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自衛隊ニュース   946号 (2017年1月1日発行)
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謹賀新年


海幕長に村川海将
 12月22日、武居智久前海幕長の後を引き継ぎ、村川豊海将が海上幕僚長に着任した。
 着任にあたり村川海幕長は、武居前海幕長の勤務方針「精強、即応、伝統の継承」を受け継ぐことを表明。「グレーゾーンにおいて厳しさを増す日々の任務への対応、国際的な海洋安全保障への貢献、更には将来に向けて3つの基盤(「人的基盤」「作戦基盤」「装備技術基盤」)強化による精強性と優位性の確保、いずれも全隊員が強い使命感とチームワークの精神をもって臨まねば達成できない厳しい課題だ」と訓示した。
 また、村川海幕長自身が目標とする海自の気風であり、海軍からの良き伝統と考える、中村悌次第11代海幕長がかつて述べた海軍の気風を紹介し、「明るく溌剌とした隊風の元、4万2,000名の隊員総員とともに荒波を乗り越えていくことを誓う」と締めくくった。
 村川海幕長は、昭和33年生まれの58歳、神奈川県出身。昭和56年防衛大学校を卒業後(25期)、海自に入隊。入隊後一環して後方支援職種を歩み、海幕人事教育部長、海自補給本部長等を歴任。前職は海上幕僚副長。

美ら海エアーフェスタ2016
航空自衛隊那覇基地
 12月10日・11日、航空自衛隊那覇基地(司令・川波清明空将補)において「美ら海エアーフェスタ2016」が開催された。両日で約4万5,000人が訪れた今回のエアーフェスタは、始めての試みが盛りだくさんで来場者たちを歓喜させていた。
 まず驚くのは、実施時間で初日は午前10時から午後7時、2日目も午前10時から午後4時30分。そして、初日は基地所在機の飛行展示が日中にない。ブルーインパルスと午後6時半頃のF-15だけというシンプルさ。しかし、一日約300回の離発着があるという那覇空港に隣接している那覇基地。民航機の離発着と特に当日は多かったスクランブルで仮に飛行展示を予定していても実施できなかったのではないかと思う程、航空機の離発着を目にする事ができた。
 そして夕刻、F-15のアフターバーナーを炊きながらのナイトフライトは素晴らしかった。航空自衛隊初のプロジェクションマッピング投影が終了する間際に聞こえたジェット音に来場者は「わぁ〜〜」と大歓声。カメラ等を持つ手とプロジェクションマッピングを見る目とF-15のジェット音を聞く耳とがバラバラの働きをした瞬間だった。
 初日の日中は、多くの小中学校が授業参観だったということもあり、子供達は少なかったが、地元高校生の合唱部やダンス部・マーチングバンド、歌手達がステージ等で若さを炸裂させていた。2日目は、午後2時より海上保安庁のヘリから飛行展示が始まり、15時過ぎのブルーインパルスまで観客たちは空を見上げっぱなし。展示飛行の前は、地元のタレント達がステージで元気を振りまいていた。
 エプロンには、那覇基地所属機を初め民航機も展示されていた。また、海上自衛隊の航空群エリアにもP-3C等海自機が並べられており壮観だった。
 12月というのに、夜でも半袖で過ごせた両日、地元の商工会・警察・消防・海上保安庁・民間航空会社の協力を得て開催されたエアーフェスタ、新しい事も実施し、来場者を楽しませようと随所に工夫がされたエアーフェスタはまさに「チャンプルー航空祭」で、来場者にとって本当に楽しめた2日間だった。

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