防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
スペーサー
自衛隊ニュース   1047号 (2021年3月15日発行)
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1面 2面 3面 4面 5面 6-7面(PDF) 9面 10面 11面 12面

トウチとさくら
(トウチ君とさくらちゃんは東京都の鳥「ゆりかもめ」がモチーフの東京地本のマスコットです)
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渋谷区の防災 YouTubeに出演
 東京地方協力本部代々木募集案内所(所長・小田雄平2陸尉)は2月20日、渋谷区に協力し、渋谷区のオンライン防災イベント「渋谷防災キャラバン」に出演した。
 「渋谷防災キャラバン」は地域の防災に関する関心や防災意識を高め、地域の防災力の向上を図ることを目的に毎年開催している防災イベントで、令和2年度はオンライン上で視聴できるプログラムを中心に実施しており、「首都直下地震Part2〜災害に強いまちへ〜」をテーマにした第6回のオンライン配信において、代々木所の広報官 飯田陸曹長が自衛隊の災害時の対応等について紹介した。
 飯田曹長は、東日本大震災の際、原子力発電所の周囲1km圏内で行方不明者の捜索にあたった経験を紹介するとともに、首都直下地震等の災害発生時に自衛隊は、渋谷区と連携して情報収集を行い、当初、人命救助を重視した活動を実施することなどを説明した。また、災害時を想定した渋谷区防災訓練に参加する等、平素から渋谷区、警視庁、東京消防庁等関係機関との連携を図っていることを紹介した。
 この映像は、YouTubeチャンネル「渋谷防災キャラバン」において誰でも視聴可能であり、代々木募集案内所は、地域コミュニティとの連携をはかり、地域住民と自衛隊相互の信頼をより一層深めていくとしている。
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地域の皆様に「感動と元気」を届ける
青森、弘前駐屯地 冬(雪)まつり協力
 青森駐屯地(司令・高木勝也陸将補)は、1月18日から2月7日までの間、青い海公園(青森県観光物産館アスパム裏)において、自衛隊に対する理解と認識を深めさせるとともに、地域住民との親近感の醸成を図ることを目的として、「第43回青森冬まつり」に協力した。
 協力隊(隊長・第5普通科連隊本部管理中隊・有賀1陸曹以下25名)は、全般統制・調整事項等を行った後、2月6日及び7日に開催される冬まつりに向け、大型すべり台の制作を開始し、雪盛り、傾斜作り、階段作り及びレーン形成等を実施した。
 弘前駐屯地(司令・木原邦弘1陸佐)では、1月12日から2月16日までの間、弘前公園において、地域住民との一体感を深めるとともに、自衛隊に対する理解と信頼感の醸成を図ることを目的として、「第45回弘前城雪燈籠まつり」に協力した。
 協力隊(隊長・第39普通科連隊本部管理中隊長・工藤1陸尉以下65名)は、1月12日から大雪像「弘前れんが倉庫美術館」の枠組み作業に取り掛かり、2月10日から14日にかけて開催される雪まつりに向け作業を実施するなど、青森、弘前駐屯地は、地域の皆様に感動と元気を届けられるよう作業に取り組んだ。
 また、開催期間中は、各会場に多くの地域の方々が訪れ、制作した雪の芸術作品を堪能する一方、大型すべり台で子供達が滑り降り、笑顔と元気が溢れるなど、皆様に楽しんでいただいた。

雪月花
 日本ほど「ありがとう」と言う国はないと聞いたことがある。朝、何かで助けてもらったら昼休みに顔を合わせると「今朝はありがとう」夕方会うとまた「今朝はありがとう」翌日会うとまた「昨日はありがとう」1年後にもまた「あの時はありがとう」命を助けられたかのごとくいつまでも続くのだという。言われてみるとその通りだと思い当たる、確かに。若いころある団体の勉強会に参加させてもらったことがある。1週間の合宿だったが、朝起きの挨拶は合掌しながら「ありがとうございます。」すれ違う時も「ありがとうございます。」食事の時や就寝の時はもちろん講義で着席するときも前後左右の人に同じようにする。一日中、施設の中には「ありがとうございます」が溢れていた。世の中すべてのものに感謝するということだった。大きな声でこれを言うと自分の体に響くようで気持ちがよかった。それ以来この言葉がためらうことなく出るようになった。陸自第2師団長や東部方面総監を勤められた渡部悦和さんが現職の時著された「進化無限」を以前に頂いた、その中に「感謝無敵」という四文字熟語を自分で作られた気持ちが書かれていた。今、読み返してみると合宿に参加した団体の思想に共通したものがある、それは自分を取り巻く全てに感謝するということだ。ー 感謝する人はいい顔をしている。「ありがとう」と口に出すと、言った本人も言われた相手も両方が良い気持ちになる。「ありがとう」を生活習慣化しているとありがたいことが引き寄せられてくる。「ありがとう」は魔法の言葉だ(同書)。また作家でセラピストの愛場千晶さんは自分に向かっても「ありがとう」と言うらしい。「愛場千晶さんありがとう」を一日に何回も大きな声で言う。これで事態が好転したことが幾つもある、病気でも心の持ち方で良くなるとか著書の「自分の名前にありがとうを唱えるとどんどん幸運になる」に書いてある。本稿とは多少ニュアンスが異なるがTHANK YOUやMERCIより「ありがとうございます」の方に重みを感じる。(本紙 所谷 尚武)

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