自衛隊栃木地方協力本部(本部長・奥村晶一1陸佐)は、9月21日、非常勤隊員を対象に自衛隊体育学校及び防衛省(市ヶ谷)の部隊研修を実施した。栃木地方協力本部は総員76名のうち7名が非常勤隊員で、その中の4名が全く自衛隊を知らない一般からの採用であり、防衛省・自衛隊を研修し、知見を広めることによる戦力化を目的として計画したものである。
午前中は自衛隊体育学校を研修し、リオオリンピック銅メダリストの荒井選手と記念撮影をしたのち、資料館見学及び各施設で自衛官アスリートの練習を見学した。
市ヶ谷では、始めに陸上幕僚監部募集・援護課を訪問し、募集、援護の現状や非常勤隊員の賃金などについて説明を受け、知識の向上を図った。
その後隊員食堂で昼食ののち、「市ヶ谷台ツアー」に参加し、国賓を迎える儀仗広場や市ヶ谷記念館等を見学した。
参加者からは「普段働いている地本の上級部隊がどのような業務を行っているかを学べ、自衛隊の組織力の高さを知ることができました」との意見があった。
栃木地本は、今後もこのような研修を計画し、非常勤隊員の戦力化を図っていく所存である。 |