防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   1035号 (2020年9月15日発行)
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防衛省・自衛隊 地方協力本部

男子禁制!女性限定イベント
ガールズトーク
<旭川>
 旭川地方協力本部(本部長・二瓶惠司1陸佐)は8月22日、旭川市内のホテルで3回目となる女性限定イベント「自衛隊ガールズトーク」を開催した。
 イベントは、女性自衛官の活躍を紹介することで自衛隊を職業として認識・理解してもらうことを目的として実施し、管内の高校生や社会人の女性23名が参加した。ホール内の運営スタッフも全て女性で構成し、女性広報官による自衛隊の仕事説明、陸・海・空女性自衛官を交えてのグループ懇談、制服紹介、動画鑑賞を行い、各テーブルでは女子会らしく和やかに、会話が弾んでいた。
 また、今回は女子力UP講座として旭川市内で美腸整体サロンを営んでいる「Life on」から部外講師を招き「美腸セルフケア講座」を開催し、内臓から元気になる方法を受講した。
 参加者からは「とても楽しい企画」、「楽しかった。女性自衛官と話せて自衛隊の魅力が分かりました」、「制服が可愛い」、「付き合いで参加したが自衛官に興味を持った」などの声が聞かれた。また、参加した女性自衛官からは「企画はとても良かった。参加者に現役自衛官の生の声を伝える事ができて満足です」「懇談時間が短く感じるほどトークが盛り上がった」と感想が聞かれた。参加者から質問が多かったのは、給料、隊内生活、休日、彼氏が出来るか?などで、女子特有のトークで瞬く間に終了時間を迎え成功裏にイベントを終えた。

人知れぬファンからのプレゼント
目標達成への活力に!
<鳥取>
 8月19日のお昼前、鳥取地方協力本部(本部長・村岡正智1空佐)のある鳥取第1合同庁舎6階のエレベーターホールに「自衛隊鳥取地方協力本部様」と書かれた紙袋が置かれていた。
 人知れず、いつの間にか置かれていたものを総務課の職員が通りかかった際に見つけて恐る恐る広報班へ持っていき、みんなで袋の中を覗き込んだところ2つのケースが入っていた。
 それはそれは不発弾を処理するかの如く、袋の中から出したところ小さなブロックで作られた1両の戦車が木陰で警戒する様子と油圧ショベルとドーザーが整地を行う様子が描かれた透明なケースが出てきた。贈り物の中には一筆箋が入っており、「自衛隊鳥取地方協力本部の皆様へ いつも私達の暮しを守ってくださり 有難うございます。」の一言が書かれていた。そこにはいつもツイッターで応援してもらっている方の名前が添えられており、本部長をはじめに鳥取地本の隊員にはうれしい出来事であった。
 鳥取地本では、今年はなかなか広報行事を行うことができず、ツイッター等で自衛隊の活躍を皆さんにお知らせすることで、県民の方々(全国のフォロワーを含む)との交流を行ってきた。実際にお顔を合わせることはなかったが、このような形で激励をいただいたことは募集最盛期に突入した地本部員の励みになり、今年度の目標達成への活力となった。

10式戦車の射撃に歓声
高校生らが研修
<大分>
 大分地方協力本部(本部長・井村昭利1陸佐)は、8月26日、日出生台演習場において西部方面戦車隊が実施する10式戦車射撃訓練研修に、自衛隊に関心をもつ高校生ら10名を案内して参加した。
 研修には大分地本の他、福岡、長崎、宮崎、熊本地本からも参加し、約60名の者が射場の南側の台上に集まった。普段は進入できない演習場に入り、これから戦車の射撃が行われるということもあり、参加者は、射撃に先立って行われた地形や射撃についての説明を緊張した面持ちで聞いていた。
 「状況開始」の音声が会場に響き、一コ戦車小隊の4両の戦車が小隊長の指揮の元、丘の稜線から独特のエンジン音とともに隊列を組んで進入し、実弾での射撃を実施した。戦車が射撃する景況、音、衝撃に、研修者から歓声が上がった。
 射撃終了後、研修者からは「戦車かっこいいですね。初めて見ました。実弾射撃は迫力がすごかったです」「今年はコロナの影響で夏休みのイベントがなかったので良い思い出ができました」「私も入隊して戦車に乗りたいです」などの感想が聞かれた。
 大分地本は、新型コロナウイルス感染下の中、今後も各部隊が実施する訓練等限られた募集広報の機会を十分に活用し、自衛隊の魅力を積極的にPRしていくとともに募集基盤の拡充を図っていく。

防衛大学学生が故郷で広報
<和歌山>
 和歌山地方協力本部(本部長・中尾京一防衛事務官)は、防衛大学校学生の支援を得て、8月10日に、和歌山地方協力本部庁舎において、8月17日には、和歌山信愛高校において防衛大学校等説明会を実施した。
 特に、防衛大学校第4学年の舟場学生による生の声は、参加した受験希望者等の、心に響くものがあり、防衛大学校の魅力を、十分伝える事ができたものと思う。参加者の一人からは「大勢の前で堂々と説明する舟場学生の姿に憧れました。防衛大学校に行って、自分も、舟場学生のような人になりたい」との言葉をいただいた。
 8月18日には舟場学生の母校である向陽高校を訪問し校長先生や恩師等に近況報告を行った。舟場学生の凛々しい制服姿と立ち振る舞いに、「教え子の成長ぶりを誇らしく思います」と先生方は目を細めながら言っていた。また、今回の帰郷広報に同行した担当広報官は「このように立派になった姿を、見ることができて、広報官冥利に尽きます」と、語っていた。
 和歌山地方協力本部は「今後も帰郷広報等を活発に活用し、現場の魅力を一人でも多くの方に届け、志願者獲得と共に、広報官の意識向上に努めたい」としている。

受験予定者と防大生が懇談
受験生目線で不安払しょく
<兵庫>
 兵庫地方協力本部(本部長・生田目徹1陸佐)は8月9日及び23日、神戸防災合同庁舎で防大受験予定者と現役学生の懇談を開催した。参加したのは、防大4年生2名・1年生1名(うち女子2名)と受験予定者のべ36名(うち女性6名)。
 初めに地本担当者から防大の概要や特色・教育システムについて説明するとともに、現役防大生から学生舎生活や校友会活動、受験経験談などを紹介した。続いて受験予定者と防大生が懇談。質疑応答や個別質問では防大生は親身に対応。受験者の目線に立ち、不安払しょくに努めた。両日とも、予定時間を大幅に超える充実した一日となった。
 受験予定者からは「受験に役立つアドバイスを聞くことができて良かった」「防大への入校意欲が増した」などの意見があった。兵庫地本は「受験者への気持ちは防大生と同じ。より多くの合格と入校に期待する」としている。

故郷の後輩達へ自衛隊をPR
<宮崎>
【内枦保舞陸士長 所感】
 私は、陸上自衛隊都城駐屯地第43普通科連隊に所属しており、6月2日から8月6日までの約2カ月間、宮崎地本都城地域事務所で臨時勤務することとなり、この間、学校説明会や街頭広報などの隊員の募集活動に参加させていただきました。入隊してから部隊での勤務しか経験の無い私は、この臨時勤務を通して、一般の方が意外と自衛隊について、良く知らないこと、また広報員が入隊希望者としっかり向き合い、入隊までの不安の解消に努めていることを知り、その光景を目の当たりにして募集業務がとても大変な仕事であることを初めて知ることができました。
 学校説明会で自分の母校に訪問した際も、学生時代にお世話になった先生方や入隊希望の後輩達に、自衛隊の良さを沢山話すことができ、人の前に立つことが苦手な私は、とても緊張しましたが、同時に貴重な体験を経験することができました。また、イオンモール都城駅前に開設した、サテライトブース内での勤務では、立ち寄ってくれた高校生達に自衛隊の多くの職種の説明、特に、教育隊等の説明では、「自衛隊は厳しい?」という先入観を少しでも解消してもらえるよう、意識して説明しました。学生さん達は、大変興味を持ってくれた様子で、「自衛隊に入隊して頑張りたいです」との言葉を聞いた時は、大変うれしく、やりがいも感じました。
 部隊に帰ってからもこの経験を生かして、頑張っていこうと思います。臨時勤務間、宮崎地本の皆様に大変お世話になりました。

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