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   2006年3月15日号
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自衛隊東京音楽まつり
参加1800人が感動
<東京地連>
 今春入隊予定者を激励する、東京地連(部長・千葉徳次郎陸将補)協力10団体主催の「自衛隊東京音楽まつり」が3月4日、日比谷公会堂で開催された。会場には入隊予定者を中心に、保護者、一般客ら約1800人が詰め掛けた。
 音楽まつりは2部構成からなり、第1部は、国家斉唱のあと、額賀防衛庁長官がビデオで挨拶。「今、日本人の生き方が問われています。入隊者の皆様には体を鍛え、精神を養い、家族を愛し、友人を大切にし、地域の人たちに奉仕する日本人の目指すべき姿を、誇りを持って示して欲しい」と述べた。続いて石原慎太郎東京都知事が「国民の生命、財産、伝統を守るために場合によっては命を捧げるという自覚で入隊される皆様を誇りに思っています」と、ビデオメッセージで入隊者を激励した。このあと若さあふれる少年工科学校ドリル部が登場し、「ファンシードリル演技」を披露。第1普通科連隊らっぱ隊による華麗ならっぱ吹奏で、第1施設大隊による力強い朝霞振武太鼓の演奏へと、会場を盛り上げていった。また今回は、東海大学付属高輪台高等学校の吹奏楽部が高校生ゲストとして初出演。「ラテンスペシャル21」などでは、部員が演奏に合わせて元気に踊るなど、ステージ一杯にパフォーマンスを繰り広げた。
 第2部は、第一音楽隊40人のワンマンショー。ピンクレディーの「ペッパー警部」やガロの「学生街の喫茶店」など、70年代のヒット曲10曲のメドレーを披露し、会場を沸かせた。会場の保護者らは団塊の世代だが、大きな拍手や身振りで、若い入隊者に負けない声援を送っていた。
 フィナーレでは、全出演者がステージに再登場し、会場がひとつになって「ふるさと」を歌い、音楽まつりは幕を閉じた。

全聴衆を魅了
第28回定期演奏会
<富士学校>
 2月25日、富士学校音楽隊(隊長・浅利2尉)は、御殿場市民会館において第28回定期演奏会を実施した。
 演奏会は2部構成からなり、第1部では「鑑賞音楽」、第2部では「ポピュラー音楽」を選曲。駐屯地太鼓部と地域コーラス部(沼津あゆみ会)の協力を得て、大盛況のうちに終了した。
 特に交響詩「ああラッパ」(編曲・中村敬二郎氏書き下ろし)では、ホール内の全聴衆を魅了し、感激の拍手はいつまでも鳴りやむことがなかった。実感しにくい「自衛隊らしさ」、求められる「自衛隊の姿」を、音楽をとおして十分に表現されていた。
 「とても感動をしました。国を守る自衛隊さんの姿に心強さを感じました」と書かれたアンケートが多く、一般の人たちとの交流を深めることができた。

雪月花
 この時期になると予備校の宣伝が激しくなってくる。当校から名門校に何人入ったという数字の競争である。ある日、我が家に入ってきた何枚かの予備校の折込み広告に出ている高校入試合格者をトータルしてみた。3枚の数字を合わせてみると定員をはるかに超える。たしか電車の中吊にも違う予備校の数字が出ていた気もした、これを加えるとさらに増えるだろう。これは公正取引委員会の言うところの誇大表示ではないか。予備校をふくめて関係者何人かに聞いてみた。この業界は正式に入校しなくてもその予備校の模擬試験を1回受けただけの者でもカウントするとのこと、生徒にしてみればいろんな模試を受けて実力を知りたいから何校も受けるのは当然、逆に予備校の実力は不透明のままでどこを評価していいか悩ましさが残る。予備校の先生に資格はあるのか、いらないのか?経済産業省(文部科学省ではない)もこれに目を向けてきた。マンツーマンで指導したくて学校の教師ではなく塾の先生になったような人もいる、塾にはそれぞれの特徴があって面白い。熱血先生、タレント先生で受験生を集めるのがはやった時期もあった。しかし、基本は受験生の学力と人間性向上にあることはいうまでもない。京都の予備校教師による事件も記憶からまだ消えていない。受験生が激減する中、塾の経営も厳しいものが想像できるが本来の姿勢は崩さないでほしい。

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