自衛隊ニュース

ゲッキーのイラスト

いざ灼熱のジブチへ<25DGPE>

写真=出国を報告する石橋2佐

 1月15日、第25次派遣海賊対処行動支援隊(25DGPE)の要員3名が、荒井正芳陸上幕僚長に対して出国報告を行った。3名を含む要員は第25次第2波として、1月23日に成田から民間機で拠点があるジブチ共和国に向かい、昨年10月から現地で活動を始めている第1波の要員と合流する。第25次は、陸自北部方面隊を基幹とする各部隊と海自および空自等の各部隊で構成され、ジブチ国際空港北西地区に整備された拠点で、警備や拠点の維持管理等の任務にあたる。

 首席幕僚の石橋裕幸2陸佐は、「国益に直結する任務で非常に重責を感じているとともに、心が高鳴っています」、警衛隊長の柴田光慈朗1陸尉は「関係部署と意思疎通を図りながら、しっかりと警備をしたい」、先任上級曹長の吉田明弘准陸尉は「隊員の心情確保を適切にしてチームワークを発揮したい」とそれぞれ抱負を述べた。

 荒井陸幕長はそれらを受けて「緊張感を持ち、状況の特質を把握しながらしっかりとがんばってほしい」と送り出した。

機略縦横(110)

挫折のススメ!

第1ヘリコプター団 最先任上級曹長
准陸尉 山下健介

 挫折と聞いてどんなイメージを持っていますか?

 「くじけて、おれる」。漢字は最悪ですし、大半の人が負(マイナス)のイメージを持っていることだと思います。

 ただ、挫折をこう定義している人がいます。

 「挫折とは単なる失敗や上手にいかなかったことではなく、自分が精一杯努力したのにもかかわらず、コントロールできない外部の要因によって目標が達成できなかった経験のこと」

 つまり、挫折したということはその時点で既に何かに挑戦(行動)しているということに他なりません。さらに付け加えると、何かに挑戦しているということは、その時点で既に「素晴らしい」ということなのです。

 しかし、挫折すると少なからず心体的ダメージを受けることも事実です。

 でも、そんなときは周りを見てください。きっと同じ様に挫折し、もがいている同僚や、既に同様の挫折を経験・克服し、次のステップに進んでいる先輩達がいるはずです。挫折は、ともにもがき、助言を乞い、克服していけばいいのです。そうして挫折を繰り返すことにより、自らの心の骨幹は太くなっていきます。挫折した原因を反芻するからです。そのことにより挫折は全く以て無駄ではなくなります。

 焦る必要はありません、挫折したら時間をかけて自らを見つめ直せばいいのです。

 私は思います。もがき苦しみながら解決策を模索している間の現状維持は、決して後退ではありません。

 いかがですか?「挫折」っていいなと思い始めていませんか?

 だから最後に声を大にして言います。


 「若人よ、おおいに挫折せよ!心配するな、我々が必ずフォローする!」

紙面一覧
紙面一覧
close