航空自衛隊南西航空混成団(司令・山川龍夫空将)は7月23日、実爆を伴なう滑走路復旧訓練を陸自日出生台演習場で実施した。
山川司令を統裁官に、参加人員等は南施隊司令・幸森登美男2佐以下約290名、土木建築用重機約40両で、北空、中空、西空の各方面隊がこれを支援した。
訓練は、模擬滑走路(縦25m×横50m)の地中に埋設した500ポンド爆弾2発を同時に爆破することから始まった。轟音とともに生じた弾痕の大きさは直径約8メートル、深さ約2メートルもあり、部隊は素早く滑走路の被害状況を調査するとともに重機を使って飛散した土砂や浮き上がったコンクリートを除去し、トラックで弾痕を埋めていった。
最後に、FFMマットなどを敷設、訓練を終了した。
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