第1師団(師団長・青木勉陸将)改編および創立40周年・練馬駐屯地(司令・橋本和夫陸将補)創立51周年記念行事が4月14日練馬駐屯地で行われた。この日は好天の中、家族連れなど9000人を超える人が駐屯地を訪れた。青木師団長は訓示で、7都県の防衛・警護にあたる第1師団がこの春、第1科学防護隊と第1特科隊の新設など陸自として初めて「政経中枢師団」として改編されるとともに、即応予備自衛官制度が導入されたことに触れ、「それぞれの立場・役割を認識し、あらゆる任務を達成出きる体勢を日頃から常に確立させておくことが重要」と強調した。
野外観測支援など任務多岐に
4月13日、第43次南極地域観測協力で派遣された、海上自衛隊の砕氷艦「しらせ」(艦長・石角義成1佐以下174名)の帰国式典が東京港晴海埠頭で行われた。同艦は昨年11月に出航して以来、約5ヶ月ぶりの帰国となる。 今回の支援協力では63名の観測隊員を搬送(往復共)するとともに輸送された物資は、往路で1,100tに及ぶ。また、復路では、昭和基地で出た廃棄物などの持ち帰り物資、約275tが南極より日本に里帰りした。
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