平成22年度優秀自衛隊地方協力本部表彰式が6月15日、防衛省で実施された。これは全国50コ地本の中から、募集、援護、予備自衛官などの活動において、この1年間で特に好成績を収めた地本を選び表彰するもの。第1級賞状は北澤俊美防衛大臣が3コ地本長に、第2級賞状は火箱芳文陸幕長が10コ地本長に、それぞれ賞状と副賞を授与した。
【第1級賞状授与式】
第1級賞状授与式は大臣室で行われ、中江公人事務次官、火箱芳文陸幕長、杉本正彦海幕長、長島修照空幕副長(空幕長代理)、徳地秀士内局人事教育局長が陪席する中、北澤大臣が宮城(本部長・吉見隆1陸佐=北畠彰副地本部長代理出席)、三重(本部長・佐藤正典1陸佐)、福岡(本部長・山中洋二1陸佐)の3コ地本に、それぞれ1級賞状と記念品を授与した。次いで、北澤大臣は陪席者とともに3コ地本代表者と懇談し、募集・援護・予備自衛官の日頃の業務に加え、東日本大震災における自衛隊の窓口としての活動に対し、労をねぎらった。
【第2級賞状授与式】
第2級賞状授与式は渡部悦和陸幕副長、松村五郎陸幕人事部長、園田直紀海幕人計課長(海幕人教部長代理)、杉山良行空幕人教部長、蛭川利幸陸幕募集・援護課長が陪席する中、陸幕長室で行われた。火箱陸幕長は札幌(本部長・阿部知己1陸佐)、福島(本部長・安田孝仁1陸佐)、茨城(本部長・大池孝志1陸佐)、栃木(本部長・新田栄二1陸佐)、静岡(本部長・柏瀬静雄雄1空佐)、愛知(本部長・小林秀人1陸佐)、京都(本部長・石田裕1陸佐)、奈良(本部長・佐々木正人事務官)、鳥取(本部長・住谷正仁1陸佐)、宮崎(本部長・林英治1空佐)の10コ地本長一人ひとりに労いの言葉をかけながら2級賞状と記念の楯を授与した。陸幕長は「各地本が達成した成果は、地本長を核心として、全部員が一丸となって成し遂げたもの。募集・援護・予備自衛官の各業務ともに、厳しさを増す環境の中、今回の受賞を誇りとして、引き続き、任務に邁進してもらいたい」と話した。 |