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   2003年12月1日号
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第7回全自衛隊陸上競技会
3種目で大会記録更新
 第7回全自衛隊陸上競技会が10月29日、朝霞の自衛隊体育学校で行われ、全国から選抜された陸海空390名(うち女子のべ44名)の選手が13種目の競技で熱戦を繰り広げた。
 午前8時30分、開会式では大会会長である石破茂防衛庁長官の挨拶が林直人陸幕副長より代読され、力強い選手宣誓がグラウンドに響き大会がスタートした。
 この日は、朝から爽やかな秋晴れにも恵まれ、気温、湿度とも陸上大会日和。監督、仲間がトラックを囲み声援を飛ばす中、逆転に次ぐ逆転など各競技は白熱。1万m、5,000m(40才以上)、女子100m(追風参考)の3種目で大会記録が塗り替えられた。
 男子500m(40才以上)で優勝した磯部昇選手(34普連)は今大会で2連覇を達成し、昨年の自己記録を30秒縮め、大会記録を更新した。また、同種目では、53才の最年長選手も健闘。17秒台前半の好記録をマークした。
 女子1,500mでは、昨年4位の東本江梨香選手(中方通信群)が優勝。「昨年の屈辱を晴らせて嬉しい」と話し互いに励まし合って練習に耐えてきた同部隊で2位に入賞した酒谷選手と健闘をたたえあっていた。
 また、男子走り幅跳びで優勝した川上芳宏選手(4施設団)は、試合後、「この大会は、互いに刺激しあえる選手たちに会えることが楽しみのひとつ。今後も大会記録を目指して出場していきたい」と話していた。
 ※各賞受賞者、成績は次のとおり
 円谷幸吉賞=小河原博文士長(普通科教導連隊)
 優秀賞=磯部昇曹長(34普通科連隊)
 〈男子100m〉▽1位=堀畑純一(11秒11)▽2位=後村欣司郎(11秒35)▽3位=石飛剛(11秒55)
 〈男子400m〉▽1位=飯野和哉(50秒18)▽2位=渋谷昌成(52秒11)▽3位=五味川雅行(52秒28)
 〈男子800m〉▽1位=陸井宏哉(1分56秒35)▽2位=木坂敢(1分57秒69)▽3位=入江康弘(1分59秒14)
 〈男子1,500m(タイムレース総合)〉▽1位=出口新一郎(4分1秒78)▽2位=樋口亨(4分4秒78)▽3位=村田慎一(4分5秒73)
 〈男子1,500m・40才以上〉▽1位=下甑町善就(4分21秒4)▽2位=三浦義朗(4分22秒68)▽3位=成田康弘(4分29秒20)
 〈男子5,000m〉▽1位=濱砂篤彦(14分39秒84)▽2位=松下泰平(14分39秒95)▽3位=藤井亮(14分45秒45)
 〈男子5,000m(40才以上)〉▽1位=磯部昇(15分31秒)▽2位=藤原義隆(15分58秒3)▽3位=小池和人(16分8秒)
 〈男子10,000m〉▽1位=小河原博文(30分41秒87)▽2位=武田国拓(30分42秒4)▽3位=加藤亮一(30分44秒57)
 〈男子走り幅跳び〉▽1位=川上芳宏(6m81?)▽2位=佐藤崇(6m74?)▽3位=工藤領治(6m74?)
 〈女子100m〉▽1位=田中玲奈(12秒84・追風参考)▽2位=鈴木優子(13秒15)▽3位=斉藤美香(13秒30)
 〈女子1,500m〉▽1位=東本江梨香(4分51秒92)▽2位=酒谷豊子(4分57秒12)▽3位=松下一美(4分57秒79)
 〈女子5,000m〉▽1位=三上尚子(17分44秒16)▽2位=黒澤麻衣子(18分13秒66)▽3位=坂元宏江(18分13秒91)
 〈女子走り幅跳び〉▽1位=松井玲子(4m87cm)▽2位=筒井恵美子(4m76cm)▽3位=田村円(4m74cm)

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