防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   899号 (2015年1月15日発行)
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「未」年男の抱負
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年男の抱負
第6施設大隊(神町) 1陸曹 飯塚弘毅
 私は、昭和42年生まれで今年4回目の年男を迎えます。節目の年を迎え、先ず思うことは、平成25年3月に、大病を患い1年半もの長期間療養の為、休職し、平成26年9月奇跡的に、復職出来た事です。この間、上司・同僚を始め沢山の方々に支えられました事に感謝し、深く御礼申し上げます。
 さまざまな面に於いて、我々自衛隊に期待される事が大きくなる中で4回目の年男は、一番重要な節目の年になると思います。仕事でもプライベートに関しても悔いの残らない年を送り次年には笑って迎えられますように、「健康第一、一日一日を大切にする1年」にしたいと思います。
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年男として
第6施設大隊(神町) 2陸曹 横山雄一郎
 自衛官になってから2回目の年男を迎える事となりました。1回目は24歳の時で、私は現中隊に配置されたばかりの2等陸士でした。時の流れは早いもので、あれから12年の月日が経ちましたが、昨年は親父がなくなり、人生においての大きな節目を迎えた年でした。横山家本家の後継ぎとして、これからやらなければいけない事、守っていかなければいけない事も多く、結婚して子供も産まれ大人になったと思っていた自分も「まだまだ未熟だな」と感じました。それと同時に、改めて親父の偉大さに気付かされた年となりました。そんな親父が好きだった事が「イベント」でした。それを見習い年男としての抱負を「父(夫)と自衛官の両立」とし、どちらかというと仕事寄りだった生活を改善し、今まで以上に妻への感謝を忘れず、家族との時間を増やし、「親父」以上の「親父」になれる様に頑張っていこうと思います。
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24歳年男の抱負
第6施設大隊(神町) 陸士長 武田恭介
 私が24歳の抱負に掲げるのは、「お金の使い方」と「ダイエット」です。20代半ばになり本格的に将来を見据えないといけない歳になりました。そこで、まず具体的な内容を決めようと思い、この2つを掲げました。まず、お金の使い方です。自衛隊では常々金銭管理の教育を受けています。私も借金はしてないのですが、なかなか貯金が出来ていないのが現状です。今年はなるべく無駄な出費を抑えて将来のため貯蓄をしていきたいと思います。
 次にダイエットです。最近駐屯地でもメタボリックシンドロームの話をよく聞きます。私自身も細身な体型ではありません。これから自衛隊生活をしていく中で健康的な身体は必ず必要になってきます。そこで私も6ヶ月以内に成人男性の標準体重までダイエットをし、将来を見据えた生活をおくっていきたいと思います。
 この2つを柱として生活面でも仕事面でも気を引き締めて頑張っていきたいと思います。
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現役最後の年男
教育支援飛行隊(滝ヶ原) 陸曹長 富高義充
 自衛隊生活で3度目の年男を迎えることになりました。1回目は24歳の時、陸曹に昇任したばかりで無我夢中で仕事を覚えることに努力をした。2回目は36歳の時、中堅陸曹から上級陸曹になったばかりで業務の統制・実施及び若年隊員の育成に励んでいた。3回目、もう少しで48歳、現役最後の年男ということで感慨深いものを感じる。これからは、先輩方が築き上げた伝統の継承・後輩の育成に励みたい。
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年男新年の抱負
第49普通科連隊(豊川) 即応予備3陸曹 永野登志雄
 私が即応予備自衛官として再用され今年で9年目になります。
 その中、昨年は部隊の改編があり、私は新設された狙撃班に配置になりました。「なぜ私が?」と当初は戸惑い不安だったのですが、がむしゃらに訓練を重ねるうちに気が付くと約1年が経過し、自分でも「やってやれない事はないのだな」と改めて実感しました。不安だった体力面についても自身が付いたと思います。
 今年は検閲受閲年度なので、狙撃手として任務達成できるが如く訓練に臨む所存です。
 プライベートでも、昨年銃の所持許可を受けライフル射撃を始めた事もありますので、狙撃班の訓練とともに錬磨して国体を目指して行く事が今年からの目標です。夢は世界の舞台に立つことです。
 どこまで成せるかは自分次第、決して驕らずあくまで真摯に自分と向き合いこれからも目標と夢に向かって全力で頑張って行きたいです。
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羊のように毛を刈られても
普通科教導連隊(滝ヶ原) 2陸士 庄司隆之進
 年男を迎えて私は羊のように毛を刈られても再生し、その刈られた毛が人の役に立つのと同じ様な自衛官になりたいと思います。その為には頭を五厘にしてメーメー鳴くのではなく陸上自衛隊の一員として訓練に励み自分の能力を高め、その能力がいつか自衛隊にとって必要不可欠な戦力となるようにこれからも常に物心両面の準備をしっかりと整えられる立派な自衛官になり、人の役に立つことが出来る様、日々刈られながらも成長していきたいと思います。
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道のり
第6施設大隊(神町) 3陸曹 鈴木丈弘
 入隊して、早や17年が過ぎた。多くの先輩や仲間、多くの思い出や失敗の数々。振り返ればキリがない。その中でも忘れられないことが自分にはある。それは陸曹候補生試験である。私は駆け足が大の苦手だった。小さい頃からマラソン大会はビリ争い。当時1、500m走は、合格ギリギリのタイムであった。自信喪失の中、当時の訓練陸曹、分隊長が練習に付き合い励ましてくれた。本番は何とかタイムを縮める事ができ、ゴールした瞬間、分隊長達が手を叩いて喜んでくれた。その時の感謝と感動が今でも私の原動力となっている。「共に汗をかき、共に愚痴をいい、共に笑い合い手を叩いて喜び合う」それが私の原動力であり私が歩いてきた自衛隊だ。そして、これからもこの「道のり」を大事にし、又自分も切磋琢磨し、今後の自衛隊生活も頑張っていこうと思う。

「年男に聞く」でラジオ出演
山形地方協力本部

 山形地本(本部長・鈴木英明事務官)は、12月16日、東北コミュニティー放送ラジオ局「ラジオモンスター」に援護課の男澤事務官と伊藤一陸曹が出演した。
 番組では、「年男に聞く」と題して未年の2人に来年の抱負などをパーソナリティーと質疑応答形式で実施した。
 2人はまず自己紹介から始まり、今年の反省を神妙な面持ちで話したのち、来年の抱負ということで男澤事務官は、「健康第一」を伊藤1陸曹は、「家族サービス」を心掛けたいと穏やかな表情で語っていた。
 最後に、自衛官候補生男子の募集を広報し、終始なごやかなムードで、収録を終了した。
 山形地本では、来年も各種メディアを通じて積極的に募集・援護を広報し、目標達成に向け努力していくとしている。


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