在日米海軍司令官に就いたリチャード・Ｂ・レン少将が４月15日、防衛省で折木統幕長、赤星海幕長らを表敬訪問し、着任挨拶を行った。赤星海幕長は懇談の中で、司令官着任について「海上自衛隊を挙げて歓迎します」と祝いの言葉を述べた。

　写真左＝Ａ棟前で行われた儀仗・栄誉礼
　　　　中＝海幕長表敬に際して記帳するレン少将
　　　　右＝赤星海幕長との懇談

自衛隊体育学校第４８期特別体育課程入校式が４月１５日、同校の体育館で来賓ら約５０人も出席して行われた。今期の入校生は２１４人で、この中からオリンピックや世界大会に出場する選手が多数でるものと期待されている。式典では渥美晴久学校長が「目標を確立して結果を出そう」と訓示した。式の後では父兄も同席して会食が行われ、今年度の体育特殊技能者１１人がそれぞれ大きな声で決意を述べた。

写真左：「日本国民に勇気と感動を」訓示する渥美体育学校長
写真右：両親と入校を喜ぶ

４月18日（土）
・松本駐屯地祭創設記念行事（長野県松本市）
　　TEL.0263-26-2766　松本駐屯地広報班

４月19日（日）
・霞目駐屯地創立52周年記念行事(宮城県仙台市)
　　TEL.022-286-3101　霞目駐屯地広報室
・第６師団47周年・神町駐屯地53周年創立記念行事(山形県東根市)
　　TEL.0237-48-1151　第6師団司令部広報室
・板妻駐屯地創立記念行事（静岡県御殿場市）
　　TEL.0550-89-1310　板妻駐屯地広報班
・高田駐屯地創設記念行事（新潟県上越市）
　　TEL.025-523-5117　高田駐屯地広報班
・前川原駐屯地創立記念行事（福岡県久留米市）
　　TEL.0942-43-5215　幹部候補生学校広報班

４月25日（土）
・多賀城駐屯地創立55周年記念行事（宮城県多賀城市）
　　TEL.022-365-2121　多賀城駐屯地広報室
・大村駐屯地創立57周年記念行事(長崎県大村市)
　　TEL.0957-52-2131　大村駐屯地広報室

４月26日（日）
・弘前駐屯地創立41周年記念行事（青森県弘前市）
　　TEL.0172-87-2111　弘前駐屯地広報室
・八戸駐屯地創立53周年記念行事（青森県八戸市）
　　TEL.0178-28-3111　八戸駐屯地司令業務室
・久居駐屯地開設57周年記念行事(三重県津市)
　　TEL.059-255-3133　久居駐屯地広報室
・第14旅団・善通寺駐屯地創立記念行事（香川県善通寺市）
　　TEL.0877-62-2311　第14旅団司令部広報室
・第8師団創立47周年・北熊本駐屯地52周年記念行事（熊本市）
　　TEL.096-343-3141　第８師団司令部広報室
・和歌山駐屯地創立47周年記念行事（和歌山県日高郡）
　　TEL.0738-22-2501　和歌山駐屯地司令業務室

４月29日（祝）
・下志津駐屯地第54周年創設記念行事（千葉市）
　　TEL.043-422-0221　下志津駐屯地広報班

※行事日程、内容等は変更・中止になる場合があります。それぞれの問い合わせ先でご確認ください。

＜松山バレエ団では、この春各地で「シンデレラ」全幕公演お届けします＞
　松山バレエ団の「シンデレラ」は、どんな境遇でも人を愛する優しい心をテーマとしています。どんな仕打ちを与えられても、自分の魂の深い清らかさをよりどころとして、けなげに、懸命に一瞬一瞬を生き、苦しい状況を夢と希望に満ちた美しい環境へと変化させるシンデレラの純粋さが描かれます。こっけいな義母たちも登場し、スパイスを加え、シンデレラの輝きを際立たせます。豪華なかぼちゃの馬車や四季の泉などの華やかな舞台装置、今年パートナーシップ40周年を迎えた森下洋子と清水哲太郎の息の合ったパ・ド・ドゥ、そして松山バレエ団総出演で織り成す愛あふれる舞台、ご家族そろってお楽しみいただけます。

主演：森下洋子、清水哲太郎、松山バレエ団総出演
指揮：河合尚市
演奏：東京ニューフィルハーモニック管弦楽団

＜シンデレラ＞全幕
・４月29日（水・祝）　府中の森芸術劇場どりーむホール　開演：15時30分
　Ｓ／11,000（子供券３歳〜小６／5,000）　Ａ／9,000　Ｂ／7,000　Ｃ／5,000　Ｄ／3,000
・５月３日（日）、４日（月・祝）　Bunkamuraオーチャードホール　開演：15時30分
　Ｓ／12,000　Ａ／10,000　Ｂ／8,000　Ｃ／6,000　Ｄ／4,000
・６月20日（土）　神奈川県民ホール　「シンデレラ」全幕　開演15時30分
＜シンデレラ＞スペシャルハイライト
・５月５日（火・祝）　Bunkamuraオーチャードホール　開演：11時30分、15時30分
　Ａ／5,000　Ｂ／3,500

お問い合わせは、松山バレエ団公演事務局　菅野・松本まで
TEL.03-3408-7939　FAX.03-3408-7986

　中部方面航空野整備隊（＝八尾駐屯地）所属の新田目康孝（あらため・やすたか）陸士長が、３月１日に行われたボランティア活動中に崖状の岸から誤って川に転落した男性を救助、その功績を讃えて同31日に大阪府八尾市長から感謝状が贈呈された。受賞後、新田目士長は「自衛官として当然のことをしたまでです。今後も自衛官・一社会人として、人の役に立てるよう頑張ります」とコメントした。

　写真＝新田目士長（左）と田中市長（３月31日、八尾市役所で）

　在日米海軍司令官ジェームズ・Ｄ・ケリー少将が４月７日、離任挨拶のため防衛省を訪問した。９日付で退任するケリー少将は、Ａ棟前で行われた栄誉礼・儀仗に引き続き、赤星海幕長を表敬した。その他、岸政務官、増田事務次官、折木統幕長らに離任の挨拶を行った。ケリー少将は2005年９月に着任、在任期間は約３年半に及んだ。後任にはリチャード・Ｂ・レン少将が就任する。

　写真＝和やかな雰囲気の中で行われた赤星海幕長への表敬

　防衛大学校の入校式が４月５日、同校記念講堂で行われた（＝写真左・中）。この春に入校したのは本科511名、理工学研究科前期課程58名、同後期課程９名、総合安全保障研究科前期課程11名、同後期課程６名。今年度から総合安全保障研究科で博士課程が増設された。式典では、はじめに岸信夫防衛大臣政務官が同校儀仗隊の栄誉礼を受けたあと、五百旗頭真（いおきべ・まこと）校長が各科学生をそれぞれ任命、これに対して各代表学生が宣誓・申告した。五百旗頭校長は式辞の中で、「これから始まる困難な試練を強制と感じるのではなく、大きな志ゆえに進んでそれに立ち向かい、そのための苦難を喜びとしてもらいたい」と新入生らを激励した。

　写真右＝入校式に引き続き、岸政務官を観閲官に迎え、同校陸上競技場で行われた観閲式

　平成21年度入省式が４月１日、防衛省Ａ棟講堂で行われた。今年度の�T種・�U種新規採用者は約140名。入省式では浜田防衛大臣からの訓示を受けたあと、増田事務次官から一人ひとりに辞令が手渡された。浜田大臣は訓示の中で「国の防衛は、国家存立の礎であります。諸君がそのような大きく、かつ重い責任を担いながら職務に取り組んでいることを常に意識し、今後業務に積極的に取り組まれるとともに、大いに活躍されることを心から祈念する」と述べた。

　写真左＝浜田大臣が新規採用者を前に訓示
　　　　中＝増田次官からの辞令交付
　　　　右＝採用代表者が宣誓

　油井２佐の見送り行事が春らんまんの３月31日、防衛省Ａ棟前儀仗広場で行われた。この日をもって防衛省・自衛隊を退官する油井２佐は、増田好平事務次官、外薗健一朗空幕長をはじめ高級幹部、職員多数を前に、自衛官として培ってきた精神、技量を活かして今後とも「国民に対して感謝の気持ちを忘れず精進していきたい」と挨拶。花束贈呈に続いて、油井２佐は増田次官をはじめ出席者と固く握手を交わしながらＤ棟付近に移動、最後に全職員の万歳三唱の声に送られ、国旗に敬礼して防衛省をあとにした。　

　写真＝防衛省・自衛隊の高級幹部の見送りを受ける油井２佐

　小平駐屯地観桜会が３月28日、小平学校ＯＢなど関係者多数を迎え、同駐屯地内で開催された。開会の辞に続いて、主催者の小平学校長兼駐屯地司令・榊枝宗男陸将補が「『花は桜木、人は武士』の心意気で、この桜の美しさをぜひ満喫してほしい」と挨拶。次いで、小平学校ＯＢ会「清武会」の藤本義人会長、地元選出の国会議員の隊員を激励する祝辞などが順次行われた。代表者による盛大な鏡割りに続いて乾杯の音頭とともに懇談が始まり、「国内外とともに緊張状態が継続している昨今、「さまざまの事思い出す桜かな」（松尾芭蕉）の心境で花見を楽しんだ。

　写真＝榊枝司令をはじめ代表者が盛大に鏡割り