防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   914号 (2015年9月1日発行)
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地域との絆 更に強く
地本便り

3自衛隊総合広報
ノーザンスピリット
〈札幌地本〉
 札幌地本(本部長・岡本浩1陸佐)は、7月29日〜31日の間、陸自北部方面隊が主催する陸・海・空自衛隊総合広報「ノーザンスピリット15」に管内高校生104名と参加した。
 参加者は同期間中、営内生活を体験するとともに、戦車試乗、護衛艦「ちくま」体験航海及び政府専用機の研修などに参加した。
 また、現役自衛官との懇談では、各々疑問な点を活発に質問して理解を深め、「自衛隊の任務や活動、隊員の生活が良く分り、受験への意欲がさらに高まった」と笑顔で感想を語っていた。
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〈旭川地本〉
 旭川地本(本部長・川嶋幾夫1陸佐)は7月29日から31日にかけて、東千歳駐屯地等で実施された陸自北部方面総監部計画の陸・海・空自衛隊総合広報(ノーザンスピリット15)に高校生50人を参加させた。
 初日は、あいにくの空模様で航空機の体験搭乗が中止となり、陸自の個人装備品・ATCE等の研修、二日目は千歳基地において航空自衛隊のF—15のスクランブル発進・政府専用機等を研修、午後には灼熱の太陽のもと陸自の戦車試乗・各装備品等の研修、最終日は苫小牧港において海上自衛隊の護衛艦「ちくま」に乗艦し体験航海を行った。
 参加した高校生たちは、陸・海・空自衛隊の訓練や装備品に見て、触れて、感じて自衛隊の印象をより強くしていたようであった。
 また、現役隊員と懇談する機会もあり、仕事や生活に関することや趣味・恋愛などのプライベートな話題で会話も飛び交い、笑いの絶えない懇談となった。
 旭川地本は、担当地域広報官・本部要員の全員が「高校生のために」をモットーに、高校生に寄り添った広報を実施した結果、「将来の自衛隊生活が楽しみになった」「自衛官のやさしさを感じた」と喜びの声があがるとともに、参加した高校生の9割が自衛隊を受験したいという大きな成果を得ることができた。
 旭川地本は、「これからも様々な場を活用した広報を実施し、多くの志願者の獲得及び自衛隊に対する理解の向上を図っていく」としている。

60周年記念広報
〈長崎地本〉
 長崎地本(本部長・矢藤久雄1海佐)は、7月18〜20日、創立60周年を記念し長崎水辺の森公園の出島岸壁で「長崎地方協力本部創立60周年記念広報」を実施した。台風11号の影響も懸念されたが幸いにも影響もなく18日午前10時に佐世保を母港とする第2護衛隊の護衛艦「あまぎり」が岸壁に入港した。入港後、長崎県防衛協会(会長・中村法道長崎県知事)主催の歓迎行事が実施され、長崎県防衛協会専務理事の山口氏の挨拶の後、第2護衛隊司令・柏原正俊1海佐から、船とともに乗員の姿を見て自衛隊の理解を深めて頂きたい旨の挨拶があった。その後、「あまぎり」一般公開と第16普通科連隊(連隊長・藤岡史生1陸佐)の指揮通信車、軽装甲機動車、高機動車やオートバイの車両展示を実施した。「あまぎり」は19日には護国神社ボランティア清掃にも汗を流し市民との触れあいも大切にした。
 今回は60周年の記念広報らしさを追及し、ミニ制服等の試着コーナーでは海自艦艇のタペストリーをバックに写真撮影ができるよう趣向を凝らし、多くの来場者は記念撮影を楽しんでいた。「あまぎり」は3日間、夜には電灯艦飾、20日の「海の日」には満艦飾を実施し長崎の港に花を添え多くの来場者を魅了した。長崎地本も広報作業とともに、来場の中・高校生に対しアンケートや自衛隊の職業内容についての説明を実施し、入隊(学)希望者の増加に努力した。雨天の中での広報もあったが、関係部隊及び協力団体の支援の尽力の成果で多くの来場者があり、船や車両とともに、現場で活躍する隊員の姿を見て、自衛隊への理解を深めてもらうことが出来た。
 長崎地本は、「今後も自衛隊と県民の『かけはし』として積極的に活動を続けていく」としている。

自候生入隊後3ヶ月間密着取材番組放送
〈三重地本〉
 三重地本(本部長・木戸口和彦1陸佐)は、7月17日、今年度自衛官候補生として入隊した鈴木2陸士と中島2陸士の三重テレビ番組「とっても輝人特別編新人自衛官に密着」出演を支援した。
 番組では、陸上自衛隊に入隊し3ヵ月にわたる教育課程を終え、晴れて正式に自衛官となった感想や、入隊前と入隊後の自衛隊に対するイメージの変化などの質問があり、その後教育課程に密着したVTRが放送された。
 VTRでは三重県入隊入校予定者激励会での様子から陸自久居駐屯地に着隊する様子、自衛官になろうと思ったきっかけなどの質問がされた。その後武器の取り扱い、歩哨訓練、体力検定等の教育の様子、また隊員食堂での食事、入浴、アイロンかけなどの普段の生活の様子が放送された。
 VTRの後、どのような自衛官になりたいか?の質問には、鈴木2陸士は「自分はまだまだ出来ないこともたくさんあるので上官の方に教えていただいたことをまず出来るように日々頑張っていき、父のような責任感の強い自衛官になりたい」、中島2陸士は「自衛官として責任を持ち、日本の平和と安全を守り、国民の方々に信頼していただける、また入隊のきっかけである多くの方々を守り救える自衛官になりたいです」と語っていた。
 三重地本は、「今後も様々なメデイアと協力し、地域住民の皆様に自衛官の訓練や日常を正しく知っていただき、自衛隊に対する理解と認識を深めていただき、更なる募集基盤の拡充を図りたい」としている。

主要駅でティッシュを配布
〈島根地本〉
 島根地本(本部長・堀征己1陸佐)は、7月1日の募集解禁に伴い7月1日〜2日の間、「募集の日」を設定し、島根県下の主要駅6か所において、適齢者等を対象としたティッシュ配布を実施した。特に、JR松江駅では、本部長以下22名が、通勤通学の時間帯7時30分〜8時15分の限られた45分間に約2000個のティッシュを「スマイル」「リフレッシング」「スピーディー」を合言葉に配りきった。
 当日は、島根県観光キャラクターしまねっこ(ゆるキャラ全国GP2014全国7位)、松江市からあっぱれ君、しじみ姫が応援に駆けつけ、自衛隊のピクルス王子、パセリちゃんを含め5体が駅前に集合する華やかな募集活動となった。
 足を止めて記念写真を撮る通学途中の学生や、地元TV放送局も取材に来る等、募集解禁に伴う情報は山陰地区に広く発信され、受験者獲得に期待の持てる広報活動となった。

現役防大生、母校で説明会
〈広島地本〉
 広島地本(本部長・森脇仁1海佐)三次地域事務所(所長・荒瀬哲久1陸尉)は8月5日、萩原広樹・防衛大学校3年生の協力を得て広島県立三次高等学校で防衛大学校の説明を実施した。
 当初、森鳰(もりにぶ)勝也校長への近況報告等を行い、その後、校長先生及び教頭先生の案内により進路指導及び図書室において大学等進学予定者が自習している所で防大の受験動機や魅力等を説明した。
 萩原学生は来年も帰郷し、学校訪問等により後輩学生の防衛大学校受験促進を図る旨を語った。

第65回前橋七夕まつり
〈群馬地本〉

 群馬地本(本部長・北澤直樹事務官)は7月11日、12日の二日間、前橋市内で開催された「第65回前橋七夕まつり」に参加し広報ブースと車両展示を行った。
広報ブースでは、ミニ制服試着、だるまんのぬり絵コーナー及び装備品パネル展示等を行い、子どもたちは甚平や浴衣の上からミニ制服を試着し、戦車や護衛艦のタペストリーを背景に、写真撮影を楽しんでいた。
 第12旅団の支援を受け行った車両展示は、高機動車が大人から子供まで大人気で、興味深く隊員に質問する来場者やミニ制服を試着して高機動車の前や車両の中に乗り込み、写真に収まる子供たちが多かった。
 群馬地本は、「今後もこのようなイベントに積極的に参加し、広く自衛隊の活動を紹介していきたい」としている。

(この面、各地本長名等は実施当時)


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