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自衛隊ニュース   1122号 (2024年5月1日発行)
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病院長に川口陸将が着任
<札幌病院>
 自衛隊札幌病院は、4月2日に第28代病院長・川口雅久陸将の着任式を挙行した。
 川口病院長は、「戦後最も厳しい安全保障環境の下、自衛隊衛生に求められる役割は、幅広くかつ高度なものとなっており、防衛省・自衛隊からの要求であるとともに、広く国民からの期待でもある。我々にはその期待に応える義務がある。そして、自衛隊の中核型基幹病院であり、医療の面での実行機関である当院は、問題・課題を案出・分析するのみならず、具体的に解決策を案出・具体化し、一歩でも前に前進させ、実現する必要がある。矜持を持って諸官の先頭に立って専心努力する」と訓示した。統率方針として「期待に応えうる自衛隊病院の具現化」を掲げ、職員には、「適時性・的確性・疎通性の追求」を要望した。
 着任式終了後、病院施設を巡回して、現状を確認するとともに職員を激励した。

新編 中部方面特科連隊
第3特科隊等4個部隊を母体に
 3月21日、防衛力整備計画に基づき、中部方面特科連隊(連隊長・米村謙一1陸佐)が新編された。連隊は、第3特科隊(姫路)、第10特科連隊(豊川)、第13特科隊(日本原)、中部方面特科隊(松山)を母体とし、方面管内4つの駐屯地にまたがる方面直轄部隊としては最大の連隊である。同27日、姫路駐屯地において、編成完結行事として「隊旗授与式」が挙行された。姫路防衛協会会長(姫路市長)清元秀泰氏をはじめ、各自衛隊協力団体代表の方々と駐屯地所在各部隊長の臨席のもと、各駐屯地より参集した約350名の隊員が式典に参加し、中部方面総監(堀井泰蔵陸将)より連隊旗を手渡され、18年ぶりに姫路へ連隊旗が戻った。
 総監は「対地火力の骨幹を担う部隊として最良の火力戦闘を常に追求せよ」「新たな伝統の創造」の2点を要望し「米村連隊長を核心とし、これまでの礎をさらに発展させ、一丸となって益々職務に精励することを期待する」と訓示した。
 また米村連隊長は着任にあたり「今よりも強くなろう」を要望事項とし、「中部方面特科連隊の第一走者として新たな部隊を築いていこう」「明るく前向きに笑顔を絶やさず、さらなる連隊の精強化に努めていく」と述べた。
 中部方面特科連隊は、方面隊唯一の榴弾砲を装備する火力戦闘部隊として、その重責を深く自覚するとともに、与えれた編成・装備を最大限に発揮し、あらゆる任務に即応してその任務を完遂するよう連隊一丸となって取り組んでいく。

連隊長に中津1佐が着任
<第6即応機動連隊>
 3月18日、美幌駐屯地において、第2代第6即応機動連隊長兼第39代美幌駐屯地司令の中津健士1陸佐の着任行事が行われた。
 美幌駐屯地に初登庁した中津1佐は、駐屯地慰霊碑において、駐屯地殉職者隊員12柱の御霊に対し献花を行い、敬意を表した。
 その後、駐屯地体育館において、第5旅団長による紹介が実施されるとともに、着任式において中津1佐は、要望事項として「日々前進」を掲げ、「即応機動連隊という諸職種から編成された新しい部隊として、現在保有する装備を駆使して明日の有事に備えるとともに、将来導入が予定されている装備を即戦力化する準備をしなければならない。そのためには、連隊長以下、全隊員が試行錯誤しつつ、毎日少しずつでも着実に前進することが必要である」と述べた。
 最後に、吹雪の中で、本部庁舎を観閲台とした観閲行進を実施した。観閲部隊は副連隊長の弓削2佐の指揮により機動戦闘車等計29両が整斉と行進し、即応機動連隊としての威容を示した。
 美幌駐屯地及び第6即応機動連隊は中津1佐を核心とした部隊改変後の伝統と誇りを引き継ぎ、新たな一歩を踏み出し始めた。

隊長に尼子1佐が着任
<東北方面後方支援隊>
 東北方面後方支援隊は3月21日、仙台駐屯地において、第10代東北方面後方支援隊長の尼子将之1陸佐の着任行事を実施した。
 各隊員は隊長要望事項である「調和 挑戦 充実」を胸に掲げ、尼子1佐と共に強靭な東北方面後方支援隊創造のため、己の置かれた立場を理解し、何をすべきかを考えながら行動していくと誓った。東北方面後方支援隊は尼子1佐を核心として新たな一歩を踏み出した。

創立67周年記念行事
<霞目駐屯地>
 霞目駐屯地(司令・松元三展1陸佐)は4月6日、「霞目駐屯地創立67周年記念行事」を開催し、例年の2倍にあたる約4400名の来場者が楽しんだ。
 行事では、陸自ヘリに消防、県警、防災のヘリを加えた計9機のヘリコプターが霞目飛行場の上空を編隊で飛行した後、災害派遣時の場面を想定した他官庁ヘリと合同での飛行展示を行った。更に東北地方では約9年ぶりに飛行するOH1(通称オメガ)の豪快かつ華麗な機動飛行に、観客から大きな歓声が沸き起こった。
 この他、輸送隊の保有する特大型トラックの体験試乗では、コースにスラロームなどを設定し、約360名がスリル溢れる走行を楽しんだ。
 また、航空自衛隊松島基地からのブルーインパルスJr.の展示走行、20種の装備品展示、制服試着・ドーラン体験や缶バッチ作成などの自衛隊体験コーナー、募集を兼ねたQ&Aコーナー、20店以上の野外売店などで会場は大いに盛り上がった。
 来場者からは「ヘリがたくさん見れて楽しかった」「来年も絶対来たい」などの感想が聞かれ、大好評だった。

創立11周年記念行事
<座間駐屯地>
 座間駐屯地(司令・本多健二1陸佐=当時)は、3月2日、「駐屯地創立11周年・第4施設群創隊51周年記念行事」を挙行した。
 行事には、近隣の自治体や関係協力団体、在日米陸軍、隊員家族等を多数招待し、感謝状贈呈式、記念式典、記念会食等が行われた。
 特に式典では、儀仗広場にて駐屯地の所在部隊が整列し、駐屯地司令が式辞を述べるとともに、駐屯地の所在する相模原市及び座間市の両市長も祝辞を述べた。また同じ敷地内に所在する在日米陸軍の軍楽隊が演奏を披露するなど会場を盛り上げた。
 本行事を通じて、招待者の方達へ駐屯地に対する理解と協力に感謝の意を表する場となっただけでなく、地域及び米軍との親密な関係を体現するものとなった。

連隊長に佐藤1佐が着任
<第40普通科連隊>
 4月1日、小倉駐屯地において第31代第40普通科連隊長兼ねて小倉駐屯地司令に、佐藤靖倫1陸佐が着任した。
 小倉駐屯地グランドで行われた着任式において、佐藤連隊長は、「任務の完遂」を統率方針とし、隊員に対しては「備えよ」「団結と思いやり」を要望した。
 着任式後、記者会見を実施し着任の抱負について述べた。また、部隊長等挨拶及び状況報告を行うとともに駐屯地内を巡視して、部隊の状況等を確認した。
 佐藤連隊長は、青森県出身、平成6年3月自衛隊に入隊、幹部任官後、第5普通科連隊(青森)、富士学校普通科部教育課レンジャー教官(富士)、第28普通科連隊第4中隊長(倶知安)、統合幕僚監部運用部運用第2課災害派遣班災害派遣係(市ヶ谷)、第1師団司令部第1部長(練馬)、第3陸曹教育隊長(板妻)、第6普通科連隊長兼ねて美幌駐屯地司令(美幌)、東北補給処装備計画部企画課長(仙台)等、数々の部隊を歴任し、この度着任した。
 連隊は、佐藤連隊長を核心として更なる精強化を目指す。

創設73周年記念行事
<新町駐屯地>
 新町駐屯地(司令・橋詰勝常1陸佐)は4月6日、国会議員をはじめ防災担当区域の各市町村長、各協力団体が臨席し「新町駐屯地創設73周年記念行事」を盛大に挙行し、自衛隊の威容を大きく示した。
 桜の花が咲き誇る中、観閲式が開始された。
 橋詰駐屯地司令は、新町駐屯地として本年度もより一層の緊張感をもって隊務の運営に取り組み、何時如何なる任務が与えられようとも、事態に即応しあらゆる困難を克服して任務を完遂できるよう、所在各部隊及び隊員が一丸となって融和団結し、各部隊の持てる機能を存分に発揮し、「地域に信頼される駐屯地」として更に充実発展させていく所存である旨を述べ、今後も駐屯地に対する深いご理解ご支援ご協力のお願いを式辞とした。
 その後、来賓祝辞、司令感謝状受賞者の紹介、第12音楽隊の演奏に合わせ観閲行進を行い、最後に今年初めての参加となる安中総合学園の生徒達による迫力のある太鼓の演奏が披露された。
 訓練展示では「陣地攻撃における一場面」を想定し、第48普通科連隊及び第12偵察戦闘大隊の協力を得て、火砲との連携による迫力ある各種行動を展示した。特に、16式機動戦闘車の射撃の際は、多くの観客から歓声の声が上がり、会場は大きく盛り上がった。
 同時開催の高崎市による「第34回しんまち桜まつり」と合わせ、2日間で約2万5000人の多くの来場者が新町駐屯地を訪れた。

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