりの成長を願い、その想いを後世に残す象徴として実施した。
また、記念行事では、祝辞のほか、守山区長代理及び駐屯地協力会会長から記念品の贈呈が行われ、隊員による決意表明が実施された。その内容は、家族への感謝や尊敬する部隊の先輩への想いが語られるなど、温かく心に残るひとときとなった。このほか、音楽隊による記念演奏が披露され会場は、一体感に包まれた。
祝賀会食では、二十歳を迎えた隊員から家族や関係者に対するお礼の謝辞が述べられ、温かい雰囲気の中で歓談が行われた。行事の最後には家族との時間が設けられ、記念撮影や近況報告を行い、思い出深い一日となった。