柔道の「グランドスラム東京2022」が12月3、4の両日、東京体育館で行われ、体校第2教育課柔道班から濱田尚里1陸尉と新添左季3陸尉の2人が出場。新添3尉が女子70キロ級で金メダル、濱田1尉が同78キロ級で銀メダルを獲得した。
新添3尉は危なげなく勝ち上がり準決勝、東京五輪代表のベネズエラ人選手に内股で一本勝ち。同代表のオーストラリア人選手との決勝も、巧みな組み手から前後、内外と多彩な足技を狙い終了間際、膝車で一本を奪った。
全4試合を一本勝ちする圧倒的内容で優勝した新添3尉。試合後、「次のワールドマスターズで勝ち切って世界選手権の代表をつかみ取りたい」と決意を新たにした。
東京五輪金メダリストの濱田1尉は準決勝、ドイツ人選手に開始早々、小内刈りで技ありを奪いそのまま抑え込んで合わせ一本勝ち。日本人対決の決勝は、ゴールデンスコア(延長戦)に入り、相手の大外刈りを腹ばいで防いだが腕を決められたまま抑え込まれ、一本負けを喫した。
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