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自衛隊ニュース   2009年12月15日号
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自衛官人事異動2、3、5面
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盛大に創立45周年行事、PAC-3観閲行進も
《空自1高群(入間)》
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 12月4日、第1高射群(司令・池川昭司1空佐)創立45周年記念行事が行われた。式典には、渡邊至之中空司令官、秦啓次郎開発集団司令官始め入間基地内の高級幹部、歴代群司令、一般企業等から約200名の来賓が出席した。渡邊中空司令官は「防空任務に邁進するように」と挨拶。祝辞等に続きペトリオットPAC - 3 部隊の観閲行進が行われ、1高群隊員86名の精鋭な動きや40輌の車輌の行進を参加者達は食い入る様に見ていた。続いて、弾道ミサイル等破壊措置命令が出されたという仮定で人員・車輌配備とPAC - 3 発射機が展開された。参加者の中には、発射機のオペレーターが3名だという説明を聞きびっくりした人も。「国民の負託に応える決意も新たに、より精強な部隊作りに精進する」と池川司令の挨拶で締めくくった。


創立36周年を祝う
《防医大》
観閲行進、表彰式、学術集会など実施
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 防衛医科大学校(早川正道学校長)は、11月27日をもって創立36周年(昭和48年11月27日開設)を迎え、同日、記念祝賀式、医学科学生観閲行進、職員表彰式、学術集会を実施した。
 記念祝賀式は、9時30分から体育館兼講堂で開催され、職員や学生約700名が参列し、盛大かつ厳粛に行われ、学校長が「幅広い医学的な知識を身につけた上で、ある程度の専門性も発揮できかつ即応能力に富んだ優秀で精強な医官を養成するという、本校の果たすべき使命は益々重要である。さらに今後は、防衛省自衛隊衛生部門における医大の役割や、地域医療への貢献を念頭に置き、災害・救急医療体制の充実、広域感染症の予防と治療、メンタルヘルス対策等の課題に係わる医官の資質を高めるために、新たな卒後教育・研修システムの構築が喫緊の課題であり、学生は自らが将来これらの課題に対応出来るように、ただ漠然と医師になるという意識ではなく、在学中から将来の任務を念頭に置きより一層努力されたい。また、教職員、卒業生、学生諸君には、大きな夢とそれを実現するための志をもち、防衛省自衛隊の医療を担う優秀な医官の育成と国民の生命を守るため、これからも一層の努力を切望する」と訓示した。

200名が観閲パレード
 観閲行進は、記念祝賀式に引き続き陸上競技場において、学校長を観閲官とし、医学科学生1学年〜3学年約200名により威風堂々とした行進が実施された。創立記念行事における観閲行進は、学校長の点検を受け、観閲行進能力の更なる向上に資する目的で例年実施されているもの。
 学術集会は、午後2時から臨床大講堂で開催され、学校長による開会の辞から始まり、防衛医科大学校学術集会賞受賞候補者による研究発表(5名)、新任教授による記念講演(2名)、特別研究における成果報告(3件)の後、学術集会優秀賞(3名)、学術集会賞(2名)の結果発表と授与式が行われ、学術集会に関する委員会委員長である教育担当副校長の閉会の辞により終了した。
 創立記念日行事における学術集会は、防衛医科大学校に勤務する教官等(研修医官及び医学研究科学生を含む)及び各自衛隊に勤務する医官の医学教育・研究の発展に寄与し、優秀な研究者を育成することを目的として実施している。


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