<玖珠>
駐屯地(司令・河野裕俊1佐)では、5月4日、5日に実施された玖珠町主催の「第54回日本童話祭」を支援した。
この童話祭は日本のアンデルセンと言われる玖珠町出身の久留島武彦公の子どもに夢を与えた功績を記念して、昭和24年から続けられており、玖珠町の最大のイベント。今年も、県内外から約3万3千人が訪れ、親子連れで賑わった。
4日は、第4対舟艇対戦車隊がつのむれ山おとぎ登山支援(お猿のかご屋)を行った。かごに乗った子ども達はしばしの殿様気分を満喫。気持ちよかったとの声が聞かれ、隊員も額の汗を浮かばせながら子ども達の笑顔に応えていた。
5日の童話祭は、三島公園会場、玖珠川河川敷会場で行われ、第4戦車大隊が全般の童話祭支援の運営を実施。また、河川敷会場では、地元婦人会によるうどん作りを第8戦車大隊が炊事支援。見学客に振る舞われ、大好評となった。
<福岡>
第4師団は、5月3日、4日の両日、福岡市民の祭り「博多どんたく港まつり」に、第19普通科連隊が小型車を装飾したデコレーションカー6台による祭りの主賓及びミス福岡のパレードを、第4音楽隊が演奏、マーチングパレードをそれぞれ協力した。
この祭りは、古い民族行事「博多松ばやし」(平安朝時代)が起源。明治初期には「博多どんたく」の名称となったが、昭和37年から現在の市民総参加の「博多どんたく港まつり」となり、今回で42回目。好天気
に恵まれ、2日間で約210万人の観客で賑わった。
<市ヶ谷>
5月25日、駐屯地(中央業務支援隊長兼市ヶ谷駐屯地司令・藤井信二1佐)の隊員25人が、近隣町会(余丁町)が主催する西向天神社例大祭(神輿渡御)に協力した。
神輿部長・谷合昭男氏が拍子木で3・3・7拍子を打つと、神輿が勢いよく立ち上がり、隊員たちは地域住民に混じりセイヤ・ソイヤと掛け声を出し、威勢よく神輿を担いだ。
駐屯地は、毎年近隣町会からの要請で駐屯地所在各部隊からの隊員混成で地域の行事に協力している。
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