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写真=一斉にスタートする1区走者(海自提供)
第1回海自持続走競う
18チーム参加し〝駅伝〟つなぐ
優勝 横須賀A 準優勝 呉A 3位 佐世保A
下総基地で
「第1回海上自衛隊持続走大会」が2月10日、千葉県の海自下総航空基地で行われた。
大会には地域(横須賀、呉、佐世保、舞鶴、大湊)単位で職種等に分けて編成した18チームが参加し、駅伝方式で競った。
各チーム8名の走者が滑走路等を使用した1周約3キロのコースを周回し、たすきをつないだ。1、5、7区はコースを2周(約6キロ)走った。
レースは横須賀(航空)Aが制し、初代優勝チームに輝いた。
【優勝】横須賀(航空)A(指揮官・金嶋浩司海将=航空集団司令官、監督・望月2佐)
(1区留目2曹、2区田村3曹、3区各務1曹、4区水谷3曹、5区望月2佐、6区安藤2曹、7区石渡3曹、8区金嶋海将)
【準優勝】呉(航空、陸上)A【3位】佐世保(航空、下関、沖縄)A
体校伊藤1曹「スパルタン」に挑む
自衛隊体育学校(朝霞)第2教育課陸上班で勤務する伊藤孝志1等陸曹は、2017年から「スパルタンレース」という競技に挑んでいる。
同レースは、世界42カ国で年間200レース以上が開催されている世界最高峰の障害物走。日本でも2017年5月に神奈川県で大会が初開催された。
伊藤1曹は中学から陸上競技を始め、東海大在学中は「大学3大駅伝(出雲、全日本、箱根)」に出場。体育学校に入校後も「ニューイヤー駅伝」、「富士登山駅伝」に出場するなど活躍した。
選手引退後は第1空挺団(習志野)で勤務し、基本降下課程、空挺レンジャー課程等を卒業。その後、体育学校へ戻り、体育助教を経て現在は陸上班コーチとして勤務している。
引退後、トライアスロンへ挑戦したこともあったが何か物足りなさを感じていた。そうした頃、「スパルタンレース」の日本開催を知った。
障害物を越えて走る中で歩く、走る、飛ぶ、這う、転がる、ぶら下がる、潜る、登る、投げる、というすべての運動要素を使うレースは伊藤1曹が長年追い求めてきた競技だった。
レースの魅力は、「世界最高峰の障害物レース」という〝非日常〟への挑戦。
「数々の障害物を越えるための練習をこなす。参加への緊張や不安を味わうことで気が引き締まる。レースを乗り越えた時の達成感はとてつもなく大きな活力になる。ゴールできなかったとしても、悔しさが新たな挑戦への原動力になる」と語る。
「SPARTAN SUICIDE SQUAD」というチームを作り現在、日本各地で行わるレースに出場している。競技者としてだけでなく、公認コーチとしても活躍している。
伊藤1曹は当初、個人の限界に挑戦する「競技」と捉えていた。現在は仲間と困難を乗り越え、喜びを分かち合うことが〝本質〟と捉え、その輪を広げていくことが自らの使命だと感じている。