11月20、21の両日に開催される「平成21年度自衛隊音楽まつり」一般公募の抽選会が14日、防衛省で警務隊員立会いのもと、厳正に実施され2万4800人分の当選が決まった。公募は往復はがきやインターネット等で約1ヶ月間行われ、応募総数ははがき7万7032通、メール1万7834通の計9万4866通にのぼった。
写真=隊員家族、来賓ら約600人の見送りを受けるなかソマリア・アデン湾に向け出港
派遣海賊対処行動水上部隊の3次隊が13日、海自横須賀基地からソマリア・アデン湾に向け出港した。部隊は第4護衛隊司令・中畑康樹1佐を指揮官に、司令部要員約30人、護衛艦「たかなみ」「はまぎり」の乗員ら約410人で編成。出港行事では、榛葉副大臣が「任務は大変緊張を強いられる困難なものになるだろうが、国民の大きな期待があることを十二分に自覚し、我が国の代表としてしっかりと任務に当たっていただきたい」と訓示を述べた。 今年7月6日から派遣されている2次隊の護衛艦「はるさめ」「あまぎり」は11月下旬に帰国する予定。写真=(左)出港報告する中畑1佐 (中)来賓から花束贈呈 (右)家族に挨拶しながら乗艦する隊員
航空部隊の1次隊は警戒監視飛行を74回、情報提供を約410回行うなど船舶の安全通航に大きく貢献した。福島1佐はインタビューで、「海賊行為を未然に防げたという観点から、海上交通の安全確保に部隊として非常に大きな成果があげられた」と話した(写真右)。 写真=(左)4ヵ月ぶりの家族との対面で、子供と触れ合う福島1佐
ソマリア・アデン湾で警戒監視などを行う海自派遣海賊対処航空隊1次隊(司令・福島博1佐)の帰国行事が12日、海自厚木航空基地で行われた。帰国行事では派遣隊員家族を含む約670人が出迎える中、福島1佐が「任務を完遂した大きな誇りと我々の活動を支えてくれた方々への感謝の気持ちを胸に帰国しました」と帰国報告。続いて杉本正彦自衛艦隊司令官は訓示で、アデン湾における活動について世界各国から高い評価を受けていると述べたほか、隊員に対しては「今回の行動で自らが果たしてきた役割と成果に大いなる誇りと自信を持ち、今後の勤務の資とするとともに、更に精強な部隊の練成に向けて前進する」よう要望した。 写真=(左)隊員を乗せたP−3C・2機を盛大に出迎える家族ら (中、右)来賓多数を迎えて行われた帰国行事
インドネシアに派遣された医療援助隊は5日11時20分(日本時間)、パリアマン市の北東約15kmにあるクドゥ・ガンティン村で医療援助活動を開始した。医療援助隊が診た患者数は6日までに178名。
スマトラ沖地震に対して派遣された自衛隊員が4日、スカルノ・ハッタ空港に到着した。9月30日に発生したインドネシア西スマトラ州パダン沖地震を受けて、北澤大臣は3日に派遣準備を指示。翌4日に調査チーム約30名が被災地入りし、調査活動と関係機関との調整が行われた。 写真=(左)スカルノ・ハッタ空港に到着、現地人の協力を得て荷物を移動する隊員 (右)空港で国家防災庁による荷物点検
ソマリア沖・アデン湾で警戒監視を行う派遣海賊対処行動航空隊のP−3C哨戒機2機が5日、隊員32名を乗せて海自那覇航空基地から出国した。6月から活動している1次隊の交代要員として派遣される2次隊は、海自第5航空群と陸自中央即応連隊を基幹に約150名で構成。約50名はすでに現地に入り、約70名は7日に那覇空港から出国する。航空隊指揮官の浅岡哲史1佐はインタビューで、「我が国の海上交通の安全確保の一翼を担うものであるとの強い意識をもって、派遣水上部隊と緊密に情報交換を実施しつつ、国民の皆様の負託にお応えできるよう、与えられた任務を全力で遂行する」と抱負を語った。 写真=(左)帽振れで派遣隊員の見送り (右)出国行事で自衛艦隊司令官が訓示
北澤俊美防衛大臣が2日、赤星慶治海幕長、金澤博範官房長を伴い、海自横須賀地区を初度視察した。この日は雨天のため、北澤大臣は護衛艦「ひゅうが」の格納庫内で海自儀仗隊の栄誉礼を受け、巡閲したあと、現状報告を受け、艦橋や飛行甲板などを順次視察した。次いで、潜水艦なども視察したあと、隊員を前に訓示に臨み、「旺盛な士気と優れた能力をもって職務に精励するよう」激励した。 写真=(左)艦橋で幹部から説明を受ける北澤大臣 (右)視察の終え、隊員に訓示
防衛省発令派遣海賊対処行動航空隊司令の兼補を解く(第3航空隊隊長兼海賊対処行動航空隊司令) 1海佐 福島 博兼ねて派遣海賊対処行動航空隊司令(第5航空隊副長) 1海佐 浅岡 哲史(10月8日)