昨年12月1日に待望の長男、煌希(こうき)が生まれた。この長男の誕生で3つの感謝の気持ちを感じた。
1つ目は妻、こずえへの感謝である。生まれる前の日まで家事を行い、分娩時に叫び苦しんでいる妻を見て泣きそうになっている私に「大丈夫だよ」と声をかけてくれ、生まれた後はクタクタになりながらも長男を抱きかかえ、ほほえんでくれた。そんな妻を見て幸せを感じたと同時に感謝の気持ちでいっぱいになった。
2つ目は息子の煌希への感謝である。身長50センチ、体重3155グラムの標準ではあるが、生まれた時は小さく弱々しく感じた。しかし第一声の泣き声はすごく大きくて、感動し涙が出たと同時に父親としての自覚が芽生えた。「生まれてくれてありがとう」と感謝したい。
3つ目は周囲の方への感謝である。私と妻の親にはもちろんであるが、特に中隊の方々に感謝している。予定日を過ぎ、心配している私にアドバイスをしていただき、また生まれた日はお祝いの言葉をいただくなど、気遣っていただいた。こんなにも私のことを思ってくれているのだと思うと涙が出そうになった。
このように私は泣き虫であるが、この3つの感謝を忘れずに妻と息子を守る覚悟と、中隊との絆を大事にして日々精進していきたい。 |