愛知地本(本部長・小林秀人1陸佐)は11月21日、即応予備自衛官雇用企業主等5社5名を招き、豊川駐屯地と愛知県高山射場で第49普通科連隊による連隊集中訓練の見学を実施した。
参加者は、はじめに豊川駐屯地で連隊長から概要説明を受け、その中で訓練で学んだ救急法により人命救助した即応予備自衛官の話を聞き感心した様子を見せた。その後、野外炊事コンテストで審査員として参加。いずれも甲乙つけがたい味に舌鼓を打ちながら、参加者同士でも評価の話で盛り上がるなど打ち解けていた。また、初めて見る炊事車に興味津々で、「雨が降った時はどうするのか」「一度に何人分の炊飯ができるのか」などの質問が相次いだ。続いて高山射場において、小火器射撃競技会を見学した。参加者は、当初射場の雰囲気に圧倒されながらも自社隊員の射撃では、双眼鏡を握り締め、食い入るように的の弾痕を見つめていた。また、射撃を終えた社員との面談では射撃成果の話や訓練の労をねぎらっていた。参加者は初めて踏み入れた射場での緊張感ある射場と即応予備自衛官である社員の頼もしさを実感したようだった。
愛知地本は、今後もこのような見学を引き続き行って即応予備自衛官及び雇用企業のさらなる獲得・拡大に努めていくとしている。
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