防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   884号 (2014年6月1日発行)
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1面 2面 3面 4面 5面 6-7面(PDF) 9面 10面 12面

地域社会と交流深める 地本便り
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模型の祭典に10式
ホビーショーで広報活動を実施
静岡地本
 静岡地本(本部長・山下愛仁1空佐)は、5月17日、18日の2日間、ツインメッセ静岡(静岡市)で開かれた「第53回静岡ホビーショー」(静岡模型教材協同組合主催)において広報活動を実施した。 同イベントでの広報活動は、平成16年から実施しており、毎年、県内外から家族連れや自衛隊に興味を持つ模型ファン等が訪れ好評を得ている。
当日は、会場の一角に自衛隊広報コーナーを設け、陸上自衛隊の迷彩服試着体験や災害派遣時等の写真パネルなどを展示したほか、第1機甲教育隊(駒門)と東部方面輸送隊(朝霞)の協力のもと、10式戦車や高機動車の展示を行った。特に、10式戦車の周りには、模型とは違う大迫力の姿を一目見ようと常に多くの人垣ができ、賑わいをみせた。
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広報ブース盛況
大和市民まつりでPR
神奈川地本
 神奈川地本厚木募集案内所(所長・小谷温子2海尉)は、5月10、11日、大和市民まつり実行委員会主催による「第37回大和市民まつり」に募集相談員、隊友会県央支部及び父兄会大和市支部の協力を得て、募集広報を実施した。
 自衛隊のブースには、自衛官募集相談コーナー、迷彩服の試着コーナー等を設け、大勢の市民が訪れた。大和市は、厚木募集案内所が担当する市町村の中で最も入隊者の多い市であり、この日も入隊者や家族、友人等がブースを訪れ、交流を深めることができた。パレード行進では、「自衛隊のパレードが見たい」「やっぱり自衛隊の音楽隊に来てほしい」等、音楽隊の参加を熱望する声が大勢の市民から聞かれた。
 厚木募集案内所は、「今後も募集相談員等の協力を得ながら各種イベント等を通じ自衛隊の活動や魅力を積極的にPRし、地域に根ざした募集広報及び防衛基盤の拡充に努め、任務達成に邁進していく」としている。
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岩田陸幕長故郷凱旋
地元特別講演会を支援
徳島地本
安保の実情、熱く語る
 徳島地本(本部長・森真規1海佐)は5月8日、陸上幕僚長・岩田清文陸将の徳島県への来県にあわせ行われた、徳島県防衛協会、徳島県隊友会、徳島県自衛隊父兄会が主催する岩田陸将の特別講演会を支援した。岩田陸将は徳島県出身者として初の陸上幕僚長。講演会を主催した協力団体の会員、陸幕長の出身校である県立城北高校の学校長、同級生など、多数の来場者で「グランドパレス徳島」の会場はほぼ満員となった。
 講演内容は「我が国周辺の情勢と陸上防衛等について」。日本を取り巻く周辺諸国の安全保障環境の変化、日本の防衛に関する自衛隊の在り方、防衛省・自衛隊の取り組み、南海トラフ巨大地震への対応等、難しくなりがちな話を様々な図表と軽妙な語り口で大変分かり易く話すとともに、四国に新設された駐屯地、自衛官の募集、予備自制度なども交え、日本を取り巻く安全保障の実情への想いを、深く、そして熱く語った。講演中は参加者全員が熱心に耳を傾け、中にはメモを取る姿なども見られ関心の深さが伺えた。
 講演会終了後は、陸上幕僚長の高校時代の恩師、同級生への質問の時間が設けられ、防大の受験動機や学生時代のエピソード、高校時代の同級生である奥様との馴れ初めの話などを伺い、会場は笑いに満ちた和やかな雰囲気に包まれた。
 来場者からは、「徳島県出身者として初めての陸上自衛隊トップの方から直接話を聴く機会が得られ、大変有意義な時間を過ごせました」との声が聞かれた。
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松尾地本長がFM局に出演
岡山地本
 岡山地本(本部長・松尾幸成1陸佐)は5月7日、倉敷市のコミュニティラジオ局「FMくらしき」の番組「あなたと語りたい」に出演、自衛隊についての広報活動を行った。
 番組では、「ズバリ自衛隊とはどのようなことをしているのか」、「自衛隊に入って良かったと思えたときは」等、市民の素朴な疑問に対して理解しやすいように答えていきながら、約20分の番組を終えた。番組内では、その他「岡山の第一印象は」、「松尾さんの自衛隊の経歴は変わっていると聞いたがどのような感じなのか」等、松尾本部長本人に対する率直な質問もたくさん出てきていた。
 松尾1佐は、「自衛隊に対する素朴な疑問に対する説明や活動内容の紹介を行うことにより、自衛隊を理解してもらうことができたのではないか。今後も多様なマスメディアを使い、幅広い年齢層の方々に対して自衛隊活動についてアピールしていきたい」とローカルマスメディアによる広報活動に意欲を示している。

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