防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   2008年12月1日号
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地元イベントで広報
《山口地本》
制服試着等で市民と交流図る
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 山口地本(本部長・出口潔1空佐)は11月1、2の両日、17普連の支援を受けて自衛隊広報コーナーを開設し一般広報を実施した。
 初日は徳山大学学園祭で自衛隊車両展示やミニ制服試着コーナーなどで一般市民との交流を図った。大学構内で自衛隊車両展示を実施したのは徳山大学が県内初で、画期的な試みとなった。
 二日目の宇部まつりには海自呉移動募集広報班も加わり、一般広報を行った。この祭りは25万人が集まる一大イベントで、「消防・防災フェア」というタイトルで消防と連携し、広場に自衛隊コーナーを設置した。さらにパネル展示やミニ制服試着等では、自衛隊父兄会の会員が多数支援し、自衛隊コーナーを支えた。自衛隊協力団体の代表も宇部まつり実行委員長を兼任するなど父兄会や協力団体との平素の信頼関係をもとに、協力して祭りを盛り上げた。
 山口地本では、今後も地道に各大学に対するアプローチや協力諸団体との緊密な調整を図るなど、信頼の基盤の確立に努め、防衛省・自衛隊を山口県下に浸透させていきたいとしている。


祭り彩る提灯贈呈受ける
《鹿児島地本》
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 鹿児島市では、毎年11月2、3の両日に南九州最大のお祭りである「おはら祭り」が行われる。この祭りは鹿児島市民の秋のイベントの一つで、1万5000人以上の市民が「おはら節」や「鹿児島ハンヤ節」などの踊りを楽しむ。
 鹿児島地本(本部長・村上良宏1海佐)では、地域の一員として、鹿児島県父兄会の協力を得て毎年2日の前夜祭に参加し、鹿児島市民との交流を深めている。
 また、参加にあたって、父兄会では何か応援したいとの強い思いから、夜の鹿児島市内での踊りに華を添える『提灯』を作成し、10月29日に鹿児島県父兄会伊藤会長から本部長に贈呈された。
 祭り当日は、小雨が降り続き、あいにくの空模様となったが、鹿児島地本・父兄会員等約90名は、新しい提灯の下、全員の掛け声でおはら祭り会場の盛り上げの一役を担い、鹿児島の夜を彩った。


東北方震災対処訓練
専門学生の研修支援
《宮城地本》
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 宮城地本(本部長・冨井稔1陸佐)は10月31日、仙台市内の専門学校生8名に対し東北方面隊が実施した宮城・岩手両県地域における大規模な震災発生に伴う対処訓練(実動)の研修を実施した(関連記事12面)。
 当初、専門学生はブリーフィング会場で担当者から訓練の概要について説明を受け、訓練規模の大きさや参加人員の多さに驚いていた。また、発災時の倒壊家屋を想定した災害現場で、ボランティア団体と共同して行なわれた救助犬を活用した被災者の人命救出訓練を目の当たりにした学生は、真剣に訓練に取り組む隊員の姿や救出の手際良さに感心していた。研修した専門学生からは、訓練に参加している自衛官の重要な役割を改めて認識することができ、自衛官も職業の選択技に考えていきたいとの所見が寄せられた。

企業説明会に513隊員参加
《札幌地本》
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 札幌地本(本部長・山下純夫1陸佐)は11月4日、札幌コンベンションセンターで、平成21年3月任期満了退職予定者を主に対象とした合同企業説明会を実施した。この説明会には、隊員513名と企業154社のほか、部隊長及び中隊長・最先任上級曹長など434名が参加した。
 合同企業説明会では参加隊員に分かりやすい配置とするため、2600平方メートルの会場を北海道内・道央地域・道内外・道外の就職地域別の企業ごとに色分けをするとともに、ハローワークによる職業相談、予備自衛官コーナー、警察官採用・農業担い手センターブースを設けるなど工夫が凝らされた。参加した隊員は熱心に企業の説明に耳を傾けるとともに、企業からは「自衛隊で培った規律正しさや各種資格を持つ隊員が多いため、即戦力として期待できる」との声も多く聞かれ、予定時間が終了しても隊員に対する説明が続けられるなど、会場全体が終始熱気に包まれた。また、今回初めて札幌地本管内の高校教諭2名が本説明会を見学に訪れ、規模の大きさ及び自衛隊の再就職援護に取り組む姿勢に驚き、自衛隊に対する認識を新たにしていた。
 札幌地本は、陸海空自衛隊併せ、全国一となる年間700名以上(定年・任期制含む)の隊員を就職援護しており、今年度も任期制だけで350名以上の就職援護を予定している。北海道内は未だ有効求人倍率が0・5以下という状態の中、札幌地本では、援護希望者全員の適職就職を目指して積極親身な援護業務に邁進するとしている。

ゆるキャラ運動会で“トピコ"大活躍
《鳥取地本》
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 鳥取地本(本部長・荒関和人1陸佐)は11月2日、社団法人鳥取県観光連盟東部ワーキンググループ主催「ゆるキャラカップin鳥取砂丘」を支援、イメージキャラクター『トピコ』が参加した。
 このイベントは県内外の「ゆるキャラ」が集まる大運動会を実施し、全国からの集客促進と地域及び参加団体のPRを目的に開催された。全国から52のゆるキャラが参加し、15メートル障害物競走、相撲、大縄跳びの3競技とダンスで順位を競った。
 運動会でトピコは「JSDF・TOTTORI・PCO」のはちまきと「じえいたい・トピコ」のタスキをして奮闘、成績はあまり振るわなかったが、癒しの赤い目や和みのピンクの頬がかわいいと人気を集めた。
 また、自衛隊ブースでは、トピコの4コマ漫画を交えた自衛隊の活動パネル展示や募集パンフレットの配布を実施して、多くの訪問者を迎えた。

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