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クウェートへの手紙
自衛隊ニュース   2008年4月15日号
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幹部自衛官の道目指す 防大56期入校式
五百籏頭校長「輝かしい21世紀再興の担い手に」
56期生や父兄、関係者を前に江渡副大臣が儀仗隊の栄誉礼を受ける(4月5日)
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 防衛大学校(神奈川県横須賀市)の本科第56期学生、理工学研究科前期課程第47期、同後期課程第8期及び総合安全保障研究科前期課程第12期学生の入校式が穏やかな春の日差しに恵まれた4月5日、同校記念講堂で行われた。今期入校者数は、本科468名(理工学367、人文・社会科学87、留学生14、うち女子43)、理工学研究科前期課程53名(自衛官41、事務官等5、留学生7、うち女子1)、同後期課程9名(自衛官7、事務官等1、留学生1)、総合安保研究科前期課程21名(自衛官16、事務官等1、他省庁等1、留学生3、うち女子2)の計551名。

 午前10時、防衛省・自衛隊の高級幹部、各国駐在武官、来賓ら多数が陪席する中、江渡聡徳防衛副大臣が臨場、同校儀仗隊の栄誉礼を受けた。全員で国歌を斉唱したあと、五百籏頭眞(いおきべ・まこと)校長が登壇、各科・課程の学生をそれぞれ任命した。これに対して、各代表学生がそれぞれ力強く宣誓、申告した。
 五百籏頭校長は式辞の中で、昨今の国内外の厳しい情勢下、ますます高まる自衛隊の任務について触れながら「輝かしい21世紀の再興の担い手となるよう」また「防大1学年という革命の日々を乗り切って洋々たる未来へ向かうよう」要望した。次いで、江渡副大臣が「高い志を持って勉学に訓練に精励し、同期の絆を培い、充実した学生生活を送るよう」訓示した。最後に、加藤耕司海幕副長が4年間の学生生活の中で「日本だけでなく世界に目を向けた幅広い見識とリーダーシップの修養を念頭に置いて、幹部自衛官としての基盤を確立するよう」祝辞を述べ、式を終了した。

観閲台両脇に新入生が整列する中、在校生が国旗を先頭に堂々の観閲パレード
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F―15が3機編隊で祝賀飛行
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 引き続き、場所を陸上競技場に移して、江渡副大臣を観閲官に迎え、観閲式が行われた。国旗入場・国旗に対して敬礼、巡閲に続いて上空にF―15が3機編隊で祝賀飛行。次いで、陸自中央音楽隊を先頭に在校生が来賓や新入生の前を威風堂々と観閲パレード。観客席から大きな拍手が送られた。
 最後に、防大儀仗隊が華やかなドリル演技を披露し、観閲式を終了した。
満開の桜の下で父兄らとともに観閲行進を見守る新入生
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防大儀仗隊がドリル演奏の中で空砲を放ち、入校を祝った
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