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高射学校、災派へ

台風25号 新隊員らも参加

写真=土砂崩れの現場で懸命に活動する隊員


 9月20日に発生した台風25号は、21日、関東地方へ接近した。19日からの総雨量が300㎜を超えて記録的な大雨となった千葉県。鴨川市において、土砂崩れ、行方不明者が発生。佐倉市では、高崎川氾濫により、孤立住民が発生。

 そのような中の22日7時30分、千葉県知事から陸上自衛隊第1師団長に対し、情報収集及び人命救助等に係る災害派遣要請があった。陸上自衛隊第1空挺団(団長・濵田剛陸将補=習志野)及び陸上自衛隊高射学校(学校長・貴島康二陸将補=下志津)が午後4時45分に現場へ到着し捜索活動などを開始した。

 高射学校は、24日までの間、鴨川市へのべ150名を派遣し、人命救助活動を実施。自治体、警察、消防、空挺団と連携し行方不明者2名を発見した。

 その後新たに長柄町へのべ138名を派遣し、人命救助活動を実施。長柄町への災害派遣活動は10月1日現在も続いている。

 今回の、雨が降り続く中、二次被害に注意を払いつつ、加えて土砂崩れにより足場が泥濘化した中での災害派遣活動には、9月13日に教育を終えた新隊員のべ27名も参加している。

 千葉県自衛隊家族会からは「人命救助や災害復旧のための対応等迅速に行動して頂き、千葉県民としてお礼と感謝を申し上げます」「千葉県民の安全・安心に大きく貢献する活動であり、大変誇りに思います」などと激励メッセージが届いた。

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不易流行~校風~

高等工科学校 最先任上級曹長准陸尉 田中 稔

 令和6年8月1日から第7代高等工科学校最先任上級曹長を拝命している田中准尉です。上番から早2年が経過しました。この機会に、本校が長年大切にしてきた校風である「明朗闊達」「質実剛健」「科学精神」について、紹介させていただきます。

 この校風は、明るく、のびのびとした、小事に拘らないおおらかな姿勢、精強な戦士として強く逞しく健やかな心身であろうとする姿勢、そして日常の心構え、態度の中で物事を論理的に捉え根拠に基づいて探究し続ける姿勢として、畦地(あぜち)清春初代学校長により制定されたもので、これらは日々の生活態度や教育訓練の基盤となる本校生徒にとって重要な資質です。

 また、本校の校風は、職員そして生徒一人ひとりが「誇りと責任を堅持」することで支えられています。互いを尊重し安心して努力できる環境は、その姿勢があってこそ成り立ちます。

 本校は令和10年度から、陸海空共同化および男女共学化という大きな転換期を迎えます。制度や環境は変化していきますが、「明朗闊達」「質実剛健」「科学精神」という校風は変わる事のない価値として継承していかなければなりません。変えるべきものは果敢に変え、守るべきものは確実に守る。この「不易流行」の精神のもと、新たな時代にふさわしい学校づくりに挑戦してまいります。皆様の部隊における「不易」と「流行」とは何でしょうか。この機会に改めて考えていただければ幸いです。

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