自衛隊ニュース
信頼される自衛官に 全国で入隊式を挙行
自衛官への第一歩を踏み出す
「同期との絆を深めよ」
「若さと情熱をもって精一杯頑張る」
第2師団
写真=祝辞を聞く自衛官候補生
例年より少し早い春の兆しが感じられた4月5日、旭川駐屯地において第2師団(師団長・大場剛陸将)は、自衛官候補生53名の「令和8年度自衛官候補生入隊式」を実施した。
来賓として旭川市長をはじめ市議会議長や各協力団体の会長等26名のご臨席のもと、第2師団隷下各部隊長が参列し、ご家族の皆様方と共に自衛官候補生入隊の晴れ舞台を盛大にお祝いした。
入隊式開始に先立ち第2音楽隊はお祝いの演奏とビデオ上映に合わせた演奏で入隊式に花を添え、入隊式では、執行者の第2特科連隊長(井上靖也1陸佐)が候補生一人ひとり任命告知を実施し、候補生たちはやる気に溢れた声で返事をするとともに、続いて行われた宣誓では、全員で声高らかに宣誓文を読み上げ決意を新たにしている姿が確認できた。また、来賓の今津市長と福居議長からは地域の皆様を代表して歓迎と期待の気持ちが込められた心温まるご祝辞を賜り、入隊式の幕を閉じた。
引き続き実施された祝賀会食では防衛大臣及び第2師団長からのメッセージ上映や旭川北鎮太鼓演奏が候補生の門出を盛大に祝っていた。会場内には、各部隊の活動や職種紹介も実施され、ご家族とともに鑑賞した候補生達は自衛隊について少しずつ理解を深めながらこれから始まる自衛隊生
活に期待を膨らませていた。
第2師団が誇るゆるキャラ「北鎮レンジャー~モエギ~」も一連の行事に駆け付け、候補生を激励したり、ご家族と一緒に記念撮影をする等、候補生入隊式を祝福していた。
第10即応機動連隊
第10即応機動連隊(連隊長・小林邦之1陸佐=滝川)は、4月5日、滝川駐屯地において、「令和8年度自衛官候補生入隊式」を行った。多くの来賓・家族に見守られ、真新しい制服に袖を通した候補生達は、「自衛官候補生の服務の宣誓」を行い自衛官としての第一歩を踏み出した。
連隊長は式辞の中で自衛官候補生達に対し、様々なことに好奇心をもって取り組み、何事も失敗を恐れずにやり遂げ着実に実力と自信を身に着け、多くのことに積極果敢に挑戦すること、それぞれの立場を慮り、思いやりをもって助け合い、励まし合い、真に強く優しさをもった自衛官となるよう「積極果敢たれ」「優しくあれ」の2点を要望した。
入隊式終了後は家族との会食が行われ、先ほどまで緊張していた自衛官候補生達の表情が和らぎ、短い時間ではあったが家族とのひと時を過ごした。
候補生たちは、これから約3カ月の教育で同期とともに多くの困難に立ち向かい、ひとつずつ壁を乗り越えて自信に溢れた立派な自衛官になることを期待している。
第34普通科連隊
第34普通科連隊(連隊長・鈴木攻祐1陸佐=板妻)は4月4日、板妻駐屯地体育館において「令和8年度自衛官候補生課程入隊式」を挙行し、56名が自衛官としての第一歩を踏み出した。
式は地元選出国会議員、御殿場市長をはじめ近隣市町長、各協力会長が臨席する中、候補生の家族約100名が参加して行われた。
式では初々しい制服姿の自衛官候補生が国歌斉唱に続いて告達、代表者による申告の後、全員で服務の宣誓を行った。
チームワーク
その後、区隊旗の授与、執行者式辞と続き、式辞の中で連隊長は「自衛隊の仕事はいつ訪れるかもしれないその時に備え、いざという時には与えられた任務を全うして国民の期待に応えるため強い忍耐と覚悟が必要である。今日から3カ月間の教育は自衛官として必要なもっとも基礎的な知識と技能を習得し使命感を培う期間であり、諸君が一丸となって同期の仲間との『チームワーク』を大切にし、何事にも前向きに取り組むことによって大きな成果と自衛官としての自信を得ること期待する」と激励の言葉を述べた。
終了後は会食及び家族等との団欒の時間を設け、候補生たちは久しぶりに会った家族に居室を案内する等、時間の許す限り和やかな一時を過ごした。
入隊を果たした56名は、約3カ月にわたり自衛官になるための基礎的な知識・技能の修得に励むことになる。
第44普通科連隊
第44普通科連隊(連隊長・南利裕数1陸佐=福島)は4月4日、福島駐屯地において「令和8年度自衛官候補生入隊式」を挙行した。
多くのご来賓やご家族に見守られ、制服に身を包んだ30名(女性自衛官2名を含む)の自衛官候補生を代表して小山候補生が力強く申告及び宣誓を行った。
南利連隊長は式辞において、自衛官候補生として入隊を決意したことに深く敬意を表した上で、今後の教育期間において「必要な識能を習得せよ」「自覚を保持せよ」「同期との絆を深めよ」の3点を要望した。また、自衛官候補生を代表して目黒候補生が「今までは両親や家族に頼り、甘えて生活してきましたが、今日を境に自衛官候補生として使命を自覚し、また社会人として責任を果たせるよう、教育隊長要望事項〝前向きに〟を合言葉に本教育課程を修了できるよう頑張る決意であります」と答辞を述べた。
参列したご家族は、社会人として、自衛官候補生として人生の大きな一歩を踏み出したご子息ご息女の姿に感動し、共に自衛隊入隊の良き日を喜び合った。式の後には、祝賀会食がおこなわれ、木村候補生が「自衛官候補生になった実感がわいてきた。これから同期と共にいかなる困難も前向きに取り組み、更に成長した姿で教育修了を迎えたい」と抱負を述べた。最後に福島県自衛隊家族会(会長・渡辺武氏)の万歳三唱で締めた。
第35普通科連隊
第35普通科連隊(連隊長・坂本克好1陸佐=守山)は、「令和8年度自衛官候補生課程入隊式」を行った。
真新しい紫紺の制服に身を包んだ自衛官候補生たちは、教育入隊に伴う申告、服務の宣誓などを行い、教育隊への着隊からまだ1週間とは思えないほど成長した姿を見せてくれた。
連隊長は、「諸官が我が国の防衛という崇高な使命を有する自衛官を志願して入隊されたことに対し、敬意を表します」と式辞を述べ、「一人の力では乗り越えられない悩みや困難に直面した時必要なのは仲間である」として「同期との団結」を要望事項に挙げた。
入隊式終了後、記念撮影を終えた候補生たちは、ご家族と自由な撮影時間や祝賀会食、装備品展示の見学をしたりと、しばしの団らんを楽しんだ。区隊旗授与式等の行事終了後、候補生たちは教育隊の門出を前に、帰路につくご家族を笑顔で手を振り見送った。
これから約3カ月間、同期と助け合いそして切磋琢磨しながら自衛官への道を歩む。
「姉と弟が一緒に入隊!」
4月8日に入隊式を終え、自衛官候補生課程の教育がいよいよ始まった。今年度44名の自衛官候補生が守山駐屯地の門をくぐり、その中には同時に入隊した姉と弟の姿があった。
姉の福田愛華(ふくだあいか)自候生は、「私は2度目の自衛官への挑戦となりますが、仲間と信頼しあい何事にも全力でやり切ろうと思います。そして、私個人としても頼られる人になれるよう努めていき、さらには自衛官としての土台をしっかり作れるよう取り組みます」と抱負を述べた。
弟の福田悠仁(ふくだゆうと)自候生は、「私の教育期間の目標は、仲間との信頼関係を築き上げることです。そのためには、日々の行動の積み重ねが必要と考えており、挨拶をする、嘘をつかないなど、当たり前の事を当たり前にできるよう尽力します」と目標を掲げた。
この2人を含む44名の自衛官候補生たちが切磋琢磨し自衛官への道を一歩一歩進んでいく姿を連隊の隊員一同応援していきたい。
第8高射特科群
第8高射特科群(群長・安田たかし1陸佐=青野原)は、4月中旬、駐屯地体育館において「令和8年度自衛官候補生課程教育入隊式」を挙行した。
式には、来賓として加東市長をはじめ、近隣地区の各防衛協会会長、家族会会長等が参列し、初々しい自衛官候補生を温かく祝福した。
ご家族も見守る中、宣誓では緊張を打ち破るかのような自衛官候補生の力強い声が会場に響いた。
執行者の安田1佐は、式辞において、「基本を大事にすること」、「学び続ける姿勢を持つこと」、「仲間を大切にすること」、の3点を要望するとともに「これから歩む道は、誇りある道である。国民から信頼され、社会から期待される自衛官となるため、一歩一歩着実に成長していくことを望む。我々先輩自衛官は、諸官らの成長を全力で支える。そして諸官らがこれから3カ月に及ぶ本課程教育を無事修了し、2等陸士への任官を経て、一人の自衛官として胸を張って国民の前に立てる日を心から期待している」と激励の言葉を贈った。
式終了後は、自衛官候補生とご家族が、隊員食堂において会食を行った。式での緊張した面持ちから一変、ご家族と交流する自衛官候補生は、安堵した表情を浮かべていた。
自衛官候補生は、自衛官としての基礎を学びつつ同期との絆を深める約3カ月間の教育のスタートを切った。
第7普通科連隊
第7普通科連隊(連隊長・山﨑聡一1陸佐=福知山)は、4月11日、自衛官候補生課程入隊式を挙行した。
入隊式では、家族や来賓が見守る中、京阪神地区から集まった18歳から29歳までの候補生56名が自衛官としての決意を新たにした。
連隊長は式辞で、「集団生活の中で協調性、リーダーシップ、忍耐力を学び人間性を高めてもらいたい。また悩みや不安があれば遠慮なく相談してもらいたい」と激励した。
また、自衛官候補生らは、体育館に響く大きな声で宣誓を行い、高尾候補生が「同期と切磋琢磨するとともに日々努力し若さと情熱をもって精一杯頑張っていく」と力強く決意を述べた。
その後、記念会食が開催され、中村候補生は、入隊前の生活を振り返り、掃除やアイロンがけ等の日常の苦労を実感し、家族への感謝の思いを述べた。
会食後は家族との時間が設けられ、久しぶりに再会した候補生たちの顔には自然と笑顔がこぼれ、入隊前の緊張がほぐれた様子であった。
候補生たちは、これから3カ月間、同期と共に様々な困難を乗り越え、自衛官としての必要な知識および技能の修得に励む。
姫路駐屯地
姫路駐屯地(中部方面特科連隊長兼姫路駐屯地司令・奥村啓介1陸佐)は、4月12日、姫路駐屯地において「令和8年度自衛官候補生課程教育入隊式」を挙行した。
当日は、天候に恵まれるとともに駐屯地には桜が咲き誇り、最高の入隊式日和となった。29名の自衛官候補生達は、真新しい紫紺(しこん)の制服に身を包み、緊張感と真剣な眼差しで式に臨んだ。任命では区隊長が1人ずつ名前を呼び上げると力強く返事をし、堂々とした態度で申告・宣誓を行い、自衛官候補生として大きな一歩を踏み出した。
執行官である中部方面特科連隊長は式辞の中で、「伝統を継承しつつ、国の安全と発展のため、訓練等に汗を流し、信頼される自衛官として活躍することを期待する」と述べ、厳粛な雰囲気の中、整斉と式が執り行われた。
今後、自衛官候補生達は約3カ月間の教育で、自衛官としての必要な知識・技能を身に付けるとともに、同期と協力し、また切磋琢磨しつつ、厳しい教育訓練に挑み、自衛官という目標
達成に向かって進んでいく。
第41普通科連隊
第41普通科連隊(連隊長・井出智昭1陸佐=別府)は、4月4日、「令和8年度自衛官候補生入隊式」を挙行した。
来賓と自衛官候補生の家族が見守る中、26名の自衛官候補生は執行官である連隊長から、自衛官候補生課程教育への参加を命ずる告達を受けた後、緊張しつつも声高らかに申告及び宣誓を行った。その後の執行官の式辞では、今後の教育訓練に臨むにあたり、「仲間意識の醸成」、「体力・気力の充実」、「基礎的技能の習得」、「自衛官を目指す者としての自覚の涵養」の4点の要望事項を送るとともに、祝福の言葉を送った。
入隊式に参加をした隊員家族からは「約1週間前に見送ったときは不安で仕方なかった。しかし、陸上自衛官の制服を着た我が子を見ると頼もしく、そして元気そうに同期の隊員と話している姿を見て安心しました」と述べていた。
入隊式が実施されるまでは強雨であったが、式後は、空気の澄んだ青空と満開に咲き誇る桜が自衛官候補生を祝福するかのような晴れ模様となった。今後は、自衛官としての必要な知識や技能を身に付け、射撃訓練や戦闘訓練など様々な訓練に取り組んでいく。
中部方面混成団
中部方面混成団第110教育大隊(大隊長・廣瀬公洋2陸佐=松山)は、「第26期一般陸曹候補生及び自衛官候補生入隊式」を4月5日、桜花爛漫の松山市民会館で実施した。
新隊員200名は、不安と緊張を胸に式に臨み、多
くの来賓や家族の見守る中、
声高らかに服務を宣誓してその決意を会
場に轟かせた。
大隊長は、式辞で「皆が団結し、試練を乗り越え、いかなる任務も達成できる陸上自衛官に成長することを期待する」と激励し、新隊員代表の北野2士は「同期と協力し、助け合い、励まし合いながら日々目標に立ち向かっていく」と抱負を述べた。
これから3カ月、新隊員は、同期との絆を深めつつ、共に切磋琢磨し訓練に励んでいく。
入隊式を終えて
同期と支え合う
私は、災害派遣等を通じて国民の命と生活を守る自衛官になりたいと思い志願しました。
自衛隊という規律ある組織の中で、自分自身を鍛え、どんな困難にも責任を持って行動し、仲間と協力して最後までやり遂げる、そんな自衛官に自分もなりたいと思いました。
着隊して、これまでの生活から大きく環境が変わり、戸惑いと不安が私を襲い、厳しい訓練や集団生活への対応が上手く出来るのかという思いで一杯でした。それと同時に、この環境で自分自身を高めたい、成長したいという思いもありました。
教育訓練が始まり、自分に出来ることを考えながら、同期と支え合い、日々進歩出来ているように感じます。守るべきものがあるという責任が自分を奮い立たせ、どんな状況でも諦めず成長し続けたいという思いを胸に、1区隊の同期達と団結しながら努力を重ねていきたいと思っています。(第109教育大隊第314共通教育中隊・脇本颯天2陸士)
身が引き締まる
入隊式を終えて、自衛官としての自覚が出てき始めました。入隊式の厳かな雰囲気の中で、これから担う責任の重さと、自分自身の行動のひとつひとつが周囲に与える影響の大きさを強く感じ、身の引き締まる思いです。また、これまで支えてくれた家族や周囲の方々への感謝を改めて実感しました。その期待に応えるように、日々努力を積み重ねていきたいと考えています。今後は更なる厳しい訓練や慣れない集団生活が始まり、不安や戸惑いを感じることもありますが、これからの経験を大切にし、仲間と助け合いながら乗り越えていきます。そして、どのような状況でも規律を守り、自覚と責任感を持って行動できる自衛官へと成長していきたいです。(第109教育大隊第315共通教育中隊・田中夏音2陸士)
自分を変えたい
私はずっと自分を変えたいと思っていました。弱い自分、いつも自信のない、臆
病で甘えてばかりの自分を。
着隊した時はとても不安でしたが、今はお互い支え合える仲間が出来て安心しています。入隊式の後、両親に1週間で「猫背もきれいな姿勢になってすごく変わった」と言ってくれました。
武器授与式で受け取った小銃はとても重たく単純な質量だけではなく、自衛官になるという責任の重さが感じられた大事な瞬間になりました。自衛官としてとても尊敬できる人にも出会えました。これからの自分の成長に期待しています。(第109教育大隊第316共通教育中隊・山中按菜2陸士)