1月19日、中谷元防衛大臣が南スーダン共和国ジュバ市のUNトンピン内にある日本隊宿営地(派遣施設隊第7次要員・隊長・西村修1陸佐)を視察した。
19日午前ジュバ空港に到着、当初、南スーダン政府のビルファム駐屯地を訪れ、南スーダンの国防大臣と会談、「これからの日本と南スーダンの両国関係」について話した。
その後、日本隊宿営地に到着し、儀じょう隊長(富野3陸佐)以下50人の儀じょうを受け、派遣隊員との記念撮影を行い、西村隊長による状況報告を受けた。その後、派遣隊員との昼食会、宿営地内を視察した。続いてUNMISS軍事部門司令官(ヨハネス・テスファマリアム中将)と意見交換を実施し、「これからの日本隊を含めたUNMISS活動」について話した。派遣隊員に対する訓示においては、「遠く離れたアフリカの地において日の丸を背負って、国際平和協力に従事している精強な諸君の姿を目にし、大変心強く、頼もしいと感じる。どんな場面においても強い責任感と緊張感を持ち、これからも高い結束力を発揮し常に健康や安全に気を配る等の気持ちの余裕をもって任務に邁進し、素晴らしい活躍をしてくれることを期待する」と述べた。また、UN施設外における施設活動現場を視察、酷暑の中において活動する隊員に対し、「厳しい環境の中大変だと思いますが、安全に気を付けて頑張ってください」と激励した。その後、イギリス・ロンドンにて開催される日英防衛相懇談会及び日英外務・防衛閣僚会合(2+2)に出席するため、南スーダンをあとにした。 |