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PAC3、新宿御苑に初展開
首都圏防衛のため通信状況など調査
《無線中継、アンテナ車両》
1月14日〜15日、地対空誘導弾ペトリオット(PAC3)の展開先の検討に関わる調査が空自基地外で初めて、民間の新宿御苑で行われた。武山分屯地から隊員約50名、無線中継装置車両とアンテナマストグループが午後8時前に搬入された(写真)。約30メートルのアンテナを立て、通信状況の調査などを行った。今後も数カ所で通信状況や部隊を展開する広さの可否などを行う予定。PAC3は昨年3月に入間(第1高射群第4高射隊)に、11月に習志野(第1高射群第1高射隊)に配備された。今年度中に残り2高射隊(武山・霞ヶ浦)にも配備予定となっている。
「補給支援特措法」が成立
補給艦「おうみ」護衛艦「むらさめ」、インド洋へ
横須賀、佐世保を相次いで出港
佐世保基地隊員の帽振れの中、インド洋に向け出港する「おうみ」(1月25日)
インド洋での海上阻止行動に協力するための「補給支援特別措置法」が1月11日、参院本会議で否決後、衆院本会議で憲法の規定に基づき3分の2以上の賛成多数で再可決、成立した。石破防衛大臣は新法の成立、実施計画の決定を受け、同17日、自衛艦隊司令官に派遣命令を発出した。
海上自衛隊では、第1護衛隊司令・佐伯精司1佐を指揮官に補給艦「おうみ」(艦長・後藤大輔1佐)、護衛艦「むらさめ」(艦長・小澤豊2佐)の2艦と人員約340名からなるインド洋派遣海上支援部隊を編成。同22日、佐伯1護隊司令と両艦長らは官邸に福田康夫首相を表敬、出国の挨拶を行い「政府の方針に従い、整斉と任務を完遂します」と抱負を述べた。これに対して、福田首相は「国民や世界各国が期待している活動だから胸を張って誇りを持ってやり遂げて欲しい」と要望した。次いで、佐伯司令らは防衛省に移動、大臣室で石破防衛大臣をはじめ防衛省・自衛隊の高級幹部に出国挨拶や自己紹介などを行い、石破大臣が「我が国の国益を実現するため、厳しい環境に負けず任務を全うするよう」激励した。
同24日、護衛艦「むらさめ」の出港行事が横須賀基地で行われ、町村官房長官、石破防衛大臣をはじめ防衛省・自衛隊の高級幹部、衆参国会議員、来賓、留守家族ら多数が出席した。石破大臣の訓示や出港挨拶などに続いて派遣隊員が乗艦、盛大な見送りの中、「むらさめ」が出港。また、翌25日には、佐世保基地から補給艦「おうみ」が同様に出港、2艦は途上で合流し、インド洋へと向かった。
昨年11月1日、旧テロ特措法が失効し、海自部隊がインド洋から撤収して以来、約3カ月ぶりに補給支援活動が再開されることになる。
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