防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   874号 (2014年1月1日発行)
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陸海空各幕長『年頭の辞」2面

揺るぎない土台 更に発展の年へ
 平成26年、新しい年が始まった。平成24年12月26日に安倍内閣が発足、防衛大臣に小野寺五典衆院議員が就任し、平成25年は小野寺大臣でスタートした。部隊では、災害に対する訓練も数多く実施。他機関との合同訓練や民間と結んだ防災協定も多くを数えた。また、各地で行われる駐屯地祭や航空祭、音楽演奏や様々なイベントには例年より多くの人が訪れ「自衛隊人気」を印象着けた。地本や部隊でオリジナル作成した「自衛隊ゆるキャラ」もご当地名物として爆発的人気だった。平成24年10月から削減されていた自衛官の給与は、今年4月から削減が解除になる。また、財務省が家賃を倍にしようとしていた自衛隊官舎。防衛省の努力により、無料官舎の増大となった。今迄駐屯地や基地から100mにある官舎だけが無料だったが、2km程度の場所まで無料範囲を拡大。現在600戸の無料官舎は26年度中に1万3千戸に30年度には2万2千戸に増え全体の約半分の官舎が無料になることになる。
 しっかりと足を地に着け、揺るぎない土台を作り、更に発展した年にしたい。

新年のメッセージ
陸海空自衛隊が心を一つに
統合幕僚長 岩崎茂 空将

 防衛ホーム読者の皆様、国内外の各地で勤務している隊員諸官及びご家族の皆様に謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
 さて、今日の国際社会では、大量破壊兵器や弾道ミサイルの拡散、サイバー、海洋や宇宙等の安定的利用に対するリスクが新たな安全保障上の課題となる等、国際的な安全保障環境は多様化・複雑化しつつあります。我が国及び周辺では北朝鮮による核実験の強行、中国の東シナ海から太平洋にかけての海空域における活動の活発化など我が国を取り巻く安全保障環境は不透明・不確実さが増しています。 
 このような中、自衛隊は、平素から我が国及び周辺における警戒監視や情報収集、対領空侵犯措置を不断に行い、事態に対する即応態勢を維持しているところです。また昨年は、伊豆大島における台風26号による土砂災害に係る災害では統合任務部隊を編成し、行方不明者捜索等の活動を実施しました。このほか、水防作業、急患空輸、山林等の消火活動支援等にも恒常的に対応しています。
 一方、国外では昨年11月に、台風30号で甚大な被害を受けたフィリピンへ、国際緊急援助統合任務部隊を派遣し、医療・防疫、物資輸送等の救援活動を実施しました。南スーダンにおけるPKOでは、第5次要員が拡大された活動地域での本格的な活動を開始し、南スーダンの国造りに貢献しています。アデン湾における海賊対処では、護衛艦1隻を船舶護衛に割り当て、区域防護に1隻を割り当てる要領で活動し、昨年は護衛回数500回、任務飛行1000回を超え、船舶の安全な航行に寄与しています。
 また昨年は米国における統合訓練、11月の自衛隊統合演習により、島しょ侵攻対処に係る自衛隊の統合運用能力等の維持・向上を図っています。
 このように自衛隊は、複雑で不確実な安全保障環境の中、我が国の平和と独立を守るという崇高な任務を達成するため、警戒監視活動や災害派遣、国際平和協力業務等の様々な活動を行っているところです。自衛隊は、国民の皆様の期待に応え得るよう、陸海空自衛隊が心を一つにして統合運用を基本とした価値観を共有して、事態に即応し実効的に対応できる態勢を維持していく所存です。
 本年も隊員諸官とともに、統合運用態勢の更なる実効性向上に努め、与えられた任務の達成に邁進することを誓い、新年の挨拶とさせていただきます。


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