防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   970号 (2018年1月1日発行)
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ロシア連邦軍参謀総長
東部方面隊を研修
 東部方面隊は12月12日、駒門駐屯地及び東富士演習場において、統合幕僚長が公式招待したロシア連邦軍参謀総長ゲラシモフ・ヴァレーリ・ヴァシリエヴィッチ陸軍上級大将の来日に伴う部隊研修を支援した。
 前日の11日に防衛省等を訪問したゲラシモフ参謀総長は、部隊研修のため12日朝、ヘリにより東富士演習場(砲兵森)に到着、東部方面総監は、駒門駐屯地においてゲラシモフ参謀総長を出迎えた。
 陸上幕僚監部及び東部方面総監部は、駒門駐屯地でゲラシモフ参謀総長に対し、統合幕僚長同席のもと、陸上自衛隊・東部方面隊の概要説明を実施した。
 その後、東富士演習場(畑岡地区)に移動したゲラシモフ参謀総長に対し、富士学校の支援を受け、第1師団が訓練展示、装備品展示等を実施した。特に、訓練展示においては、74式戦車、90式戦車、10式戦車、16式機動戦闘車の実弾射撃及び機動等の展示を実施し、陸上自衛隊の機甲戦闘力の一端について紹介した。
 訓練展示等の研修を終えた後、駒門駐屯地に移動したゲラシモフ参謀総長は、統合幕僚長、東部方面総監、陸上幕僚副長、第1師団長、第1施設団長、東京地方協力本部長等と和やかな雰囲気の中、会食・懇談を実施した。
 会食・懇談を終了したゲラシモフ参謀総長は、東部方面総監、第1師団長、第1施設団長、東京地方協力本部長等が見送る中、ヘリにより東富士演習場を後にした。
 東部方面隊は、本支援を通じ、日露防衛協力・交流の更なる進展に寄与することが出来た。

米軍と共同訓練を実施
<航空自衛隊>
 航空自衛隊は 12月6日に九州周辺空域で米軍との共同訓練を実施した。
 参加したのは、第8航空団(築城)所属のF-2×2機、米側からは第37遠征爆撃飛行隊(グアム)所属のB-1B×1機。
 また、12日にも沖縄周辺空域で米軍との共同訓練を実施した。
 参加したのは、第9航空団(那覇)所属のF-15×4機、警戒航空隊(那覇)所属のE-2C×1機、米側からは第18航空団(嘉手納)所属のKC-135×1機、第34飛行隊(嘉手納)所属のF-35A×4機、第37遠征爆撃飛行隊(グアム)所属のB-1B×2機、第12海兵航空群(岩国)所属のF/A-18×4機。
 両日ともに編隊航法訓練を実施し、日米共同対処能力及び部隊の戦術技量の向上に寄与した。

第56回全自衛隊合気道演武大会
 12月2日、第56回全自衛隊合気道演武大会(主催・防衛省合気道連合会、後援・公益財団法人合気会、防衛ホーム新聞社等)が防衛省厚生棟体育館で開催された。
 防衛省合気道連合会会員は、日々の鍛錬を通じて合気道の目指す高い人間性の確立を求め、信頼される自衛隊員となるべく、努力を積み重ねている。合気道は他人との優劣を競わない武道であるため、演武会という形式で日頃の修練の成果を披露する。(全自衛隊合気道演武大会パンフレットより)
 大会には全国から18の防衛省合気道連合会支部が参加し、連合会会長・西正典参段(防衛大臣政策参与)、大会委員長・福田正弘五段、OB高段者3名らが、演武を行った。全ての支部やOB等が演武を終えた後、合気道道主・植芝守央先生による総合説明演武が行われ、中々目にする事のできない貴重な機会を得て、参加者は固唾を飲んで演武を見つめていた。
 開会にあたり西連合会会長からは「隊務の慌ただしい中、鍛錬を重ねている事は実にあっぱれである。志を高く持ちその演武をもって諸々のことへの捧げものとして励まれることを願う」と述べた。
 観客からは「派手ではないが、心に通じる迫力を感じる」「海外の方も参加しており、グローバルな合気道であると感じた」との声が聴かれた。
 本大会における優秀支部は以下5支部▽輪島(空)▽十条(共)▽目黒(共)▽防衛大学校(共)▽防衛医科大学校(共)。また長年、自衛隊合気道の発展に多大な貢献をしたとして▽佐藤五段(目黒)▽長宗弐段(目黒)が功労隊員として表彰された。※(共)は陸・海・空共同の支部

航空中央音楽隊・米国空軍太平洋音楽隊
クリスマススペシャルコンサートで共演
 12月15日、神保町三井ビルディング(東京都千代田区)エントランス北ホールで、航空自衛隊航空中央音楽隊と米国空軍太平洋音楽隊の共演による「クリスマススペシャルコンサート2017」が開催された。またサックス奏者の永井香織さん、ヴォーカリストの堀信之さんがゲストとして参加し、コンサートに花を添えた。
 クリスマスソングはもちろん、ビッグバンドジャズの名曲が次々と披露され、両バンドが奏でる音に誘われた帰宅途中の会社員等、常時100人近い観客が会場を埋め尽くし、手拍子や歓声が送られた。軽快なリズムに思わず身体が動いてしまったり、しっとりとした曲でうっすら目に涙を浮かべたり・・・全15曲、2時間超の夢の共演はあっという間に過ぎてしまった。観覧した20代女性は「とても楽しかった。親しみやすく、身近に感じました」と興奮気味に話していた。
 今回の共演は、6月に防衛省と山形で行われた日米音楽隊によるビッグバンドジャズコンサートが発端だという。そのツアーでできた信頼関係は、セッション等を重ねる事で少しずつ大きくなっていった。実は今回のコンサートのリハーサルは、前日に行った1回のみだ。これは両音楽隊の高い演奏技術はもちろんのこと、日頃から地道に築いてきたコミュニケーションがあってこそ為せるもの。米側との調整を行った堀尾伸二1等空曹は「国を守るという力強いリズムと、国も人種も違う個々が奏でるメロディーとが交わると平和のハーモニーになる」と熱い気持ちを話してくれた。両国の強いフレンドシップ・パートナーシップを音楽を通して感じられた2時間となった。
 今後も両音楽隊の交流は続き、2月の航空中央音楽隊の定例演奏会でも両音楽隊は共演し、さらに米国空軍太平洋音楽隊隊長がゲストコンダクターとして参加する予定だ。

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