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自衛隊ニュース   1027号 (2020年5月15日発行)
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祝!入隊式・入校歓迎行事
(18・19・21面)
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第32普通科連隊
 第32普通科連隊(連隊長・湯下兼太郎1陸佐=大宮)は4月7日、大宮駐屯地において令和2年4月自衛官候補生入隊式を実施した。今年の行事は新型コロナウイルス感染拡大の防止を図る観点から家族及び来賓を招待せず、屋外において隊員にマスク等を着用させ、各人の間隔は前後左右2mを十分にとり、整列するなどの措置を行った上で実施した。116名の自衛官候補生があらたな一歩を踏み出した。
【自衛官候補生のコメント】
・鈴木候補生(31)
 入隊式で宣誓をして「これから一生懸命訓練に励んでいこう」と身が引き締まりました。
・岩田自候生(18)
 慣れない制服と静止していないといけない状況がきつく、やはり先輩たちはすごいなと感じ、身が引き締まりました。
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高等工科学校
 4月15日、陸上自衛隊高等工科学校(学校長・岩名誠一陸将補=武山)は、第66期生徒の入校を祝う新入生歓迎行事を実施した。
 今年度の行事は、新型コロナウイルス感染症拡大防止及び安全を第一とするため、例年、新入生徒を励ますために駆けつける陸上自衛隊中央音楽隊による演奏を見合わせた。また、生徒も新入生及び第3学年の模範生徒のみの参加であった。
 今年度の行事は、第3学年市毛正人生徒を委員長とする実行委員会が、企画や調整を行い実施に至った。
 行事は司会生徒による進行のもと実行委員長挨拶に始まり、第3学年生徒による主要な学校行事を漫才風に伝えるパフォーマンス、軽音楽部及び和太鼓部による演奏披露が行われた。休憩後、吹奏楽部による3曲の演奏が行われた後、銃剣道部、少林寺拳法部、空手道部及び柔道部による武道展示が披露された。新入生は、先輩たちの見事な技に魅了され、大きな拍手を送った。着校からの緊張感も少しほぐれた様子であり、最後に新入生代表の梅津竜人生徒が、歓迎してくれた先輩たちへの感謝の言葉を述べた。
 実行委員である第3学年生徒を中心に、会場の雰囲気を大いに盛り上げ、新入生に対し、「高等工科学校での生活に早く慣れ、共に頑張ろう」というメッセージを送り、歓迎している姿が印象的であった。
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多賀城駐屯地
 多賀城駐屯地(司令・石井伸幸1陸佐)は4月5日、「令和2年度一般陸曹候補生課程前期及び自衛官候補生課程」の合同入隊式を実施した。
 第22即応機動連隊教育隊(大隊長・石井1陸佐)には自衛官候補生課程(男性45名)、第119教育大隊(大隊長・江野2陸佐)には、一般陸曹候補生課程前期(男性489名)及び自衛官候補生課程(女性148名)の総計682名が入隊した。
 入隊式は、部内来賓の出席の中で厳粛に挙行され、第22即応機動連隊、第119教育大隊の各課程の代表者が、任命書を授与されるとともに、申告及び宣誓を力強く実施した。新隊員は、希望に満ちた眼差しに溢れ、先輩たちに負けない立派な自衛官を目指す意気込みが強く感じられた。
 第22即応機動連隊長は、「同期として同じ日に多賀城駐屯地に入隊した『絆』を大切にしつつ、『辛さ』『苦しさ』を克服するため、お互いに協力し合って、一人前の自衛官として大きく成長し、3カ月後の修了式を無事迎えられる事を期待する」と激励した。
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第27普通科連隊
 第27普通科連隊(井川三典1陸佐=釧路)は4月6日、釧路駐屯地において「令和2年度自衛官候補生課程教育入隊式」を行い、37名が自衛官候補生としての第1歩を踏み出した。
 式は新型コロナウイルス感染防止を考慮し、部外からの来賓及び自衛官候補生家族の招待は控えて実施したが、部内来賓として第5旅団長代理第3部長(野沢1陸佐)及び帯広地方協力本部長代理釧路出張所長(中本2尉)を迎えるとともに、第27普通科連隊全隊員並びに第5音楽隊の参加により厳粛に行われた。
 「任命」では、自衛官候補生各人の名前が読み上げられた。引き続き、代表の松田真武輝自衛官候補生(羅臼町出身)が「申告」を行った。また、「自衛官候補生の服務の宣誓」では、田中駿平自衛官候補生(釧路市出身)の宣誓に続き、全員で力強く唱和した。
 連隊長は式辞で「自衛隊の生活に慣れよう」、「社会人としての責務を果たそう」、「目標を確立しよう」、「同期愛(チームワーク)」の4点を要望した。
 式に続き隊員食堂において、祝賀会食及び第5音楽隊による激励演奏が実施され、最後に自衛官候補生を代表して、遠藤城太郎自衛官候補生(釧路市出身)が御礼の言葉と今後の抱負を述べ行事を終了した。
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第2師団
 第2師団(師団長・森下泰臣陸将=旭川)は、4月5日、旭川駐屯地において、令和2年度自衛官候補生課程入隊式を実施した。
 道内出身の18歳から32歳までの52名が自衛官を目指しその第1歩を踏み出した。式典では国歌斉唱に続き、任命告達を行ない一人ひとりの名前が呼ばれ、その返事は「ハイ」と力強く会場内に響き渡った。
 式辞で担任官である第2特科連隊長の丸山徳一1陸佐は、「チャレンジ精神を発揮せよ」「同期の絆を大切にせよ」の2点を要望し、候補生課程を通じて立派な自衛官そして立派な社会人になれるよう激励した。
 今年は新型コロナウイルスの影響により残念ながら、家族・来賓の出席はかなわなかったものの、式典の様子は写真・ビデオに収められ、参加できなかった家族に配られた。
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東北方面特科連隊
 岩手駐屯地(東北方面特科連隊長兼駐屯地司令・横田紀子1陸佐)は4月3日、県内外から着隊した27名の自衛官候補生の入隊を祝うため、「令和2年度自衛官候補生入隊式」を挙行した。
 新型コロナウイルスの影響により、家族や来賓が参列しない入隊式となったが、真新しい制服に身を包んだ元気溢れる候補生達が姿を見せた。
 始めに候補生代表が辞令書の交付を受け、次に全員による力強く元気溢れる「宣誓」を実施したのに対し、連隊長はお祝いと激励の言葉を贈り、自衛官になるための第一歩を踏み出した候補生達を祝福した。
 候補生達は、約3カ月間の教育の中で、自衛官として、また、社会の一員として未来へ大きく羽ばたけるよう様々な知識や経験を積み重ねていく。

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