自衛隊ニュース

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富士登山駅伝を支援

 第34普通科連隊(連隊長・兜智之1陸佐)は8月4日、御殿場市で行われた「第49回富士登山駅伝競走大会」を支援した。

 本大会は御殿場市陸上競技場をスタート、富士山頂を折り返し、再び競技場を目指す距離48・19キロ、標高差は世界一の3199メートルを誇る駅伝。本部管理中隊長以下約100名が通信、人員輸送、救護、誘導補助等で支援した。

 全国から一般及び自衛隊の合わせて100チームが参加。高低差のある11区間をチーム・個人の名誉をかけてたすきをつないだ。

 支援に参加した隊員たちは、各選手の健闘を祈りつつ各種支援を積極的に行い、円滑な大会運営に寄与した。

 連隊の持続走チームも参加し総合29位、自衛隊25チーム中17位と健闘した。

6即連火支中が力漕

 「第49回めまんべつ観光夏まつり」の一環として8月4日、網走湖女満別湖畔で「第27回北海道ドラゴンボート競技会」が開催され、大空町を担当隊区とする第6即応機動連隊火力支援中隊から「ファイヤーサポート」、「小泉海賊団」の2個チームが出場した。

 競技は1チーム10名(女性2名を含む)が全長10・6メートルのドラゴンボートで100メートルを往復し、タイムを競う。今年は強風による高波が発生したため、予選は行わず一発勝負の戦いとなった。

 ドラゴンボートは構造上直進させることが困難で、高度なチームワークを求められる。参加した19艇中5艇が強風のため転覆するという波乱の様相も呈した。

 そのような中、「ファイヤーサポート」が2位、「小泉海賊団」=写真=が6位に入賞する大成果を収めた。

 火支中は、今後も積極的に隊区である大空町の行事等に参加し、地域との更なる信頼関係の強化に努めていく。

堀1曹(32連)V2

富士山拳法で

 静岡・御殿場市体育館で6月22日に実施された「第18回全自衛隊拳法富士山大会個人戦(壮年の部)」で32普連の堀1曹が2連覇の快挙を達成した。同部門の個人戦で2連覇を達成するのは大会史上初。頭号師団の隊員にふさわしいナンバーワンでオンリーワンの快挙達成であった。

 大会当日45歳以上という壮年の部。肉体的にもダメージが多い日本拳法で45歳まで現役として戦う選手は少ない。

 46歳の堀1曹は現在も32普連Åチームの正選手として、若年隊員とともに奮闘している。

 昨年の17回大会で初出場し初優勝。大会への意気込みは個人の名誉ではなく、日本拳法への恩返しだと話す堀1曹。

 「日本拳法は女子、学生の競技人口が増えて盛んになってきている。サッカーの "キングカズ" のようにさらに盛り上げる一翼を担いたい」と表彰台でガッツポーズを見せ、会場を沸かせた。

7空団司令 厨房視察

 基地業務群業務隊はこのほど、7空団司令及び基地業務群司令による厨房視察(調理体験を含む)を受けた。

 給食実施機関の長である7空団司令が給養員と一緒に調理を行うことにより給養員の士気高揚を図るとともに、司令自ら調理した食事の提供(配食)を通して7空団が取り組む食育(栄養バランスのとれた食事の摂取、食品ロス削減、喫食率向上等)の重要性を認識させることが目的。

 事前に菌検索を終えた7空団司令は、ほうれん草としめじを和たり、トンテキのタレを塗って焼いたり、メロンをカットしたりと7レベル並み(笑)に活躍された。

 (※献立=山菜おこわ、トンテキ、ほうれん草としめじの和物、ジャガイモとおくらの味噌汁、アンデスメロン)

 その後、隊員食堂でメインのトンテキを配食されながら、隊員に直接、さまざまな声掛けをされた。早めに気付く隊員、声を掛けられるまで気付かない隊員、本気で驚く隊員など反応はさまざまだったが、食への関心を大いに高めていた。

 業務隊は引き続き、栄養バランスのとれたおいしい食事の提供を目指していく。

北千歳、中学生と "共演"

 北千歳駐屯地(司令・香川賢士陸将補)は6月22日、千歳市民文化センターにおいて第1特科団創隊・北千歳駐屯地開庁72周年記念行事の一環として第7音楽隊(東千歳)等の支援を受け第1特科団音楽隊(隊長・佐野1曹)による「ユーカラコンサート2024」を開催した。

 「ワンチーム」を合言葉に千歳市立富丘中学校吹奏楽部との合同演奏を含む躍動感あふれる行進曲など12曲を披露。約650名の観客に楽しんでいただいた。

 札幌地方協力本部千歳地域事務所によるマスコットキャラクター「モコちゃん」のPR活動により、若年層の関心も深めることができた。

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