高い士気と誇りを持って働ける環境を整備。
厳しい現場で働く隊員こそ自衛隊の、日本国の宝。
新年明けましておめでとうございます。厳しい安全保障環境の中で、「国を守る」という共通の使命を果たすべく、この年末年始もそれぞれの持ち場で懸命に任務に当たる全ての隊員に対し、防衛大臣として心からの敬意と感謝を表したいと思います。
今年、防衛省・自衛隊は創設70周年を迎えます。敗戦後の独立回復直後の発足から70年が経つ中で、我が国、そして世界は大きく変わり、現在、世界は歴史の転換点にあるとも言われています。
こうした中で、防衛省・自衛隊は、いかなる事態にあっても国民の命と暮らしを守り抜くという重い責任を担っています。この責任を果たすため、防衛大臣として、防衛力の抜本的強化を速やかに実現すべく、隊員諸君の先頭に立って取り組んでいきます。
大臣着任以来、様々な部隊を視察してきていますが、その度に、防衛省・自衛隊は人の組織であり、防衛力の中核は自衛隊員であると強く感じます。だからこそ、隊員諸君が働きやすい環境を作ること、そして、これからの国防を担う優秀な人材を確保することは、私の使命であると思っています。
処遇の向上やハラスメント防止対策など、全ての隊員が高い士気と誇りを持って働ける環境を整備するため、全力で取り組んでまいります。
厳しい現場で働く隊員こそが自衛隊の、そして日本国の宝です。私はいかなる時も隊員と共にあります。本年も、防衛省・自衛隊に対する国民の高い期待と信頼に一層応えられるよう、一丸となって取り組んでいきましょう。 |