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自衛隊ニュース   1115号 (2024年1月15日発行)
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新年のご挨拶を申し上げます
防衛省高官、先任 年頭メッセージ

統合幕僚長 吉田圭秀陸将

〜時代の責任を果たす〜

 謹んで新年のお慶びを申し上げます。
 平素より自衛隊に対する深い御理解と御厚情を賜り、心より御礼申し上げます。
 一昨年から始まったロシアによるウクライナへの軍事侵略に引き続き、昨年十月、ガザ地区におけるハマスとイスラエルの軍事衝突が勃発しました。
 欧州及び中東における戦火を、インド太平洋地域に波及させないために、我が国及び日米同盟の抑止力・対処力を強化するとともに、インド太平洋地域に同盟国・同志国を結集する必要があり、その最前線にある我が国は、正に正念場の時代に入ったと感じています。
 本年も統合幕僚監部は、当面の作戦任務を完遂するとともに、将来に向けた統合運用態勢の抜本的強化を進めて参ります。
 当面の作戦の完遂については、警戒監視・情報収集、対領空侵犯措置、ミサイル対処、在外邦人等輸送、災害派遣、海賊対処やPKO等の国際任務などを、「複合事態が常態化」する中、大局観を持ちながら完遂して参ります。
 統合運用態勢の抜本的強化については、(1)戦略レベルと作戦レベルの融合、(2)防衛力整備と防衛力運用の融合、(3)統合・日米共同・多国間連携・省庁間協力の融合の三つの「融合アプローチ」を推進し、国家防衛戦略で示された「二〇二七年度までに我が国が主たる責任をもって、我が国への侵攻を阻止・排除できるように防衛力を強化する」という目標達成に寄与して参ります。
 特に、本年の焦点は、令和六年度末に新設される常設の統合司令部の準備であり、平時から有事までシームレスに領域横断作戦を遂行できる体制を構築し、新設と同時に実効的に運用開始できるよう、全力で準備を推進して参ります。
 統合幕僚監部は、本年も、我が国を取り巻く波濤を超えて、統合運用態勢の抜本的強化に邁進し、「時代の責任を果たす」ことをお誓い申し上げますとともに、皆様にとって心穏やかな一年になるよう心からお祈り申し上げ、年頭のご挨拶と致します。


統幕最先任 甲斐 修准空尉
 防衛ホームをご覧の皆様、明けましておめでとうございます。
 昨年は、終わりの見えないロシアによるウクライナ侵略並びに、我が国周辺においても、中国、北朝鮮、ロシアが軍事力を増強しつつ軍事活動を活発化し、戦後、最も厳しく複雑な安全環境に直面しております。防衛省自衛隊は、本年も引き続き領土、領海、領空を断固として守り抜くため、いついかなる時も着実に任務を果たし、国民の負託に応えてまいります。
 私は、統幕最先任として、これからも全国各地で日夜任務に取り組んでいる隊員を掌握し、より一層の統合マインドの醸成に取り組む所存です。
 また、陸自、海自、空自及び諸外国軍の各最先任等と密接に連携して准曹士レベルでの関係強化を図り、円滑な統合運用、共同作戦の基盤作りに寄与すべく、引き続き努力してまいります。
 本年も防衛省自衛隊の隊員に対するご支援、ご協力をお願い申し上げます。

陸上幕僚長 森下泰臣陸将

〜「強靭な陸上自衛隊の創造」の実現に向けて〜

 明けましておめでとうございます。平素より陸上自衛隊に対する深いご理解とご厚情を賜り、心より御礼申し上げます。
 昨年は、我が国が戦後最も厳しく複雑な安全保障環境に直面する中、防衛力の抜本的強化に係る各種取組を着実に実行するとともに、日米共同指揮所演習を日米豪による多国間演習に発展させるなど、日米同盟による抑止力・対処力の強化及び同志国との連携強化を図り、地域の平和と安定に寄与してまいりました。
 本年、陸上自衛隊は、日々任務にまい進し、防衛力の抜本的強化に係る取組をより一層推進してまいります。また、同盟国・同志国との防衛協力等の更なる拡充を図るとともに、陸上自衛隊最大規模の実動演習である陸上自衛隊演習を3年ぶりに実施するなど、各種事態に対応できる実力を積み重ねてまいります。
 昨年は大きな事故等により、国民の皆様には多大なるご心配とご迷惑をおかけしました。大切な仲間を失うつらく悲しい事故を二度と起こさぬよう、私自身が先頭に立ち、教育訓練等における安全管理を徹底してまいります。また、国民の皆様に信頼していただける陸上自衛隊であるために、隊員個々の人格を尊重し、ハラスメントを一切許容しない組織風土を醸成して、全隊員が安心して任務にまい進できる組織を目指します。
 今日我々の流す汗が、この先未来の我が国の平和と安定に直結するとの矜持(きょうじ)の下、日々溌溂(はつらつ)と、その職責を全うすることをお誓い申し上げますとともに、皆様にとって心穏やかな一年になるよう心からお祈り申し上げます。


陸上自衛隊最先任上級曹長 村脇正伸准陸尉
 防衛ホーム読者の皆さま、新年おめでとうございます。
 昨年、「自衛隊音楽まつり」は、コロナ前と同じ規模で開催することができました。多くの方にご来場いただき、出演者は、喜びと達成感を感じることができたと思います。特に、防衛大学校儀仗隊は4年ぶりの参加となり、学生達は披露する喜びを感じ、士気高揚につながったのではないかと思います。
 さて、自衛隊は現在、防衛力の抜本的な強化に取り組んでいます。陸自における防衛力の源は隊員であり、部隊にあります。我々隊員一同は、部隊行動の基礎である「団結・規律・士気」に立ち返り、自ら考え積極的に職務を遂行することにより、国民の期待に応えていきたいと思います。
 結びに、陸自に対するご理解とご協力をお願いするとともに、読者の皆様が笑顔で幸せな一年になることを祈念し、新年の挨拶とさせていただきます。

海上幕僚長 酒井 良海将
 謹んで新春のお慶びを申し上げます。
 旧年中賜りました数々の御支援、御厚情に対し、海上自衛隊を代表しまして心より御礼申し上げます。
 我が国を取り巻く安全保障環境は一層厳しさを増し、ロシア、中国、北朝鮮の活動活発化及び相互の連携強化が大きな懸念となっています。また、ウクライナやイスラエル情勢に見られるように、武力紛争は依然として絶えません。
 かかる情勢下、海上自衛隊は、昨年もインド太平洋の広大な海域に部隊を展開し、望ましい安全保障環境の構築をリードするとともに、常時継続的な警戒監視、弾道ミサイルへの警戒に万全の態勢をもって取り組んできたところです。令和6年も海上自衛隊は、平素からの活動を不断に継続しつつ変革を着実に推進して参ります。
 特に、同盟国・同志国との関係深化、関係省庁との連携強化を図るとともに、必要な装備品及び弾薬の調達、可動率の向上、新興技術の研究開発及び装備化、要員養成等を着実に進め、ロジスティクスや人的基盤を含む海上防衛力を強化して参ります。さらに、ハラスメントを一切許さない組織としてその根絶に万全を期すとともに、募集、採用及び就職援護の取組強化等の人的施策を促進して参ります。
 以上のように、海上自衛隊は今後とも「自由で開かれたインド太平洋」の実現に資するため、国際情勢の荒波に立ち向かいこれを乗り越えていくべく、隊員一丸となって力を尽くして参りますので、本年も変わらぬ御支援を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

海上自衛隊先任伍長 北口武史海曹長
 防衛ホーム読者の皆さま、新年あけましておめでとうございます。
 昨年12月に第7代海上自衛隊先任伍長に指定された北口曹長です。
 昨年は先任伍長制度発足20周年事業の一環として、西太平洋海軍シンポジウム上級下士官会同を日本(海上自衛隊)が主催しました。19か国の代表上級下士官が集い、我が国周辺の安全保障環境への理解を深め多国間協力を推進する土台を構築するとともに、次世代を担う人材育成等に係る情報交換を実施し、下士官レベルでの協力・信頼を醸成する等、次のステージへ歩を進める1年となりました。
 そして本年は先任伍長一同更なる関係強化を図り、隊員一人ひとりが、自覚と誇りをもって任務に邁進できるよう最善の環境づくりに尽力するとともに、次世代を担う隊員づくりに取り組んで参ります。引き続き海上自衛隊の活動へのご理解とご協力の程、お願い申し上げます。
 最後に、全隊員及び隊員家族、並びに読者の皆さまにとりまして幸多き一年となりますよう、お祈り申し上げ新年のご挨拶とさせていただきます。

航空幕僚長 内倉浩昭空将
 防衛ホーム新聞社の皆さま、並びに防衛ホームをご愛読の皆様、謹んで新春のご挨拶を申し上げます。
 昨年、航空自衛隊は、令和4年に策定された「国家安全保障戦略」等に基づき、防衛力の抜本的な強化に取り組む最初の年として、航空防衛力の強化に取り組んでまいりました。また、同盟国である米国との相互運用性の向上だけでなく、フランス、イタリアとの国内における初の共同訓練、F-35戦闘機の初のオーストラリアへの展開訓練等、同志国との間でも連携強化にも尽力してまいりました。
 本年7月には、航空自衛隊は発足から70年の節目を迎えます。引き続き、「国家防衛戦略」に示された防衛力整備の7つの柱、すなわちスタンド・オフ防衛能力、統合防空ミサイル防衛能力、無人アセット防衛能力、領域横断作戦能力、指揮統制・情報関連機能、機動展開能力・国民保護、持続性・強靭性の獲得・強化に資するため、「強さと優しさを兼ね備えた航空自衛隊」という目標を掲げ、装備品の取得、体制の整備及び教育訓練の推進に一層のスピード感をもって取り組んでまいります。
 また、日米同盟の抑止力・対処力の強化のための訓練等を深化させるとともに、平素から、地域の共通の課題に対応し、様々な事態に対応できるよう、同志国等との連携を強化し、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に資する取組みを推進してまいります。
 防衛ホーム新聞社におかれましても、益々のご発展をご祈念申し上げます。
 結びに、本年が、皆様にとって、さらに夢と希望に満ちあふれ、幸多き年となることをお祈りしております。

航空自衛隊准曹士先任 高着弘康准空尉
 防衛ホームをご覧の皆様、明けましておめでとうございます。皆様におかれましては、輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 昨年は、防衛ホーム創刊50周年という輝かしい年でありました。本年もより素晴らしい一年となることを願います。
 さて、航空自衛隊は、各種任務を24時間365日、常続不断で空と宇宙の守りの主力として任務にまい進しています。また、航空自衛隊の隊員一人ひとりが置かれた場所において粛々と役割を果たし、持ち場を守っています。
 航空自衛隊准曹士先任として、他自衛隊及び諸外国軍の各最先任等と密接に連携して准曹士レベルでの関係強化を図り、円滑な統合運用、共同作戦の基盤作りに寄与すべく、引き続き努力を継続する所存です。
 今年は、航空自衛隊創設70周年を迎える年となります。本年も何卒、航空自衛隊に対するご支援、ご協力並びにご理解を賜りますようお願い申し上げます。

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