防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   1016号 (2019年12月1日発行)
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航空自衛隊

千歳
国内発の日豪共同訓練

武士道ガーディアン19

 9月11日から10月8日までの間、千歳基地を拠点に日豪共同訓練(武士道ガーディアン19)が行われ、戦術技量の向上や相互理解の促進、防衛協力の深化などを目的に、両国から各種航空機が参加した。なお、空自が豪空軍と国内で戦闘機による共同訓練を行うのは初めて。
 千歳基地には、昼夜を問わずC-17輸送機などで整備器材が運び込まれ、20日にF/A-18戦闘機が到着。基地隊員約600人が迎える中、第77飛行隊長のイーストホープ中佐らが千歳基地の土を踏み、本格的な訓練の幕開けとなった。
 戦闘訓練は24日から4日まで行われ、日豪共同ブリーフィングや訓練空域での要撃戦闘訓練を連日実施。天候にも恵まれた。また、「物品役務相互提供協定(ACSA)」に基づき燃料などの補給、施設や整備器材の貸し出しを行い、切れ目のない訓練環境を保った。このほか、相互搭乗や日豪整備員によるそれぞれの戦闘機説明なども実施。豪空軍が計画した先住民アボリジニの紹介では、アボリジニアートに身を包んだF/A-18戦闘機をバックにその歴史を説明。100人を超える基地隊員が聴講に訪れ文化交流に勤しんだ。
 余暇を活用した交流も盛んで、ICE BREAKER(歓迎会)やENDEXPARTY(送別会)、基地クラブでのバーベキューのほか、28日には基地ラグビー場でタッチフット(タックルをタッチに置き換えたラグビー)も行われ、基地司令、3高群副司令、2空団飛行群司令を含む、日豪あわせて約100人が2時間にわたって共に熱い汗を流した。また、1日は日豪交流環境整備ボランティアと称し、千歳市の中心部に日豪の隊員らが展開。お世話になった街と市民への感謝を込めて隅々までゴミを拾って歩いた。
 本訓練は、5日にF/A-18戦闘機が7日に整備員が豪国へ帰国し、8日をもって約1か月にわたる訓練は終了となった。

百里
小美玉市 福祉にっこりまつり
 百里基地(司令・佐川詳二空将補)は、9月29日に小美玉市生涯学習センター「コスモス」で行われた、小美玉市社会福祉協議会等が主催する「第13回福祉にっこりまつり」に参加した。
 本イベントはボランティアや福祉関係者、そして多くの市民の参加による「福祉を身近に感じる」ためのお祭りで、会場には、基地公認キャラクター「ひゃくりん」も登場。ひゃくりんは、会場内を隈なく歩き回り、来場者との握手や記念撮影に応ずるとともに、赤い羽根共同募金感謝状贈呈式では、7空団副司令とともに登壇し、受賞者を代表し表彰を受けた。
 最後はステージ上で、小美玉市の「おみたん」、タカノフーズの「おかめちゃん」、水戸ホーリーホックの「ホーリー君」とともに、元気ダンスを踊り、会場を盛り上げた。
 また、イベントには基地准曹会の隊員14名もボランティアで参加。福祉協議会の要請に基づき、会場駐車場の誘導係等を支援した。

小松
子どもに大人気「のりもの動物園」
 9月23日に、石川県小松市にある小松ドームで「のりもの動物園」が開催され、航空自衛隊小松基地(司令・門間政仁空将補)が参加し、破壊救難消防車(A-MB-2)の展示や、消防職域隊員による消防車両と消防任務の説明、特殊防火衣の体験試着が行われた。
 さらに、ブルーインパルスパイロットスーツ体験試着、F-15戦闘機操縦者用ヘルメットの体験試着、F-15戦闘機パイロットになり記念撮影ができる顔出しパネルを準備した。
 訪れた子ども達は破壊機救難消防車を背景に特殊防火衣やパイロットスーツに身を包み、記念撮影を楽しんでいた。
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令和元年航空祭 in KOMATSU
 敬老の日にあたる9月16日、「令和元年航空祭inKOMATSU」が開催された。
 基地所属の第303飛行隊、第306飛行隊及び飛行教導群によるF-15戦闘機の迫力ある機動飛行や大編隊飛行、米軍三沢基地第35戦闘航空団所属のF-16戦闘機によるダイナミックな機動飛行、陸上自衛隊守山駐屯地所属の74式戦車による大轟音の空砲射撃を交えた訓練展示、今年度初となる6機のブルーインパルスによる曲技飛行を行う等、小松の空を賑わせ、格納庫内では地方協力本部ブースで操縦者との進路相談会やサイン会、小松工業高校吹奏楽部のマーチング演奏、中部航空音楽隊の演奏等多くのイベントが行われた。天候にも恵まれ、清々しい秋晴れのもと、訪れた12万9000人の観客からは大きな歓声が上がっていた。

入間
サイバー攻撃等対処等訓練
 作戦システム管理群(群司令・内康弘1空佐=入間、以下「作管群」)は、10月8日から10日までの間、入間基地において、「サイバー攻撃等対処等訓練」を実施した。当該訓練は、航空総隊の計画に基づき、空自唯一のソフトウェア専門部隊である作管群が行っている。
 今回の訓練には、全国から23名の隊員が参加し、サイバー・セキュリティに関する基礎分野及び応用分野を座学で学び、続いて行われた実技で技能を向上させた。
 参加した隊員からは、「基本動作の重要性を再認識した」、「座学の内容を実技を通じて体得できた」、「部隊での情報保証への意識をより高めたい」などの声が聞かれた。
 教官の須藤1空尉は、「サイバー環境は日々変化しており、常に最新の状況を把握する必要がある。今後も各種訓練等を通じて、サイバー防護能力の向上に努めていきたい」と、語った。
 3日間の訓練を通じて、変化が目まぐるしいサーバー分野における対処能力の向上が図られ、当初の目的を達成し終了した。
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米国慰問協会から表彰
 9月14日、USO(米国慰問協会)よりUH-60J機上整備員の中村1空曹が表彰を受けた。
 USOは海外に遠征を行っている米軍人及びその家族を支持・支援する任意団体でありこの度、日本に駐在している米軍人そして自衛隊員の功績を讃える表彰式が東京のニュー山王ホテルにて開催された。会場には在日米軍高級幹部、空幕人計課制度班長を始め、航空自衛隊准曹士先任、連合准曹会会長が参列し、秋田救難隊からは隊長以下3名が参加した。
 中村1空曹は自衛官としての機上整備員業務に加え、子供の小学校行事の支援やアラスカ州サンドレイク市姉妹校交流、ボランティア活動等での活躍が評価され、今回の受賞となった。

静浜
静浜基地に来られた皆さんを紹介します!

【大井川東小学校2年生 9月26日】
 9月26日、大井川東小学校2年生59名の児童が「生活科」の学習の一環として静浜基地(司令・西野一行1空佐)を見学した。静浜基地に最も近い小学校であり、官舎に住む隊員の児童も多数在学しており、静浜基地に入る事をとても楽しみにしていたそうだ。
 見学中は児童たちから、「どんなとき楽しいのですか」、「飛行機は乗るのは怖くないのですか」、「飛行機からはどんな景色が見えるのですか」「飛行機の中はどうなっているのですか」などの質問を多く受けた。また、整備小隊オリジナル缶バッチを整備小隊員から配布した際、子供たちは大変喜んでいた。記念撮影の場にたまたま居合わせ、一緒に写真に写ることとなった20-Aの学生は、彼らにとって「かっこいいお兄さん」に見えたようで、たちまち取り囲まれていました。20-Aの学生たちは口をそろえて「静浜基地生活の中で1番幸せな気分になった日だった」、「励まされました」と話していた。
 静浜基地は「「総合的な学習」や「生活科」の授業など、学校等の教育の支援に全力で応じておりますので、静浜基地に関心のある教育関係者、学生、生徒、児童の基地見学を心よりお待ちしています」としている。

【浜松修学舎高校2年生 9月4日】
 9月4日、浜松修学舎高校2年生23名の生徒が「総合的な学習」の一環として静浜基地を見学した。航空自衛隊の任務と基地の概要の説明を受けたのち、航空機や消防小隊のほか、気象業務や管制業務を見学した。昼食は、隊員食堂において体験喫食として隊員と同じメニューをとった。生徒の皆さんは、ハンバーガーに豪快にかぶりつき、カロリー高めの自衛隊の献立を残すことなく食べていた。
 基地隊員の働く姿などを通して、「働くこと」への関心と意欲、また航空自衛隊への興味や関心につながり、ひいては航空自衛隊の募集へと繋がればと期待している。


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