|
|
929号 (2016年4月15日発行) |
|
|
家族支援協定締結式
〈東千歳〉
隊員が職務に専念できる態勢を構築 |
3月14日、東千歳駐屯地で「家族支援協定締結式」(締結者‥東千歳駐屯地(司令・沖邑佳彦陸将補)、北千歳駐屯地(司令・徳川泰久陸将補)、全国自衛隊父兄会千歳支部(支部長・本宮輝久)、隊友会千歳支部(支部長・菊池伯))が行われた。
東千歳駐屯地隊員の約80%(北千歳は約60%)が千歳市在住で、大規模災害時等における派遣隊員の留守家族支援の実行性向上に当たり、関係部外団体等との連携の具現化、家族支援施策の推進を図るもので、父兄会千歳支部及び隊友会千歳支部と連携した家族支援態勢を平素から構築することが目的だ。支援内容は留守家族の安否確認、生活・介護支援、激励及び相談、子供の一時預かり及び緊急登庁支援とする。
沖邑司令は「災害派遣時等の際、隊員が職務に専念できる環境が整ったことを大変嬉しく思います」、徳川司令は「隊員は家に残した家族を心配しており、こうした不安を除去していく上で心強い」とそれぞれ協定締結への期待を述べた。また、本宮氏は「今後も実効性のある協力態勢を築くために綿密に連絡を取っていきたい」、菊池氏は「現役隊員の役に立ちたいという願いが叶った」と感想を語った。
今後も四者間での共同訓練等を通じて、支援内容の更なる具体化を含め実行性の向上を図っていく。 |
|
Home |
|
|