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自衛隊ニュース   1093号 (2023年2月15日発行)
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インドネシア陸軍参謀長と懇談
陸幕長「陸軍種間での協力関係のレベルも強まっている」
 2月3日、吉田圭秀陸上幕僚長はインドネシア陸軍参謀長のドゥドゥン・アブドゥルラフマン大将と陸上幕僚監部(市ヶ谷)で懇談を行い、両国軍種間の協力関係強化を推進することで一致した。両氏の懇談は昨年8月に吉田陸幕長が同国を訪問して以来2回目となる。
 吉田陸幕長は昨年の米陸軍とインドネシア陸軍との合同演習「ガルーダ・シールド2022」への陸自第1空挺団の初参加や、HA/DR(人道支援・災害救援)分野での能力構築協力を歓迎し「陸軍種間の協力関係のレベルも政治レベルに連動しながら強まっていっている」と述べた。
 ドゥドゥン参謀長は、自然災害関連分野での協力関係発展のために「防災に関する合同演習や災害派遣活動のための教育や人材の交流が必要」と述べた。また、まだ行われていない兵站分野での協力についても今後への期待感を示した。

ラオスに対する能力構築支援
風水害を想定したHA/DR(施設)分野で

 1月23日から2月3日まで、陸上自衛隊施設学校(学校長・圓林栄喜陸将補=勝田)等は、ラオス人民軍に対して、風水害を想定したHA/DR(人道支援・災害救援)の施設分野での能力構築支援を国内で実施した。
 水害等の自然災害が多いラオスには災害対応をできる部隊が無いため、対処能力の向上は喫緊の課題となっている。昨年10月には施設学校の教官が現地でセミナーを開催、今回は20名の同国軍隊員を招聘して座学や重機を使った実習を行った。うち士官4名は工事管理計画の作成も行った。
 座学や操縦錬成の後、1月30日からは総仕上げとして総合実習を開始。相馬原演習場で実際に使用されている「草捨て場」と「実線道」を水害で荒廃・破損した道路と想定し、ドーザーやグレーダ、ローラー等で整地して部隊等が一時的に通過できる応急的な土砂道の構築を行った。
 来日当初の練度確認では、土をまともにすくえない、重機がぎこちなく動く、といった状況だったが、ドーザーでクラウン(排水をしやすいように道路の中央を少し高くした状態)を作ったり、側溝も丁寧に仕上げる等、繊細な操作もできるようになり、目標の初級と中級レベル(陸自「特技」に換算)程度の技術を習得することができた。
 教官の竹内豊浩3佐(施設学校教育部)は「ラオスの隊員は、非常に勤勉で実直、伝えた事を素直に理解してくれた」と手応えを感じたようだ。引率者のファサワン中佐は「技術の向上は、経験豊かな教官のおかげ。帰国してこのような研修を広めたい」と述べ、ドーザーを操縦したウォンファチャン少尉は「操縦の基礎から応用まで学べた」と充実感を口にした。
 今後は同時並行の能力構築支援「捜索救助・衛生」ユニットとの連携要領についても演練していく予定だ。

国際貢献活動としての能力構築支援事業

 2012年から主に東南アジアを対象に行われている自衛隊独自の事業「能力構築支援」。国際貢献活動と言えば「国連平和維持活動(PKO)」を最初に思いつくかもしれないが、「能力構築支援」は既に計16カ国1機関に対して実施しており、その実績はPKO30年の歴史に決して引けをとらない。相手国の能力向上を支援することが国際平和・地域の安定に繋がり、また相手国や同じく支援を行う米国・豪国との友好関係構築にも寄与する当事業は、昨年末の防衛力整備計画によれば、今後は太平洋島嶼国にも拡充する方針だ。


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