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護衛艦「たかなみ」帰国報告

派遣情報収集活動水上部隊

 7月13日、中東地域で初めての情報収集活動を行い、6月30日に帰国した、第1次派遣情報収集活動水上部隊(指揮官=第6護衛隊司令・稲葉洋介1海佐、護衛艦「たかなみ」要員約200名)の帰国報告が防衛省大臣室で行われた。

 中東地域における情報収集は、今年1月から航空部隊(P-3C哨戒機×2機)が、2月からは水上部隊(護衛艦1隻)が「中東地域の日本関係船舶の安全確保に必要な情報収集強化」を目的に活動を実施中。1次隊の護衛艦「たかなみ」は2月2日に海上自衛隊横須賀基地を出航後、同月6日からオマーン湾・アラビア海北部などで約8000隻の船を確認する等の活動を遂行した。6月9日に第2次水上部隊の護衛艦「きりさめ」と任務を交代し、6月30日に約5カ月間の任務を終えて横須賀基地に帰港した。稲葉司令の「異常ありません」との報告を受け、河野太郎防衛大臣は「初めての情報収集活動を無事に終えることができて本当に良かったです」と労いの言葉をかけた。派遣情報収集活動は今年12月26日までを予定されている。