自衛隊ニュース
「頑張っています」新しい職場
活躍するOBシリーズ
やりがいは自衛隊での経験を活かせること
静岡航空整備株式会社
藤田 剛
静岡航空整備株式会社の藤田です。当社は、国土交通省の認定事業場であり、レオナルド社サービスセンターとしての認定も受けた、ヘリコプターのMRO(Maintenance Repairand Overhaul)を専門とする会社です。MROとは、航空機の耐空証明を取得するために必要な検査・点検・修理を行う事業で、自動車で例えるなら民間車検場のような役割を担っています。
私は令和7年3月に航空自衛隊を定年退職し、現在の会社に入社しました。自衛隊勤務時代は、ヘリコプター整備員として空輸や救難任務を支える整備業務に従事していました。私自身は自衛隊での整備経験はありますが、航空整備士としての国家資格は保有していません。しかし、認定事業場では国家資格を有する責任者の指導のもとで整備業務に携わることができるため、自衛隊で培った経験を活かしながら働けることに大きなやりがいを感じています。
一方で、整備マニュアルがすべて英語で記載されているため、当初は戸惑いもありました。現在は翻訳アプリを活用しながら内容を読み解き、少しずつ英語にも慣れ、以前よりスムーズに作業を進められるようになってきています。また、社内にはレオナルド社の外国人サポートスタッフも在籍しており、専門的な技術指導を受けられる恵まれた環境があります。その中で新しい知識や技能を吸収し、自身の成長を実感しながら日々業務に取り組んでいます。
最後に、これから定年や任期満了を迎え新たな進路を目指す後輩のみなさんに伝えたいことがあります。防衛省では、航空機整備の経験を民間でも活かせるよう、航空整備士の国家資格取得に向けた支援制度が進められています。これらの制度を活用すれば、再就職の幅は大きく広がります。また、国家資格がなくても自衛隊で培った技術やチームワークは必ず評価されます。皆さんが次のステージで力を発揮し、航空安全に貢献していくことを期待しています。
※藤田氏は、令和7年3月に航空自衛隊新潟救難隊(新潟分屯基地)を最後に准空尉(特別昇任)で定年退職。56歳
HOME’s English Class
(防衛ホーム英語教室)
アイウ キープ ザッ イン マインド
I’ll keep that in mind!
心に留めておきます
Hi! How are you doing? 皆様、いかがお過ごしでしょうか。日本列島は、大寒波に襲われ、大雪になりました。災害派遣で活躍される隊員の皆様、感謝です。先日は、東京地方協力本部の定年説明会で、OB講演を実施しました。久しぶりに自衛官100余名を前にすると、懐かしい感覚が蘇ってきました。その中で、英語課程で教えた隊員3名に再会しました。「もう、定年ですか」が私の第一声ですが、相手は「覚えていますか」でした。即座に名前が出てきました。不思議なものですね。最近は、周りの人の名前が出てこない、老化現象が顕著ですが、昔のことは覚えているんですね。(笑)新たな局面で、新たな人間関係が生まれていきます。
今回の表現は、SNSのインタビューで見つけました。“I’ll keep that in mind!”「心に留めておきます」です。“keep in mind”は、「覚える、心に留める」です。そのまま“Keep in mind that~”と相手にいうと、「~を覚えておいてね」という表現になります。誰かから親切にアドバイスを受けたときに、お礼の言葉と共に、このフレーズを言えば、2つの効果があります。ひとつは、相手にアドバイスへの感謝の思いが伝わること。2つ目は、そのアドバイスを忘れないということです。最近の脳科学の知識では、口に出したことは頭に刻まれる傾向があるそうです。記憶することで、潜在意識はそれを実現しようと働いてくれるそうです。是非、試してみてください。
今回のブログは、“目は口ほどに物を言う理由”です。最近、講演の依頼が多く、そのスライドを作る過程で、思いつきました、“eye contact”(相手の目を見て話す)をどのようにすれば効果的かを説明しています。興味のある方は、https://worldlife.jp/archives/19863へ飛んでください。
雪害が深刻になっています。インフルエンザも猛威を振るっています。ご自愛され、ストレスが少ない、健康で陽気な日々をお過ごしください。See ya!
<スワタケル>