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防衛駐在官を激励

写真=最後列中央に小泉大臣、右に大和事務次官、左に萬波防衛政策局長。今春派遣される防衛駐在官と共にガッツポーズ(防衛省で)


 1月19日、小泉進次郎防衛大臣は、今春に出国予定の防衛駐在官29名を激励した。防衛駐在官の主任務は、赴任国の軍や他国の駐在武官から情報を得ることであり、加えて防衛装備・技術協力推進のための調整等も行う。今回は新規でブルネイに3海佐、フィジーに3海佐を1名ずつ、増員でフランスに3陸佐、フィリピンに2陸佐を1名ずつ派遣する予定だ。令和7年度末時点で、83名の防衛駐在官が約100カ国の大使館(在勤53)や国連等の代表部で勤務することになる。任期は約3年で家族を帯同する者も多い。小泉大臣は「家庭を守ることや自分自身の心身の健康を保つことは、国を守ることに勝るとも劣らない苦労があります。防衛省として皆さんを全面的に支援していきます」と派遣要員に対し述べた。


新年の決意新たに 各地で訓練はじめ

薩摩富士をのぞんで<鹿屋>

写真=P‐1と開聞岳(薩摩富士)


 鹿児島県鹿屋市に所在する海上自衛隊鹿屋航空基地(第1航空群司令=大西哲海将補)で1月9日、初訓練飛行が行われた。

 それに先立って150人ほどの隊員を前に行われた格納庫内での式典で大西1空群司令は「新しい年を迎えるにあたり、今一度、冷徹な現実を心に刻み、(中略)我が国周辺の海空域はかつてないほどの厳しさと不確実性を呈しており、国際秩序の根幹を揺るがしかねない深刻な事態が発生する可能性を否定できない情勢となっている。隊員一人一人がその責務を自覚し、これまで以上に強い危機感と切迫感を持って各種事態に即応できる体制を維持しつつ、明日生起するかもしれない戦いに備えておかなければならない」等と訓示した。

 その後、新年の決意を新たにした隊員たちが薩摩半島南端の開聞岳(俗称‥薩摩富士)がくっきりと見える澄み切った青空の下、P1・3機・SH60K哨戒ヘリコプター3機・練習ヘリコプターTH135・3機に乗り込み、滑走路から大隅海峡の上空へと飛び立った。



ペガサスのように<留萌>

 留萌駐屯地(司令・平山雄三1陸佐)は、1月13日に屋内訓練場において令和8年駐屯地訓練はじめを実施した。

 当初、平山駐屯地司令が新年の挨拶を実施。「令和8年はペガサスのように羽ばたこう」と隊員達の前で決意を示した。その後、二十歳を迎える隊員が「迷惑をかけない程度にお酒に溺れたいです」と抱負を述べて新年から笑いを取った。

 最後に、中隊対抗綱引き大会を実施。各部・中隊が優勝を目指して全力で綱を引いた。中でも、第3中隊の難波3曹の士気が高く、全試合で中隊を鼓舞し続け優勝を掴み取った。

 駐屯地は、引き続き、地域と連携して各種任務にまい進していくことを誓い、令和8年を羽ばたき始めた。



直突素振りで<6師団>

 第6師団司令部(師団長若松純也陸将=神町)は、1月13日に年頭行事及び訓練はじめを実施し、新たな気持ちで令和8年の隊務を開始した。

 年頭行事においては、若松師団長をはじめ各部課長等が新年の決意を表明し、満願成就の願いを込めて新しい達磨に目入れを行った。

 引き続き、訓練はじめとして銃剣道で使用する木銃を使用した直突素振り(71本)を師団長及び各部課長等の発声により、師団司令部全員で素振りを実施した。

 その後、3個グループに分かれ師団長、副師団長、司令部幕僚長を先頭に駆け足を行った。グループごと活気に満ち溢れ、掛け声をかけながら一体感のある訓練はじめとなった。

 令和8年も国民の皆様の負託に応え地域の皆様に信頼される第6師団の創造に向け、与えられた責務を果たし隊務に邁進していく。



6機種13機が大空に<明野>

 陸上自衛隊航空学校(学校長・廣瀬敏彦陸将補=明野)は、1月7日、「令和8年年頭訓練開始式・編隊飛行訓練」を実施した。

 年頭訓練開始式において、廣瀬学校長は、「全ての校務運営が将来の我が国の生存と繁栄及び陸上航空の充実発展と直結する。飛行場は、旧陸軍明野飛行場開設から100年以上、地域との繋がりを持たせていただいていることに改めて感謝の念を抱きつつ、本年の航空安全確保に向けた第一歩として陸上航空全体の模範として、気概と練度を示してもらいたい」と訓示した。

 その後の編隊飛行訓練では、第2教育部長(湯浅征幸1陸佐)が指揮する、6機種全13機の編隊が伊勢市の大空に飛び立ち、伊勢神宮、夫婦岩などを巡ったのち明野飛行場上空を通過した。飛行場では隊員が大きく手を振り、統制の取れた編隊飛行を見届けた。


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