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955号 (2017年5月15日発行) |
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日印防衛相会談
共同訓練、防衛交流を推進 |
5月8日、稲田朋美防衛大臣は、アジア開発銀行年次総会のために訪日中のアルン・ジャイトリー財務大臣兼国防大臣兼企業大臣と日印防衛相会談を行った。日印防衛相会談は約2年ぶりの開催となる。
冒頭、稲田大臣から「日本とインドは価値観と戦略的な利益を共有する「特別な戦略的グローバルパートナー」である」と述べ、防衛当局間のあらゆるレベルで幅広い分野の協力と交流を実施していることを歓迎した。ジャイトリー大臣も「自衛隊と軍との間で防衛協力、交流が進んでいることに満足をしている」と述べた。
会談では、日米印3ヵ国による海上共同訓練「マラバール2017」(インド洋、7月で調整中)をはじめ、共同訓練や各種部隊間交流について今後も積極的に推進していくことを確認。また防衛装備・技術協力については、インドが関心を示す海自の救難飛行艇USー2を含めて両国間の議論を進展させる方針を確認した。
また北朝鮮問題では稲田大臣が「朝鮮半島の安定と非核化が国際社会の重要な課題であり、インドを含めて国際社会の連携が不可欠だ」と述べると、ジャイトリー大臣もそれに同意をした。 |
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