防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   1053号 (2021年6月15日発行)
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(防衛ホーム英語教室)
アイウハ ヴワインタワインド ダウン
I'll have wine to wind down!
ワインでも飲んでまったりしよう!

 Hi! How are you doing? 皆さん、いかがお過ごしでしょうか。「夏日、真夏日、猛暑日」という天気予報用語が使われ始めました。熱中症の発生も報道されています。はて、関東地方の梅雨いりはどうなっているのかなという感じです。今年は、雨と日照の加減が良いのか、木々は本当に元気で青々と茂っています。例年になく美しい風景が楽しめます。

 今回の表現は、"I'll have wine to wind down!"「ワインでも飲んでまったりしよう!」です。ワインを飲むは、have wineまたはdrink wineです。wind downは、もともと自家用車の窓を下げることを意味しました。今時、手動で車の窓を開け閉めすることはないと思いますが、そういう時代もあったのです。(笑)手動ですから時間がかかることから、何かをじっくりと終わらせるという感じに使われるようになり、「仕事・活動の後に、休息する、くつろぐ」という意味になりました。ですから、今回の表現は、「仕事が終わって、ゆっくりする」という意味で使っています。いい表現ですね。友人と一緒に飲みたいときに "Let's have beer to wind down!"「ビールでも飲んでゆっくりしようぜ!」と誘ってみるのも良いですね。何か気分が夏っぽくなってきましたね。(笑)

 夏に向けての体力増強運動プログラムを実施中です。今週のブログは米軍留学の時のハグのエピソードを書いています。興味のある方は、次のURLへ飛んでみてください。https://worldlife.jp/archives/3080「プロフェッショナルなハグ!」が今回のタイトルです。ご笑覧ください。暑い日が続きます。気象予報士によると、体が暑さに慣れていないことから、体のコントロールがうまくいかないことがあるそうです。日中はできる限り日傘や帽子で直射日光を避け、十分な水分補給をして、熱中症の予防を心がけてください。美しい新緑の中、深呼吸でリフレッシュしてみましょう。陽気で楽しく、ストレスの少ない生活をお楽しみください。それでは、皆さん。See ya!


「頑張っています」新しい職場
活躍するOBシリーズ
石川県庁危機対策課 高橋 豊
高橋氏は令和2年3月、航空自衛隊航空教育集団司令部(浜松基地)を空将補(特別昇任)で定年退官。57歳

 私は、新型コロナウイルス感染症が全国的に蔓延しはじめた令和2年3月下旬に退官し、4月から県職員(危機対策課所属)として採用されました。日々の勤務では、自衛隊勤務間に培った知識や経験、忍耐力(1時間超のクルマ通勤時役立って?います)や最終年度の防災・危機管理教育受講時に習得した知識などを活かしつつも新たに勉強することも多く日々奮闘しています。
 業務の具体的内容は、県と市町が共催する防災総合訓練や原発周辺自治体と共催の原子力防災訓練等各種防災訓練における自衛隊を含む実動機関の航空機(特にヘリ)飛行計画作成や飛行状況のモニターのほか、国民保護訓練のシナリオ等作成支援や訓練への参加、振り返り(反省)と改善意見提示が主なところです。その他、各種自然災害や新型コロナ感染症、鳥インフル、豚熱などその対処が自治体能力を超える場合に最後の砦となる自衛隊が関係するものについて、県庁内担当部局と自衛隊の間のパイプ役を務めるなど多岐にわたります。
 現役の皆さんへのアドバイスについては、これまで多くの先輩が当欄で述べられているとおりですが、一番大切なのはやはり健康管理です。持病の治療のほか、体力の維持向上(「歩く、走る」が基本であり、1駅分徒歩や自転車通勤などできることから始めましょう。「継続は力なり」です)に努め、定期健康診断(50以上は人間ドック)時の血液検査結果に一喜一憂(?)しましょう。
 二つめは「郷に入っては郷に従え」です。「自衛隊ではこうやっていた」は通じません。わからないことは年齢役職関係なく積極的に誰かに聞くことです。私も未だに自分の子供と同世代の若い人に教えてもらうことがあります。この二つを忘れず、残る現役をDo Your Best!

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