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スペーサー
自衛隊ニュース   1101号 (2023年6月15日発行)
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おんがみらいテラス
オープニングイベント
<第3術科学校>
 3月25日、遠賀川駅に隣接する交流施設「おんがみらいテラス」の完成記念式典が行われた。
 前日まで心配された天候だったが、当日は見事な晴天に恵まれた。オープニングでは芦屋基地太鼓部が鼓動を響かせ、テープカットに合わせ、第13飛行教育団が、T4(中等練習機)レッドドルフィン6機による展示飛行を実施した。着陸灯を点灯した華麗なデルタ隊形の飛行は、人々を魅了し、多くの拍手と歓声を浴びた。
 当施設は、1階に人や情報が交わる「ふらっとフロア」、2階に人々が集う「わいわいフロア」、3階にはこどもを中心とした「すくすくエリア」で構成されている。施設の一角には、自衛隊の展示ブースも設けられており、地域の皆様に自衛隊及び芦屋基地について知っていただけるようになっている。
 今後は、この「おんがみらいテラス」を通じ、町の方々同士の交流はもちろん、町と基地の交流も大いに図れるのではないかと期待に胸を膨らませている。

F-4尾翼モニュメント除幕式
新田原から移設<第301飛行隊>
 3月17日、第301飛行隊(三沢)で「F4ファントム尾翼モニュメント除幕式」が、第26代飛行隊長であった第3空団飛行群司令を招待し、盛大に実施された。
 このモニュメントは、約10年前に第5航空団新田原基地において、飛行隊創設40周年を記念して作成されたもので、本物のF4尾翼である。作成の趣旨は、「伝統を引き継ぎ、他部隊・他機種になっても飛行・地上安全を願って見守り続ける」というもの。
 F4からF35への機種更新と三沢への移動に伴い、はるばる新田原基地から飛行隊玄関前に引っ越してきた。
 今年創設50周年を迎える第301飛行隊はこのモニュメント移設を機に、改めてF35でも精強であろうと固く誓った。

北部高射群新編
第3高射群、第6高射群を廃止し三沢に
 3月16日、第3高射群と第6高射群が廃止となり、北部高射群が新編され、「編成完結式及び隊旗授与式」が挙行された。
 式典は、基地体育館において、三沢副市長のほか県議会議員や三沢市議会議員、基地協力団体及び在三沢米軍指揮官等を迎え、北空司令官執行の下、北部高射群の隊員や基地所在部隊長等を含む約100名が参列し、執り行われた。
 北高群司令から北空司令官へ編成完結を報告後、北空司令官から北高群司令へ隊旗が手渡された。
 北空司令官は、「北部高射群は、指揮統制を含め、より効率的な部隊運用を行うため、第3高射群と第6高射群を廃止し、三沢基地に新編されることになった。昨今、北朝鮮の弾道ミサイル発射、またロシアと中国の軍事的協力は一層進む等、我が北部地域も戦後最も厳しく複雑な安全保障環境にある。北部高射群は新たな時代に向けた部隊新編であることを肝に銘じ、新しい時代の先駆者としての矜持をもって、運用能力の向上と防衛体制の強化にまい進するよう、諸官の奮闘に期待する(要旨)」と訓示を述べた。
 最後に、来賓のや基地所在部隊長、北部高射群の隊員等による記念写真撮影を行い、編成完結式及び隊旗授与式は滞りなく終了した。

学生隊舎女性浴場をリニューアル 広さ3倍に!
<第1術科学校>
 航空自衛隊浜松基地の第1術科学校学生隊舎内にあるWAF(女性自衛官)浴場が、男女共同参画推進等の一環として、約7カ月の工事によりリニューアルし、4月3日から運用を開始した。
 平成26年建設以来使われていた従来の浴場では、一度に数名程度しか入ることができず、勉学に励み、教練、体育等で汗を流した女性学生が交代しながら肩を寄せ合い、窮屈な思いで入浴していた。
 その浴場が「なんということでしょう。劇的な進化を遂げました!」
 最新の設計により隣接していた洗濯室と乾燥室を撤去し、大きな1つの空間を作り出すことに成功した。空間の半分を脱衣所、残り半分を浴場にすることで、脱衣所・洗い場・浴槽が従来の約3倍の広さに拡大!これにより、一度に約30名が入浴可能な快適で清潔な空間となった。
 明るく広々とした脱衣所には、たくさんのスキンケア用品等を持ち込むことができ、洗い場では隣の人を気にすることなく体を洗うことができ、大幅に拡大した浴槽では肩までゆっくりとのびのび浸かりリフレッシュできる。
 心も体も芯から温まる、明るく広々とした最高の癒し空間が女性隊員の活躍に寄与することを願っている。

開発隊群が部隊改編
海上システム開発隊・技術評価開発隊を新編
 春風駘蕩、一面の桜が咲き誇る中、令和5年度の幕開けとともに海上自衛隊横須賀基地で部隊改編が行われた。海上自衛隊における各種装備品の研究開発及び維持管理業務に専従している開発隊群(群司令・渡邊浩海将補)の指揮下で、4月1日に海上システム開発隊(初代司令・佐々木透吏1海佐)及び技術評価開発隊(初代司令・大平義隆1海佐)がそれぞれ開隊した。
 両部隊は旧指揮通信開発隊と旧艦艇開発隊の部隊改編により編成された部隊であり、海上システム開発隊の指揮通信開発部と艦艇開発部がその主たる機能と人員を継承するとともに、旧艦艇開発隊実験部が技術評価開発隊として独立、各種装備品等の試験業務を行う。新部隊の発足にあたり、渡邉浩開発隊群司令は「今改編では、『システム中心』、『システムと戦術との有機的融合』の2点を強く意識している。新たな防衛力整備計画に基づき様々な事業に着手する令和5年度初頭において格好の態勢が整ったことは大いなる奇遇を感じる。当群の研究開発業務への期待と真価を問う声、大なる時であることを強く認識しなければならない。新たな開発隊群においても何事にも前向きに取り組み、前動にとらわれず、変化に適合するべく引き続き『前進』を勤務方針に掲げ、『最適解を問い続けよ』、『叡智を結集せよ』を指導方針として維持する。業務の遂行に際しては『作戦部隊との連携』『熱意』『スピード感』の3点を常に意識してもらいたい」と訓示した。
 来賓で旧プログラム業務隊第3代司令の吉川圭祐氏、旧プログラム業務隊最後の司令かつ旧指揮通信開発隊初代司令の柴田哲冶氏から、それぞれ祝辞が述べられた。また、自衛艦隊司令官の齋藤聡海将からは「速やかに、真に戦える部隊を支える研究開発態勢を整えるとともに、改編の意義であるシステムを中心とした考え方の下、戦術とシステムの融合を図り将来を支える装備品と人材とを作り、情勢の変化と急速な科学技術の進展に適応したスピード感ある研究開発を推進せよ」と訓示が述べられた。開発隊群隷下の隊員一同は、今後もさまざまな局面で最前線に立つ全国の部隊隊員と心を一つにし、各々が担当する装備品の研究開発・維持管理業務に一層邁進する。

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