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   2003年8月15日号
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「高知の夏の始まりは、護衛艦だ!!」
桂浜沖で2,320名が体験航海 高知地連
護衛艦「さみだれ」「あけぼの」に乗艦
 高知地連(部長・小林英彦1陸佐)は、海の日のイベントにあわせて7月19・20・21日の3日間、第4護衛隊(司令・徳丸伸一1海佐)の護衛艦「さみだれ」・「あけぼの」の体験航海及び一般公開を支援した。
 護衛艦入港当日は雨にもかかわらず多くの人々が出迎え「さみだれ」・「あけぼの」の入港を歓迎した。体験航海では、乗艦整理券も1ヶ月前にすべて出払うくらいの人気で、高知県民の護衛艦に対する熱い思いがうかがえ、桂浜沖を両艦が併走すると、青い海に描かれた白く輝く2本の航跡に2,320名の乗艦者達の喚声が上がっていた。
1日艦長が4人も登場し、土佐湾は華やいだ
「護衛艦がこないと高知の夏が始まらないですねっ!」とこの日を心待ちにし、隊員との会話を楽しんでいた人々のその横では、ひっきりなしにシャッターを押し続け、違う楽しみ方を堪能している護衛艦マニアの姿も見受けられた。甲板上では、乗組員が防火服の装着やラッパの吹き方を子供たちにユーモアを交えて解りやすく教えるなどスマートな海上自衛官の姿が目を引き、なごやかな雰囲気の中、乗艦者と親睦を深めていた。
 また、一般公開も1,120名が訪れる盛況ぶりで、乗組員や地連部員は汗だくで対応に追われ嬉しい悲鳴を上げていた。
〈体験航海の感想〉
 宇佐君枝さん(68才) 高知地連の体験航海に主人と息子と末っ子の孫(4年生)と4人でよろこんで出かけました。2隻のうち新しい「あけぼの」へ乗せて頂きました。お天気も暑くなくそれほど降りもせずで最高でした。船の大好きな主人は1時間半があっという間だったようです。あちこち船内を見せて頂きとても楽しかったです。自衛隊の人たちは身内のように気をつかっていただき申し訳ないくらいでした。

陸自CMを放映
大阪・道頓堀で若者にPR
 陸上自衛隊では7月21日から27日までの間、大阪・道頓堀の大型ビジョンを使用して約30秒間の陸自CMを放映した。(=写真)
 映像では、中部方面隊の活動を中心に訓練に励む隊員の姿や、災害派遣、国際貢献に加えて国の安全を守るという自衛隊の役割をアピール。放映は1時間ごとに2回、1週間にわたって計154回行われた。
 放映場所となった道頓堀は、日頃から若者や女性層が多く集まるスポットで、特に、24、25日の天神まつり開催中には100万人を超える人出で賑った。
 今回の街頭PRは福岡に続く第2弾で、今後、仙台、新宿、札幌でも各地の主要行事にあわせ行っていく予定。

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