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1056号 (2021年8月1日発行) |
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東京2020 オリンピック パラリンピック
支援団編成完結式
陸自7000名、海自160名、空自約1300名等で編成 |
朝から30度を越す猛暑日となった7月18日、陸上自衛隊朝霞駐屯地(東京都練馬区)で、「東京2020オリンピック・パラリンピック支援団編成完結式」が行われた。これは公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会からの依頼により、(1)国旗等掲揚協力 (2)射撃競技場における医療サービスへの協力 (3)自転車競技における救急搬送への協力 (4)セーリング競技における海上救護への協力 (5)会場内外の整理への協力 (6)アーチェリー競技、射撃競技及び近代五種競技における運営協力 を実施するために陸自約7000名・海自約160名・空自約1300名で編成されたもの(この他に管理支援要員約240名、セーリング競技の救護支援で海上自衛官が約50名)。支援団長は、東部方面総監部幕僚副長・安田百年陸将補が務める。また自衛隊はこの他に、「大会セキュリティ基本戦略」を踏まえて(1)競技会場周辺を含む我が国上空及び周辺海域の警戒監視 (2)大規模自然災害等が発生した場合の被災者救援支援 (3)サイバーセキュリティ対策の任務にも従事する。
支援団編成完結式には、吉田圭秀陸上幕僚長、山村浩海上幕僚長、井筒俊司航空幕長、石川武内局報道官、徳永勝彦陸幕監理部長、小野塚貴之東方総監、青木誠同幕僚長、安田百年幕僚副長(行政)、白川訓通幕僚副長(防衛)が陪席。続いて行われた隊旗授与式で支援団旗が岸信夫防衛大臣から安田支援団長に渡された。岸大臣は「新型コロナウイルスの影響で、大会はかつてない形で行われるが、誇りと責任を感じ任務に当たって欲しい」「支援を確実に実施し選手が存分に能力を発揮できる大会にすることに尽きる」などと訓示した。 |
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ブルーインパルス 展示飛行 ! |
7月23日オリンピック開会式当日、航空自衛隊のブルーインパルスが飛行し華を添えた。
飛行経路は発表されていたため、ベストショットを求めて、多くの人が動いていた。そしてブルーインパルスが見えてくると…「おぉ??」「カッコいい!」「来た来た!」「マジやばい!」「感動!」etc。
ブルーインパルスが所属する松島基地の第11飛行隊長は、「無事に任務を達成でき、大きな充実感に包まれている。皆様に少しでも空を見ていただく時間をプレゼントできればという思いで飛行した。ご声援ありがとうございました」「選手の方々におかれましては、これまでの準備に費やされた過程に敬意を表するとともに、試合において最高のパフォーマンスを発揮できるよう祈念いたします」などとインタビューに答えた。 |
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